野間埼灯台ポータル化実行委員会設立 〜野間埼灯台を核とした知多半島エリア活性化事業を推進〜 灯台一般公開、キッチンカー他「灯台の日」イベントを実施

海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース

美浜町の企業・自治体関係者らでつくる野間埼灯台ポータル化実行委員会は、「新たな灯台利活用モデル事業」(一般社団法人海洋文化創造フォーラム)の採択を受け、「野間埼灯台を核とした知多半島エリア活性化事業」を開始することといたしました。第一弾として11月5日(土)に「灯台の日」イベントを一般社団法人 美浜まちラボと共催で実施します。
本事業は、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していく「海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業」の一環です。

  • 「野間埼灯台を核とした美浜町エリア活性化事業」について

◎実施の背景:愛知県最古の灯台「野間埼灯台」について
美浜町のシンボル的な存在の野間灯台は正式名称を「野間埼灯台」と言い、大正10年(1921年)に設置された高さ18mの愛知県最古の灯台です。
2008年に改修工事が行われレンズがLEDに交換されたことで、光度が15000cdから590cdに、光達距離が約25kmから約15kmになりましたが、省電力化され災害にも強くなりました。
漫画で描かれるような典型的な灯台スタイルのため、その愛らしさが注目を集めています。最近では、カップルで訪れて、永遠の愛の絆を象徴する「南京錠」を、「絆の音色」というモニュメントにかけたり(南京錠は近くの『食と健康の館』にて販売)、「絆の鐘」を鳴らしたりするという、恋人たちにとって聖地のような場所としても有名になっています。
また近くにはベンチが設置してあるのでくつろぐこともでき、伊勢湾に沈む夕日と野間灯台の白亜のコントラストをゆっくり楽しむことができます。

「新たな灯台利活用モデル事業」の公募について情報を得た美浜町の企業・自治体関係者らは、野間埼灯台を知多半島エリアの活性化につなげようと、2022年7月、野間埼灯台ポータル化実行委員会を発足。「野間埼灯台を核とした美浜町エリア活性化事業」案をまとめ、応募したところ、2022年9月16日に採択されました。 

◎野間埼灯台ポータル化実行委員会コンソーシアムメンバー
・一般社団法人美浜まちラボ事務局
・美浜町
・美浜町観光協会
・株式会社JTB
・海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会(事務局:テレビ愛知株式会社)
・世界コスプレ文化普及協会(事務局:株式会社WCS)

◎2022年度の実施内容
1.野間埼灯台に関する調査研究
①現地調査、文献調査、ヒアリング調査(2022年9月~2023年3月)
②専門家視察による調査(2022年10月~11月)
③市民・観光客向けアンケート(2022年11月~2023年1月)

2.野間埼灯台活用事業の試験実施
①野間埼灯台オリジナルグッズ・グルメ開発
②野間埼灯台を起点としたサイクルツーリズムの試作、モニターツアー実施

<イベント概要>

イベント名 野間埼灯台 灯台の日イベント
日時 2022年11月5日(土)10時~20時 (受付開始 9時半~)
会場 野間埼灯台(愛知県知多郡美浜町小野浦岩成20−1)
アクセス ・名鉄知多新線「野間」駅で巡回ミニバスに乗換え、西部コース「野間灯台」下車
・近くに有料駐車場あり
プログラム 1部:10:00〜10:30 記念式典
・登録有形文化財プレート除幕式 
・航路標識協力団体指定報告 
・フレネルレンズ里帰り報告 
2部:10:30~16:00 灯台一般公開  
・協力金300円 
・入れ替え制で1回10名まで 
3部:17:30~20:00 プロジェクションマッピング 
その他
・キッチンカー 
・新たな灯台関連グルメ発表 
・海上保安庁PRブース 
・のまっキー ・うみまる登場 
実行者 ■主催:一般社団法人 美浜まちラボ
■共催:野間埼灯台ポータル化実行委員会
■協力:名古屋海上保安部、美浜町、美浜町観光協会、美浜町商工会、一般社団法人 海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会

<団体概要>
団体名称 :野間埼灯台ポータル化実行委員会
活動内容  :野間埼灯台の価値を顕在化させ、観光コンテンツへ磨き上げる。それにより愛知県民や観光客の来訪を増やし、灯台を継続的な地域観光ポータルとして知多半島エリアの活性化を目指す。 

海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、灯台の様々な利活用モデルを創出することで、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的としています。初年度である2022年度は、本リリース事業含め、全国で12事業が採択されました。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/
新たな灯台利活用モデル事業 公募情報 https://toudai.uminohi.jp/event/post-5778/

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