3年半ぶり初の秋開催「第49回信玄公祭り」開催実施レポート 3日間総観客動員数、過去最高の17万8千人を記録 

山梨県のプレスリリース

 

 

  信玄公祭り実行委員会(会長:長崎幸太郎)は、令和4年10月28日(金)~30日(日)の3日間、世界一の武者行列、「第49回信玄公祭り」を開催いたしましたことを、以下ご報告いたします。

 

甲州軍団出陣式

 3年半ぶりの開催となる「第49回信玄公祭り」は、史上初の秋開催となり、イベントを最大限に盛り上げるため、過去最大規模で様々な新しい試みを実施いたしました。イベント期間中3日間の総観客動員数は、過去最高の17万8千人を記録し、大盛況のうちに幕を閉じました。

(参考)3日間トータルの観客動員数の推移
     ※3日間トータルの人出をカウントし始めたのは平成21年から

 

 

第49回信玄公祭りポスター

  • 前夜祭、神明の花火とのコラボ花火打ち上げ(令和4年10月28日)

 信玄公祭り初日の令和4年10月28日(金)は前夜祭と題し、舞鶴城公園自由広場内特設ステージでまず「“ワイン県やまなし”川柳2022表彰式」が行われ、大賞には雅号「あずさ1号」こと山口尚志様(兵庫県在住)の『「輪」になって 「話」して「和」む 「ワ」イン県』が選ばれ表彰を受けました。続いて「YBSラジオ出陣カラオケバトル2022」が行われ、左伴彩佳(AKB48)さんやいしいそうたろうさんといった出演タレントやラジオリポーターが大集合し、盛大な歌合戦を繰り広げ、信玄公祭りの前夜祭に華を添えました。そして前夜祭のフィナーレを「花火」が飾りました。花火の歴史は武田氏時代の「狼煙(のろし)」に始まると言われています。花火のまちとして知られる市川三郷町の「神明の花火」とのコラボによる約700発の「のろし花火」が打ち上げられ、大輪の花火が甲府盆地の秋の夜空を彩りました。

“ワイン県やまなし”川柳2022表彰式            市川三郷町の「神明の花火」とのコラボ花火

  • 出陣式(令和4年10月29日)

 信玄公祭りのメインとなるイベント。今から400年前、宿敵上杉謙信と勝敗を決するため川中島の合戦へ出陣していった武田信玄率いる甲州軍団の勇姿が舞鶴城公園にて再現されました。毎年、著名人が務める信玄公及び山本勘助役は、信玄公役をお笑いコンビジャルジャルの後藤淳平さん、勘助役を俳優・演出家・脚本家の三谷昌登さんが務めました。また、甲州軍団出陣には、湖衣姫コンテストでグランプリに選ばれた藤田奈々さんも湖衣姫隊として出陣し、甲州軍団出陣に花を添えました。舞鶴城公園特設ステージで行われた出陣式では、有料観覧席を設置。普段から親交のある信玄公・後藤さんと勘助・三谷さんの息の合った掛け合いで、会場は荘厳な雰囲気ながらも時に笑いの渦にも包まれました。はためく風林火山の旗の下、夕闇に燃えさかるかがり火に照らされ、信玄公と武田二十四将の「風」「林」「火」「山」の甲州軍団が出陣し、戦国時代の一大絵巻が繰り広げられました。

湖衣姫と信玄公                     出陣の儀式・三献の儀

  • 甲州軍団出陣(令和4年10月29日)

 今から400年前、宿敵上杉謙信と勝敗を決するため川中島の合戦へ出陣していった武田信玄率いる甲州軍団の勇姿を再現した甲州軍団出陣。今年は、各地から1,200人もの軍勢が集結。出陣式が行われた舞鶴城公園から甲府駅前を通り、平和通りから城東通りを経由して舞鶴城公園での帰陣式に再び戻るまでの勇壮華麗で時代絵巻さながらな出陣に、交通規制をした沿道に集まった溢れんばかりの観覧者が圧倒されていました。

甲州軍団出陣の様子                   後藤淳平氏演じる武田信玄公の本陣隊

  • 祝賀パレード ~ハロウィン仮装パレード~(令和4年10月29日)

 3年半ぶりに開催される信玄公祭りをお祝いし、甲府市中心街のハロウィンイベントである「ハッピーハロウィンin甲府」とコラボした仮装パレードを開催。女装パフォーマーのブルボンヌさんや段ボール甲冑姿のかわいい幼児達、本格的な甲冑姿の武将隊など、信玄公祭りを通じて、外に開かれた新しい「開の国(かいのくに)」が、温かく多様性を包摂する地を目指していくことの象徴として、多様な人々が参加しました。また、パレードには長崎知事も駆けつけ、パレード参加者と一緒に笑顔で平和通りを行進しました。

