Carstay株式会社のプレスリリース
国内最大級のキャンピングカーレンタル・カーシェアと車中泊スポットの予約プラットフォーム事業を展開するCarstay(カーステイ)株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:宮下 晃樹)と株式会社KOTOYA(本社:広島県三原市、代表取締役:泉 太貴)などで構成する三原市車内寝泊計画実行委員会(みはらししゃないねとまりけいかくじっこういいんかい)」は11月の毎週末、キャンピングカーを車中泊の拠点として、広島県三原市を代表する秋の絶景紅葉スポット「佛通寺(ぶっつうじ)」や「三景園(さんけいえん)」を巡る観光イベント「秋のAirPortCamp in MIHARA(エアポートキャンプ・イン・ミハラ)」を開催予定で、現在、予約参加者を募集中です。参加募集するキャンピングカーは200台までです。(毎週末50台まで)
広島県三原市で開催する「秋のAirPortCamp in MIHARA」
広島国際空港に隣接する広島県立中央森林公園の駐車場を車中泊スポット会場として、「佛通寺」と「三景園」、温泉など市内の観光地を巡回バスで移動、夕方には広島県産の食材でバーベキューを楽しめます。また、キャンピングカー保有者でない場合でも、事前に申し込むことで、車中泊スポット会場にて、キャンピングカーのレンタルが可能です。(計6台)
今回の「秋のAirPortCamp」は、今年夏に開催した「YASSA CAMP」に続く第二弾となるもので、三原市で展開する車中泊/バンライフ(※1)で地域活性を図るプロジェクト「三原車内寝泊計画」の一環です。
<< 三原車内寝泊計画「秋のAirPortCamp」開催概要と募集要項 >>
◆ 日時: 2022年11月5日・6日、12日・13日、19日・20日、26日・27日
11月 毎週土曜日12:00 ~ 日曜日12:00
◆ 車中泊会場: 広島県立中央森林公園 第四駐車場(三原市本郷町上北方1315 番地)
(Google Mapはこちら https://goo.gl/maps/zyqy19iEHS3JMqLP9)
森林公園を“車中泊スポット”拠点として紅葉スポットを巡回バスで移動予定
◆ 車中泊可能な車両台数: 毎週末 50台(1区画10m×10m)
◆ 参加費: 1台2,000円/1泊(税込)
◆ 申込方法: Carstay「広島県三原市車中泊イベント専用【秋のAirPort CAMP in MIHARA】中央森林公園 車中泊スポット」ページより予約
https://bit.ly/3fbfdit または https://bit.ly/3DiIYps
◆ 主な設備: トイレ・水道・敷地内外バスの巡回など(電源なし)
◆ 主なスケジュール:
<土曜日>
・12:00~16:00 チェックイン
・16:00~16:30 開催挨拶、AirPortCampの主旨説明、記念撮影
・12:00~20:00 バーベキュー(各自)(地元食材 事前申込 可能)
・19:00~21:00 夜間 飛行機の離発着 見学
<日曜日>
・7:00~9:00 早朝 飛行機の離発着 見学
・8:00~9:00 朝ヨガ
・12:00まで チェックアウト(自由解散)
<紅葉巡回バス>
・土曜日12:00~20:00、日曜日8:00~12:00の間で巡回予定
<入浴について>
・毎日 13:00~20:00「エリアワン(温泉、料金900円)」へのバス運行予定
◆ 参加特典:
① 土曜日・日曜日、紅葉スポット「佛通寺」「三景園」「エリアワン(温泉)」への送迎バス定期巡回
・日中ルート: 中央森林公園 車中泊スポット ⇔ オーチャード ⇔ 三景園 ⇔ 佛通寺(紅葉)
・夜間ルート: 車中泊スポット ⇔ エリアワン(温泉) ⇔ 三景園(ライトアップ紅葉)
② 広島県内のお肉やお魚などのBBQ用食材 購入可能。(要事前申込)
・申込URL: https://www.koto-ya.shop/items/65498260
③ 中央森林公園の車中泊スポット会場には毎日、地元食材を使った焼きラーメン、フルーツサンドなどのキッチンカーが来場予定です。
④ 三原市でCarstayを介してレンタルできるキャンピングカーも展示します。
⑤ 参加者には広島空港エリアを満喫できる「キャンピングカー専用のドライブマップ」配布します。
⑥ 三原市内の観光スポットで使えるクーポンなども配布予定です。
◆ その他: 雨天決行、荒天中止
◆ 主催: 三原市車内寝泊実行委員会(Carstay/KOTOYA/三原商栄会連合会/三原交通/ネッツトヨタ広島/ウエルビー広島/エリアワンなど)
