西武ホールディングスのプレスリリース
2022年10月24日
各 位
株式会社西武ホールディングス
訪日外国人旅行者のお土産需要も見据え、更に販売箇所を拡大 ~日本の茶文化を手軽に持ち帰ることができる‟新たな日本土産の定番“に~
使用されなくなったタバコの自動販売機を利活用し、地域のお茶を販売 西武鉄道高田馬場駅、近江鉄道4駅および土山サービスエリアで 10月31日(月)より「Chabacco」の販売を開始します!
当社グループは、西武鉄道のターミナル駅の一つである「高田馬場駅」と、滋賀県にある近江鉄道の「彦根駅」「八日市駅」「貴生川駅」「近江八幡駅」の4駅、および、近江鉄道グループが運営する新名神高速道路の「土山サービスエリア」において、タバコサイズの箱にお茶の粉末スティックを入れた「Chabacco(チャバコ)」を本年10月31日(月)より販売開始します。
「Chabacco」は使用されなくなったタバコの自動販売機を利活用して販売しており、当社グループでは、2020年12月より伊豆箱根鉄道の3駅(三島駅・伊豆長岡駅・修善寺駅)、2021年9月より西武鉄道の所沢駅と本川越駅、同年11月より西武園ゆうえんち駅、西武秩父駅で販売を開始し、西武グループが販売する「Chabacco」としては、今回が関西エリアでは初の販売となります。
販売開始日の10月31日は「お茶の日」とも言われており、かつて日本における臨済宗の開祖・栄西が宋から茶の種子と製法を持ち帰った日であることにちなんで、訪日外国人観光客の受け入れが再開された今、今度は逆に日本の茶文化を手軽に海外に持ち帰っていただく、新たな日本のお土産の定番となることを目指し、販売箇所を拡大いたします。
西武グループは日本でも有数の日本茶の栽培地3県(埼玉県、静岡県、滋賀県)を事業エリアとしており、今回販売する「Chabacco」においても、西武鉄道では、狭山茶の生産者として初めて天皇杯を受賞した(株)新井園の狭山茶を、近江鉄道グルーブでは、日本で15人(※2022年8月現在)しか存在しない日本茶業界の最高位「茶師十段」の資格を持つ、(株)マルヨシ近江茶の土山茶と朝宮茶を使用しております。日本茶業界では、生産者の高齢化や後継者不足、原料高によるコスト増等、生産面における課題とともに、ペットボトルの普及により、急須でお茶を淹れるシーンが減る等、若い世代への日本茶文化の浸透が課題であるともされています。当社グループでは、地域のお茶を新しい形で地域のお茶を若い方や訪日外国人をはじめとするより多くの方に楽しんでいただくことにより、地域の茶の消費量の増加に寄与するとともに、使用されなくなったタバコの自動販売機を利活用することで、ロスを価値に変える循環型社会の実現の一端を担うことを目指しております。今後も、グループ内外と協働し、環境に配慮した事業活動を通じて、日本文化の啓発・発信に貢献してまいります。
1.販売概要
【西武鉄道】
「高田馬場駅」は、文教の街・学生の街として発展しており、現在も多くの学校が点在しています。その学生の皆さまに、思わず手に取ってもらいやすいようにパッケージは昭和レトロテイストな工夫を施しました。また、訪日外国人の方々が自動販売機大国の日本でお土産品として購入していただけるよう、洒落の要素も取り入れました。高田馬場駅では、従来の緑茶に加え玄米茶も用意し、パッケージを選ぶ楽しみに、飲み比べる楽しみを加えました。
(1)販売開始日時:10月31日(月)11:00A.M.
(2)販売場所:西武鉄道新宿線 高田馬場駅 3階JR線のりかえ口(改札内)
(3)価格:1箱600円 (税込み)(1箱に8本の粉末茶スティック内包)
高田馬場駅の自動販売機ラッピングデザイン
高田馬場駅で販売する商品パッケージ①
高田馬場駅で販売する商品パッケージ②
※西武鉄道株式会社商品化許諾済
【近江鉄道】【土山サービスエリア】
近江鉄道の4駅、および土山サービスエリアにおいては、パッケージに甲賀市を走る近江鉄道と信楽高原鐵道車両に、
「甲賀忍者」やマスコットキャラクターの「土山たぬき」のデザインをご用意し、地元の方はもちろん、甲賀市を訪れる国内外の旅行者のお土産にピッタリな一品に仕上げました。
(1)販売開始日時:10月31日(月)11:00A.M.