長崎知事と駐日タイ王国大使館ラーピセートパン大使ご夫妻     祝賀パレードの様子  

  • かいの国SHINGEN MARCHE(令和4年10月29日)

 舞鶴城公園南広場では、風・林・火・山の4つのゾーンに分かれて、風ゾーンではワインや日本酒などの地酒、林ゾーンではしいたけやキクラゲなどの林産物、山ゾーンでは山梨県の地鶏や野菜などの農畜産物等、山梨県の優れた地場産品の販売や展示を行いました。また、PRブースが集まる火ゾーンでは、浜松市やNHK甲府放送局が、来年放送される大河ドラマ「どうする家康」のPRを行いました。会場は、山梨のイイモノを求めるお客様で大盛況でした。

ワイン                林産物               農福マルシェ

  • SHINGEN MARCHEステージ(令和4年10月29日)

 舞鶴城公園南広場特設ステージでは、信玄公祭りを盛り上げるため、県内の高校生をはじめとした若者達がエネルギッシュなステージパフォーマンスを披露。日本航空高校太鼓隊が力強い演奏で堂々のトップバッターを務め、日川高校吹奏楽部や山梨大学ダンス部、富士北稜高校書道部のパフォーマンスが続きました。SHINGEN MARCHEステージの大トリを飾ったのは、「U-18ボーカル&ダンス選手権(山梨日日新聞社・山梨放送主催)」の過去受賞者である花耶さん。花耶さんの透き通るピュアな歌声に、来場者は聞き惚れていました。

日本航空高校太鼓隊                    山梨大学ダンス部

  • 菱丸忍軍~秋の入軍試験~(令和4年10月29日)

 信玄公生誕500年記念イベント(令和4年4月開催)で大好評をいただいたイベント「菱丸忍軍」が帰ってきました。トランポリンやだるまさんがころんだなど、風・林・火・山の4つの入軍試験(スポーツゲーム)を開催し、子供から大人まで多くの人々が楽しく体を動かしました。当日は、シドニーオリンピック日本代表でプロトランポリンプレイヤーの中田大輔さんがトランポリンの実技指導し、やまなし観光キャラバン隊長の武田菱丸とともに大活躍しました。

ルール説明の様子              子ども達が試験にチャレンジ

  • ヴァンフォーレ甲府優勝報告会・優勝記念パレード(令和4年10月29日)

 J1クラブを破り、天皇杯初優勝の快挙を遂げたヴァンフォーレ甲府の優勝報告会と優勝記念パレードが行われました。優勝報告会では、長崎幸太郎知事から県民栄誉賞が授与され、事前申込をした700名のファンが集まり、天皇杯優勝の喜びを分かち合いました。また、優勝記念パレードでは、平和通りを埋め尽くす多くのファンから選手達へ大きな拍手が送られました。

天皇杯優勝報                              優勝パレード

  • 感染症対策(令和4年10月28日~30日)

 信玄公祭り混雑状況マップシステムを新たに導入し、信玄公祭り公式HPで会場全体の混雑状況の見える化を実施することで、密になりやすい場所に観覧者が滞留せずに密集回避ができました。また、スタッフジャンパーに公式HPへ誘導するQRコードを印字することで、より多くの来場者が簡単に情報を得ることができました。また、パレード出演者やブース出店者等の信玄公祭り関係者への事前抗原検査を行い、陰性者のみが信玄公祭りに参加しました。

混雑マップ                   QRコード付きスタッフジャンパー

  • 信玄公祭り最終日(令和4年10月30日)

 信玄公祭り最終日の30日(日)は、前日に引き続き、信玄グルメ横丁や賑わい城下町では山梨県内のグルメを楽しむことができました。また、舞鶴城公園特設ステージでは甲府囃子の演奏やサンリオのスペシャルステージ、またお笑い芸人による爆笑ステージを実施しました。フィナーレには迫力ある和太鼓の演奏が舞鶴城公園に響き渡り、多くの来場者がまだまだ終わらないお祭りムードを満喫しました。

賑わい城下町

 

サンリオステージ           ステージを楽しむ方々        和太鼓演奏

【本件に関する一般からの問い合わせ先】
信玄公祭り実行委員会(公益社団法人やまなし観光推進機構内)
山梨県甲府市丸の内1-6-1 県庁別館2階
担 当: 中村、佐藤
電 話:055-231-2722 (県庁内線)4207 
FAX:055-221-3040
 

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