◆ 本件に関する参加希望者からの問い合わせ先: https://carstay.jp/ja/contact/
※1 バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”やキャンピングカーを家やオフィスなどのように作り変え、車を旅行・働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”や旅行スタイル。
<< 参考情報 : 「三原車内寝泊計画」について >>
Carstayは2021年10月、地域に根差した持続可能な地域観光モデル「Local Vanlife Project(ローカル・バンライフ・プロジェクト)」の一環として、広島県三原市でキャンピングカーでの旅行を中心とした三原市での滞在型観光の定着を目指し関係人口の増加を図るプロジェクト「三原車内寝泊計画(みはらしゃないねとまりけいかく)」を発足・実施しました。
2021年に三原市で実施した「三原車内寝泊計画」は、Carstay、KOTOYA、三原市が中心となり、①民家・商店・事業所・キャンプ場・温泉旅館・ホテル・シェアハウスなどの駐車場や空きスペースを車旅人/バンライファー向けの車中泊スポットとして拠点を整備、②それに加え地域ならではの体験を発掘、③広島県内をはじめ、関西や九州地域など、広島県周辺地域でカーシェアできるキャンピングカーの登録・利活用を促進、④そして、地元住民にバンライフに関する啓蒙活動を行うプロジェクトです。これにより、キャンピングカーでの旅行を中心とした三原市での滞在型観光の定着、キャンピングカーや車中泊仕様の車での旅行者「バンライファー」にとって、三原市を「日本で最もキャンピングカーにやさしい街」を目指し、関係人口の増加を図ります。
三原車内寝泊計画の概念図
三原市で持続可能な新たな旅スタイルとして、バンライフを根付かせることで、広島県の課題となっている旅行者の滞在日数を延ばし、観光消費の増加を図り、将来的には「定住」も視野に入れた取り組みを目指しています。三原市では繁忙期に宿泊施設が不足、市内に分散する山や海が豊かな自然の観光資源への交通手段が少ないことから、旅の“足”となる従来の移動手段に加え、車内で就寝・仕事が可能なプライベート空間を持つ“動く家”“動く宿泊部屋”“動くホテル”となるキャンピングカーなどの車中泊仕様の車を“動く拠点”とし、“泊められる”空き駐車場を登録できるCarstayのITプラットフォームを活用します。また、地元の温浴施設、飲食店、スーパー/商店などの既存のインフラ施設と連携することで、新たな施設に莫大な建設や運営費用をかけることなく、長期にわたり、持続可能な地域観光基盤を確立することが可能となります。
Carstayは2021年4月~11月までの期間で、広島県内外の企業や人材が様々な産業・地域課題の解決をテーマとして実証実験を行う「ひろしまサンドボックス」のデジタル技術を活用した課題解決につなげるアイデアを募り、その実証実験を行う「D-EGGSプロジェクト」に約1,300万円で採択されました。
2021年10月~11月、CarstayはKOTOYAと共に、三原市内で、①旅慣れした女性5名による車中泊体験と魅力発信「カメラガールズ・フォトウォーク」、②15組合計40名が参加したキャンピングカーで巡る離島体験「三原市離島佐木島体験会」、③広島市と大阪府出身の3組家族合計11名によるキャンピングカーでの車中泊旅「都市部ファミリー農業体験」の合計6日間の三原市の魅力と車中泊体験イベントを企画・実施、④三原港、三原市役所、三原駅前広場、ショッピングセンター「フジグラン三原」や「イオン三原店」、旧和木小学校でのマルシェなどの会場では合計13日間、地域住民 約500人以上に、キャンピングカー/バンライフの認知拡大を図るための活動を実施しました。
Carstayの営業責任者や他スタッフは延べ約3カ月間、三原港含め三原市内に、Carstayのキャンピングカーを駐車、ホテルなどの宿泊施設などではなく、そこを“出張現場”と“暮らし”の拠点並びに事務局にするなどして、現場に重視した活動を展開しています。
また、情報発信面では、「三原車内寝泊計画」専用サイトの立ち上げ(https://carstay.jp/ja/vanlife/mihara)、加えて「カメラガールズ(http://www.mihara-jyoshitabi.com/)」と連携した記事制作、現場での写真撮影、広報活動なども行いました。
三原市内での認知拡大を図るための活動現場で、三原市民約110人向けに行ったアンケート調査によると、9割以上が、バンライフや車中泊プロジェクトを「歓迎」「期待する」と回答。実証実験の活動の結果、バンライフでの地域活性化プロジェクトを介した、観光振興や関係人口の創出などに対して、前向きな見込みがあったことから、2021年11月、三原市、KOTOYA、Carstayは包括連携協力協定を締結しました。