(2)販売場所:近江鉄道本線 彦根駅、八日市駅、貴生川駅(いずれも改札口)
:近江鉄道八日市線 近江八幡駅(改札口)
: 土山サービスエリア下り線風除室
(3)価格:1箱600円 (税込み)(1箱に8本の粉末茶スティック内包)
(4) 販売種類 :近江鉄道:デザインAのみ 土山サービスエリア:デザインAおよびB
土山サービスエリアの自動販売機ラッピングデザイン
(デザインA)近江鉄道で販売する商品パッケージ※近江鉄道株式会社商品化許諾済
(デザインB)土山サービスエリアで販売する商品パッケージ※信楽高原鐡道株式会社商品化許諾済
土山サービスエリアでの販売開始記念イベントについて
(1)日時 2022年10月31日(月) 11:00~12:00頃 ※なくなり次第、終了
(2)場所 土山サービスエリア下り線側風除室
(3)内容 Chabaccoスティック(1本)と、ミネラルウォーター(350mlペットボトル1本)をセットでお渡し(100名さま予定)
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況によっては、企画のすべてまたは一部の中止・変更が生じる可能性がございます。
2.西武グループにおけるChabacco販売の背景
西武グループにおける「Chabacco」の販売は、新規事業創造のための専門部署「西武ラボ」による、オープンイノベーションによる新規事業創出の場、「SWING OPEN」を起源としております。
狭山茶の産地である所沢で育ち、日頃から若い世代のお茶離れを危惧していた、西武ラボ担当者のお茶に対する強い思いから、プロジェクトが本格化しました。日本五代銘茶(朝宮、宇治、川根、本山、狭山)の栽培地のうち3県(滋賀県、静岡県、埼玉県)を事業エリアとしている当社グループでは、若者のお茶離れの課題解決に取り組むべく、2020年12月10日より、当社グループの伊豆箱根鉄道の3駅(三島駅・伊豆長岡駅・修善寺駅)において、その後西武鉄道の4駅(所沢駅・本川越駅・西武園ゆうえんち駅・西武秩父駅)において、若い世代でも「パッケージのかわいらしさ」や「SNS映え」を意識し、かつ洒落の利いたネーミングで気軽にお茶を楽しめる「Chabacco」の販売を開始いたしました。
また、近年喫煙者の減少にともない、全国に設置されているタバコの自動販売機も減少しており、2019年には約2万台※1のタバコの自動販売機が廃棄されているとされていました。そのようななか、当社グループでは、「ロス」だと思われていたものを、価値に変える「LOSS TO VALUE」プロジェクト(http://loss-value.com/)を推進しており、ロスを価値に変える循環型社会の実現の一端を担う役割としても、Chabaccoの販売に積極的に取り組んでいます。
※1 「たばこの自動販売機の年間廃棄台数」 日本自動販売システム機械工業会により出典。
<URL>https://www.jvma.or.jp/information/fukyu2019.pdf(2018年と2019年の普及台数の差より算出)
3.これまでの発表等について
【ニュースリリース】 2020年12月 伊豆箱根鉄道(三島駅・伊豆長岡駅・修善寺駅)で販売開始
【ニュースリリース】 2021年8月 西武鉄道(所沢駅・本川越駅)で販売開始
【ニュースリリース】 2021年10月 西武鉄道(西武園ゆうえんち駅)で販売開始
【ニュースリリース】 2021年11月西武鉄道(西武秩父駅)販売開始
4.西武グループ サステナビリティアクションについて
西武グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを「サステナビリティアクション」として推進しています。特に、事業を通して創造する社会価値として「4領域と12アジェンダ(重要テーマ)」を設定し、積極的に取り組んでいます。
詳細ページ https://www.seibuholdings.co.jp/sustainability/
各 位
株式会社西武ホールディングス
訪日外国人旅行者のお土産需要も見据え、更に販売箇所を拡大 ~日本の茶文化を手軽に持ち帰ることができる‟新たな日本土産の定番“に~
使用されなくなったタバコの自動販売機を利活用し、地域のお茶を販売 西武鉄道高田馬場駅、近江鉄道4駅および土山サービスエリアで 10月31日(月)より「Chabacco」の販売を開始します!
