入間市のプレスリリース
入間市博物館では、復元修理工事を通じて旧黒須銀行を「人と人をつなぐ場」として活用することを目指しています。
しかしながら、その実現には工事にかかる多額の費用捻出が大きな課題です。そこでクラウドファンディングによりこの取り組みに広く共感していただける皆さまのお力を借りながら、これからの旧黒須銀行を作っていければと考えました。目標金額の500万円は、必要な費用のごく一部ではありますが「最初の一歩」と考えています。
ご寄付は、令和4年11月2日(水)午前9時~令和4年12月23日(金)午後11時まで、5,000円から受け付けします。寄付額に応じて、旧黒須銀行オリジナルグッズや入間市特産の狭山茶、イベントへの参加権利などの返礼品をご用意しております。また、10,000円以上ご寄付の方へは、屋根の修復に使う小谷田瓦に「名入れ」をし、後世に残してまいります。
旧黒須銀行は、まちの発展のために人々が資金を出し合い、明治33(1900)年に設立された銀行です。まちを良くしたいという想いで貯蓄を続けた人々や銀行の力で地域の経済に貢献したいという経営陣の思いが込められています。設立時の顧問に渋沢栄一が就任し、庶民の道徳心の結晶である貯蓄を資本として、信義道徳を重んじる資金運用を行っていたことから「道徳銀行」と呼ばれました。
旧黒須銀行
現存する建物は、明治42(1909)年に建てられたもので、入間市の指定文化財です。明治期の地方銀行に特徴的な土蔵造りで、文化財として貴重なものです。内部のカウンターは、重厚で輝きを誇るケヤキの一枚板が使われています。
昭和35(1960)年まで埼玉銀行豊岡支店として使われ、人々の暮らしを守りながら、数々の人生ドラマを演出してきました。銀行としての役目を終えたあと、昭和40(1965)年から平成6(1994)年まで入間市郷土民芸館として活用し、現在は特定日に内部を開館していますが、建築から110余年を経過したことで、全体に傷みが激しく一刻も早い復元修理工事が必要な状態です。
クラウドファンディング概要
プロジェクトタイトル 「渋沢栄一ゆかりの旧黒須銀行を復元修理 歴史と人の交流の核にしたい」
寄付募集期間 令和4年11月2日(水)午前9時~令和4年12月23日(金)午後11時まで
第一目標金額 500万円
リターン ご寄付は5,000円から受け付けします。旧黒須銀行オリジナルグッズや入間市特産の狭山
茶などをご用意しております。10,000円以上で小谷田瓦に名入れいたします(希望
制)。
※本プロジェクトは「ふるさと納税型クラウドファンディング」です。
「READYFOR」サイトへアクセス
https://readyfor.jp/projects/crossproject
かつての小谷田瓦窯出しの様子と名入れのイメージ
くろぎんグッズセット(返礼品)
狭山茶バラエティセット(返礼品)
まち歩きツアー(返礼品のイメージ)
くろぎんバッジ(返礼品)
くろぎんてぬぐい(返礼品)
芸能大満喫コース(返礼品のイメージ)