中野市のプレスリリース
長野県中野市では、昨年5月から100均(100円、100万円)空き家の販売マッチングを行っています。11/9に第5弾の物件を公開しました。
長野県中野市(信州なかの)では「解体しないといけない」「不動産では取り扱えない」「無料でもいいので、手放したい」など、所有者の悩みの種である空き家に対して100円または100万円での売却・賃貸サービスである「100均空き家マッチング」を行っています。
気になる「100円空き家物件」第5弾を公開!
「この物件が100円!?」と思うような物件となっていますが、この物件を所有するために必要な法的手続きが約50万円かかります。また、所有者との個人間売買契約による購入になります。
長野県中野市と100均空き家マッチングサイト「空き家ゲートウェイ」を活用した本事業は、開始してから1年半経過しており、
第1弾:2021年8月販売開始→2022年1月購入者と契約
第2弾:2021年9月販売開始→2022年11月契約予定
第3弾:2022年8月販売開始→10月内覧会→4名再応募(選考中)
第4弾(100万円):2022年10月販売開始→11月内覧(調整中)
と件数を伸ばしています。
なぜ、100均で空き家を販売するのか?
空き家は放置された期間が長いと建物自体の評価はなくなります。また、中野市のような地方では土地の評価額も高くありません。
そのため「土地評価額 - 建物の解体費 < 100円」となる物件が地方では出やすいのです。
これを市場に流通させようとした際に、取り扱ってくれる不動産業者もなかなかでてきません。
また、更地にしたても売れるかわからない物件に所有者は解体費をかけたいとは思いません。
こうして、空き家が放置され続けてしまうと行政は『特定空家』としての処置を求められていきますが、そうなる前に空き家を市場に流通させ、有効に活用していただきたいと考えています。
そのため「土地評価額 - 建物の解体費 < 100円」となる物件が地方では出やすいのです。
これを市場に流通させようとした際に、取り扱ってくれる不動産業者もなかなかでてきません。
また、更地にしたても売れるかわからない物件に所有者は解体費をかけたいとは思いません。
こうして、空き家が放置され続けてしまうと行政は『特定空家』としての処置を求められていきますが、そうなる前に空き家を市場に流通させ、有効に活用していただきたいと考えています。
「負」動産として見られてしまう空き家
若い方に「空き家の印象」を聞くと
・暗くて、近寄りがたい
・犯罪拠点になりそう
・雑草などが生い茂っていて、虫や動物が住み着いてそう
・近所にあると嫌だ
などの意見が出てきます。
しかし、高齢化、核家族化の進行とともに空き家率が増えてきています。
現在の中野市の空き家率は約10%ですが、10年後は20%になっている可能性があります。
中野市では「5戸に1戸が空き家となる街に住む未来は避けたい!」という思いで空き家流通事業である空き家バンクや空き家相談に力を入れています。
・暗くて、近寄りがたい
・犯罪拠点になりそう
・雑草などが生い茂っていて、虫や動物が住み着いてそう
・近所にあると嫌だ
などの意見が出てきます。
しかし、高齢化、核家族化の進行とともに空き家率が増えてきています。
現在の中野市の空き家率は約10%ですが、10年後は20%になっている可能性があります。
中野市では「5戸に1戸が空き家となる街に住む未来は避けたい!」という思いで空き家流通事業である空き家バンクや空き家相談に力を入れています。
空き家ゲートウェイとの連携に関する詳細
中野市ってどんなところ?
中野市は、県の北部に位置し、面積112.18㎢、人口約42,000人、四方を美しい山並みに抱かれた静かなまちです。市の中央に詩情豊かな千曲川が流れ、豊かな自然、美しい山々に囲まれ、日本のふるさとの原風景が広がります。また、誰もが知っている唱歌「故郷」の作詞者・高野辰之と、「カチューシャの唄」「東京音頭」など大正から昭和にかけて3,000曲にもおよぶ歌を世に送り出した作曲家・中山晋平は中野市で生まれ育ちました。
農業が盛んで、リンゴやブドウは全国でも有数の品質と生産量を誇っています。早くからエノキタケの栽培に取り組み、キノコや果樹、野菜、花きの施設栽培の先進地としても知られています。
農業が盛んで、リンゴやブドウは全国でも有数の品質と生産量を誇っています。早くからエノキタケの栽培に取り組み、キノコや果樹、野菜、花きの施設栽培の先進地としても知られています。