FWT運営事務局(株式会社Pioneerwork内)のプレスリリース
Freeride World Tour (以下FWT)の競技連盟FWT Management S.A.(本社:スイス ルトリー、グループCEO:ニコラ・ハレウッズ)およびFWT運営事務局(株式会社Pioneerwork内、本社:東京都台東区、代表:後藤陽一)は、Freeride World Tourが、2023年に行うFWT23のすべてのスケジュールをまとめた大会カレンダーと、新しくなった大会フォーマットと大会区分を示すFWTピラミッドを公開したことを発表します。全世界のすべての大会がFWTブランドの傘下で行われることとなります。
FWT23カレンダー:https://www.freerideworldtour.com/events?season=259&competition=3&level=all&subcategory=166
FWTは、1996年にスイスから始まった、世界唯一かつ最大のフリーライドの国際大会です。日本国内では「日本の雪山の魅力をフリーライド競技を通じて世界に届け、安全管理システムなどスノーリゾートのレベルを世界水準に高める」ことを目標に、3人のメンバーにより2017年に白馬村に招致され、白馬を拠点に開催地を増やしながら6年間続けてきました。
これまでFWTは、18歳以下のジュニア大会Freeride Junior Tour(FJT)、18歳以上の選手が出場できる予選大会Freeride World Qualifier(FWQ)、そして最高峰の大会Freeride World Tour(FWT)と、3ステップの大会区分を設けてきました。今回の発表は、そのシステムは大きく変えず、すべての大会をFWTブランドの傘下に置くためのネーミングとロゴの変更が主となります。
新しくなったフォーマットにおいても、すべての予選大会から世界大会へと進めるチャンスがあり、世界中のすべてのライダーに平等に道が開かれています。
■Freeride World Tour(FWT) 新フォーマットとプロセスについて
FWTは、自然のままの地形を滑り、そのテクニックやスタイルを競う“フリーライド”の世界一を決めるツアーです。今シーズンから、これまでの大会区分フォーマットを刷新し、全世界で行うすべての大会をFWTブランドの傘下に置くことを決定しました。これにより、Freeride World Qualifier(FWQ) / Freeride Jounior Tour(FJT)という大会区分名称は使用しなくなります。
FWTの傘下に置かれるすべての大会は、4階層のピラミッド構造になっています。FWT Juniorは18歳未満のための大会で、有望な若手ライダーがスキルを磨き、グローバルランキング獲得への道を歩み始めるステージとして開催します。18歳以上のライダーはFWT Qualifierに出場し、良い成績を残したベストアスリートはFWT Challengerに進み、前シーズンのFreeride World Tourで翌年のシード選手の基準順位に満たなかった選手と競います。特に優秀な限られたアスリートは、すべてのカテゴリからピラミッドの頂点であるFWTに進むチャンスがあります。
それぞれの大会シリーズには独自のランキングがありますが、世界チャンピオンの称号が得られるのは、Freeride World Tourで優勝した選手のみとなります。
FWT Qualifierには1*〜4*の4つの大会レベルがあり、選手たちは各大会を転戦しながら、大会レベルと順位に応じてポイントを獲得していくことになります。ポイントを重ねる最大のチャンスである4*の予選大会はカナダ、アメリカ、ノルウェー、そして日本の白馬で開催されます。
FWT Challengerは、Qualifierを勝ち抜いた選手だけでなく、2月4〜9日に行われるFWT第3戦 オルディノ・アルカリス(アンドラ)までの3大会の成績で上位約20人までが出場できる3月25日〜4月2日で行われるヴェルビエ(スイス)進出を逃した選手とも対戦することになります。ヨーロッパと北米でそれぞれ3回ずつ計6大会開催され、2024年に世界のトップ選手と肩を並べる選手を決定します。
世界中の約140名のアスリートがFWT Challengerへの出場資格を持ち、FWTでファイナル進出を逃した約20名と各地域のQualifierの上位40〜60名を含む、約60〜75名が出場することになります。
各地域で開催される3つのFWT Challengerのうち、選手のベストリザルト2つが最終ランキングに加算されます。各地域のスキー男子上位4名、スキー女子上位2名、スノーボード男子上位2名、スノーボード女子上位1名、合計18名がFWT24の出場権を獲得します。
フォーマットは前年と変わりませんが、よりわかりやすくするためすべての名称をFWTの傘下にて統一しました。ピラミッド型にすることで、若手から主力選手まですべての選手が、頂点への道のりをクリアに理解してチャレンジできる仕組みになりました。
本プレスリリースの原文(英語):
https://www.freerideworldtour.com/news/full-2023-freeride-calendar-released-featuring-new-sport-pyramid
新フォーマットについての動画(英語):
■Freeride World Tour(FWT)概要
FWTは1996年にスイスで第一回大会が行われ、その規模はフリーライドファンの増加と共に拡大。現在は世界で唯一最大のフリーライドの世界ツアーとなりました。(男女・スキー・スノーボード・予選・ジュニア合わせて5600人以上の選手が世界を転戦し、合計150大会が欧州・北米・南米・オセアニア・アジアで実施されています。) http://freerideworldtour.jp
【フリーライドスキー・スノーボードについて】
フリーライドは、ゲレンデ滑走だけでなく山の自然な地形を楽しむ新しいウィンタースポーツのスタイルで、世界及び日本でも人気が高まっています。特に日本の質の高い大量のパウダースノーは海外で「Japow(Japan + Powder Snow)」と呼ばれ、日本は最高のフリーライド体験が得られる国の一つとして国際的に認知されてきています。
■株式会社Pioneerwork概要
Pioneerworkは、自然のフィールドで行うスポーツを「アーススポーツ」と呼び、雪・山・川・海など世界で最もアーススポーツに適したフィールドを持つ国のひとつである日本の価値をアーススポーツの力で高めることをミッションとする会社です。
人と自然を繋ぐ。アーススポーツで未来を創る。
古来より、人と自然は共存することで豊かな文化を育んできました。
ところが今、人が自然とふれあう機会や手段は減りつづけています。
もっと豊かな文化を生み出すために、人と自然が共存する新しいカタチを創りたい。
私たちは、アーススポーツの発展を通してこれまでにない新たな文化を創造し、
自然を楽しむ人や、自然を守る人を増やし、人と自然を繋ぎ、持続可能な未来を創っていきます。
会社概要
設立:2019年11月
代表取締役社長:後藤 陽一
会社ウェブサイト:https://www.pioneerwork.co/
事業内容
<プラットフォーム事業>
アーススポーツコンテンツを繋ぐデジタルプラットフォームの構築事業
代表商品:アースホッパー ( https://www.hopper.earth/ )
<コンサルティング事業>
主に自治体や地域の事業者と、アーススポーツを活用して、自然を楽しむ、守る、繋ぐための様々なプロジェクトを進行中
実績:https://bit.ly/pw-projects
<広告代理店事業>
企業のマーケティング支援や、アーススポーツイベントの実施などの事業を展開
海外の30を超えるアウトドアスポーツ専門メディアやリゾートとのネットワークをもつ
日本におけるFreeride World Tourのライツマーケティング、国際競技大会運営事業
お問い合わせ先:
FWT運営事務局(株式会社Pioneerwork内) japan@freerideworldtour.com