当社グループは、西武鉄道のターミナル駅の一つである「高田馬場駅」と、滋賀県にある近江鉄道の「彦根駅」「八日市駅」「貴生川駅」「近江八幡駅」の4駅、および、近江鉄道グループが運営する新名神高速道路の「土山サービスエリア」において、タバコサイズの箱にお茶の粉末スティックを入れた「Chabacco(チャバコ)」を本年10月31日(月)より販売開始します。
「Chabacco」は使用されなくなったタバコの自動販売機を利活用して販売しており、当社グループでは、2020年12月より伊豆箱根鉄道の3駅(三島駅・伊豆長岡駅・修善寺駅)、2021年9月より西武鉄道の所沢駅と本川越駅、同年11月より西武園ゆうえんち駅、西武秩父駅で販売を開始し、西武グループが販売する「Chabacco」としては、今回が関西エリアでは初の販売となります。
販売開始日の10月31日は「お茶の日」とも言われており、かつて日本における臨済宗の開祖・栄西が宋から茶の種子と製法を持ち帰った日であることにちなんで、訪日外国人観光客の受け入れが再開された今、今度は逆に日本の茶文化を手軽に海外に持ち帰っていただく、新たな日本のお土産の定番となることを目指し、販売箇所を拡大いたします。
西武グループは日本でも有数の日本茶の栽培地3県(埼玉県、静岡県、滋賀県)を事業エリアとしており、今回販売する「Chabacco」においても、西武鉄道では、狭山茶の生産者として初めて天皇杯を受賞した(株)新井園の狭山茶を、近江鉄道グルーブでは、日本で15人(※2022年8月現在)しか存在しない日本茶業界の最高位「茶師十段」の資格を持つ、(株)マルヨシ近江茶の土山茶と朝宮茶を使用しております。日本茶業界では、生産者の高齢化や後継者不足、原料高によるコスト増等、生産面における課題とともに、ペットボトルの普及により、急須でお茶を淹れるシーンが減る等、若い世代への日本茶文化の浸透が課題であるともされています。当社グループでは、地域のお茶を新しい形で地域のお茶を若い方や訪日外国人をはじめとするより多くの方に楽しんでいただくことにより、地域の茶の消費量の増加に寄与するとともに、使用されなくなったタバコの自動販売機を利活用することで、ロスを価値に変える循環型社会の実現の一端を担うことを目指しております。今後も、グループ内外と協働し、環境に配慮した事業活動を通じて、日本文化の啓発・発信に貢献してまいります。
1.販売概要
【西武鉄道】
「高田馬場駅」は、文教の街・学生の街として発展しており、現在も多くの学校が点在しています。その学生の皆さまに、思わず手に取ってもらいやすいようにパッケージは昭和レトロテイストな工夫を施しました。また、訪日外国人の方々が自動販売機大国の日本でお土産品として購入していただけるよう、洒落の要素も取り入れました。高田馬場駅では、従来の緑茶に加え玄米茶も用意し、パッケージを選ぶ楽しみに、飲み比べる楽しみを加えました。
(1)販売開始日時:10月31日(月)11:00A.M.
(2)販売場所:西武鉄道新宿線 高田馬場駅 3階JR線のりかえ口(改札内)
(3)価格:1箱600円 (税込み)(1箱に8本の粉末茶スティック内包)
高田馬場駅の自動販売機ラッピングデザイン
高田馬場駅で販売する商品パッケージ①
高田馬場駅で販売する商品パッケージ②
※西武鉄道株式会社商品化許諾済
【近江鉄道】【土山サービスエリア】
近江鉄道の4駅、および土山サービスエリアにおいては、パッケージに甲賀市を走る近江鉄道と信楽高原鐵道車両に、
「甲賀忍者」やマスコットキャラクターの「土山たぬき」のデザインをご用意し、地元の方はもちろん、甲賀市を訪れる国内外の旅行者のお土産にピッタリな一品に仕上げました。
(1)販売開始日時:10月31日(月)11:00A.M.