2022年、Carstayは三原市内の事業者の売上増進や集客促進を実施や事業者と連携する取り組みとして、「三原市車内寝泊実行委員会」を発足し、三原市から「地域経済活性化提案事業補助金」2,000万円(上限)、また、広島県が実施する 広島県内外の企業や人材が、様々な産業・地域課題の解決をテーマにプロジェクトを展開し、実際の経済効果を得るための「実装支援事業 ひろしまサンドボックス」から約1,000万円、合計約3,000万円の補助金事業に採択されました。2024年までに三原市で「三原車内寝泊計画」が定着するよう基盤構築から取り組み、訪日外国人の観光なども視野に初年度約7,500万円の約3倍となる経済効果を目指しています。
今回の「秋のAirPortCamp」前、8月中旬には、2022年第一弾のイベント「YASSA CAMP(ヤッサキャンプ)モニターツアー※1」を開催しました。広島県三原市糸崎特設会場をキャンプ会場と、そこに“宿”として停めたキャンピングカー、軽トラックの荷台に“部屋”を積んだ軽トラハウス、ハイエースやキャラバンがベースとなった車中泊仕様の車など16台を“動く拠点”に、広島県、岡山県、山口県、高知県、京都府などから参加した家族や夫婦など26人が三原市で開催した「三原やっさ祭り」と「花火大会」に参加、三原市内のビーチ「すなみ海浜公園」での海水浴、三原駅前の商店街や「道の駅 みはら神明の里」での買い物、旅館「白竜湖リゾート」や「道の駅よがんす白竜」などに併設するCarstay車中泊スポットの訪問などを楽しみ、夜は尾道平原温泉 「ぽっぽの湯」で疲れを癒しました。
・レポート: https://carstay.jp/ja/news/6305c4aa5cf7e17f27c59e82
「YASSA CAMP」の様子(2022年)
密になりがちな交通手段や宿泊施設などを避けてプライベートな空間/“動く宿泊部屋”となる“足”や“宿”として、旅行ができるキャンピングカーでの旅行スタイルは、コロナ禍でも自由度が高く、安心安全で快適な旅を確保することができます。バンライフの旅行スタイルは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための3密(密閉・密集・密接)を避けることができ、公共交通機関・宿泊施設が少ない地域で、自由な車旅を楽しむことができる、コロナ収束後の時代に求められている新しい旅行手段です。災害時ではキャンピングカーを防災インフラとして活用した地域貢献活動にも取り組めます。
キャンピングカーの2021年の国内総保有台数は約13万6,000台となり、10年間で3倍に増加(一般社団法人日本RV協会調べ)。Carstay独自調査では現在(2022年10月)、日本の車中泊/バンライフ人口は85万人以上、世界は1,400万人と推定しています。旅の新しい移動手段や“動くホテル”になるとして、需要が高まっています。
Carstayはサービス開始わずか約3年で、車中泊スポットとキャンピングカーの“バンライフ”シェアサービス事業を展開する先駆者として、全国各地に車中泊スポットを320箇所に、キャンピングカーなどの車中泊仕様の車のカーシェア登録車両を330台に拡大し、バンライフ事業で国内最大のプラットフォームを構築、車中泊スポットと車両所有者と密に連携して、サービスの拡充を図ってきました。
Carstayのバンライフ・プラットフォームを利活用することで、バンライファー/キャンピングカーなどを使う旅行者は、有名な観光地だけでなく、地方の新たな観光スポットや文化の魅力、“眠った”魅力的な観光資源を再発掘することができ、地方経済の活性化にもつながります。
新たな旅のスタイル「バンライフ」による観光促進や、ワーケーション促進による関係人口の増加は、既存の遊休観光スポットや社会インフラを工夫して利活用し、最小限の観光投資で実現可能なため、施策としても有効です。
Carstayではバンライフを実践しやすいプラットフォーム環境の整備を全国で進めると共に、三原市でのバンライフの事業を本格化させ、広島県内や中国地方への「Local Vanlife Project」の波及効果も視野に入れ、取り組んでいます。
< 広島県でレンタルできる車両はこちら >
https://carstay.jp/ja/car-list/chugoku/hiroshima/
< 広島県の車中泊スポットはこちら >
https://carstay.jp/ja/stations/chugoku/hiroshima/