(2)販売場所:近江鉄道本線 彦根駅、八日市駅、貴生川駅(いずれも改札口)
:近江鉄道八日市線 近江八幡駅(改札口)
: 土山サービスエリア下り線風除室
(3)価格:1箱600円 (税込み)(1箱に8本の粉末茶スティック内包)
(4) 販売種類 :近江鉄道:デザインAのみ 土山サービスエリア:デザインAおよびB
土山サービスエリアの自動販売機ラッピングデザイン
(デザインA)近江鉄道で販売する商品パッケージ※近江鉄道株式会社商品化許諾済
(デザインB)土山サービスエリアで販売する商品パッケージ※信楽高原鐡道株式会社商品化許諾済
土山サービスエリアでの販売開始記念イベントについて
(1)日時 2022年10月31日(月) 11:00~12:00頃 ※なくなり次第、終了
(2)場所 土山サービスエリア下り線側風除室
(3)内容 Chabaccoスティック(1本)と、ミネラルウォーター(350mlペットボトル1本)をセットでお渡し(100名さま予定)
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況によっては、企画のすべてまたは一部の中止・変更が生じる可能性がございます。
2.西武グループにおけるChabacco販売の背景
西武グループにおける「Chabacco」の販売は、新規事業創造のための専門部署「西武ラボ」による、オープンイノベーションによる新規事業創出の場、「SWING OPEN」を起源としております。
狭山茶の産地である所沢で育ち、日頃から若い世代のお茶離れを危惧していた、西武ラボ担当者のお茶に対する強い思いから、プロジェクトが本格化しました。日本五代銘茶(朝宮、宇治、川根、本山、狭山)の栽培地のうち3県(滋賀県、静岡県、埼玉県)を事業エリアとしている当社グループでは、若者のお茶離れの課題解決に取り組むべく、2020年12月10日より、当社グループの伊豆箱根鉄道の3駅(三島駅・伊豆長岡駅・修善寺駅)において、その後西武鉄道の4駅(所沢駅・本川越駅・西武園ゆうえんち駅・西武秩父駅)において、若い世代でも「パッケージのかわいらしさ」や「SNS映え」を意識し、かつ洒落の利いたネーミングで気軽にお茶を楽しめる「Chabacco」の販売を開始いたしました。
また、近年喫煙者の減少にともない、全国に設置されているタバコの自動販売機も減少しており、2019年には約2万台※1のタバコの自動販売機が廃棄されているとされていました。そのようななか、当社グループでは、「ロス」だと思われていたものを、価値に変える「LOSS TO VALUE」プロジェクト(http://loss-value.com/)を推進しており、ロスを価値に変える循環型社会の実現の一端を担う役割としても、Chabaccoの販売に積極的に取り組んでいます。
※1 「たばこの自動販売機の年間廃棄台数」 日本自動販売システム機械工業会により出典。
<URL>https://www.jvma.or.jp/information/fukyu2019.pdf(2018年と2019年の普及台数の差より算出)
3.これまでの発表等について
【ニュースリリース】 2020年12月 伊豆箱根鉄道(三島駅・伊豆長岡駅・修善寺駅)で販売開始
【ニュースリリース】 2021年8月 西武鉄道(所沢駅・本川越駅)で販売開始
【ニュースリリース】 2021年10月 西武鉄道(西武園ゆうえんち駅)で販売開始
【ニュースリリース】 2021年11月西武鉄道(西武秩父駅)販売開始
4.西武グループ サステナビリティアクションについて
西武グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを「サステナビリティアクション」として推進しています。特に、事業を通して創造する社会価値として「4領域と12アジェンダ(重要テーマ)」を設定し、積極的に取り組んでいます。
詳細ページ https://www.seibuholdings.co.jp/sustainability/