Klook(クルック)のプレスリリース
旅行・体験予約プラットフォームのKlookは、10月末にシンガポール、タイ、フィリピンの3市場でKlook主催の一般消費者向け旅行イベント「Klookトラベルフェス」を2日間開催、また11月初旬に台湾で4日間開催された旅行イベント「台北国際旅行博(ITF2022))」に参画しました。計約35,000人を自社で集客したこれらのイベントで、Klookは世界各地の旅行商品をプロモーション展開しました。シンガポール、タイ、台湾では日本の旅行商品が売上トップとなり、アジアにおける旅行先としての日本の人気の高さが改めて裏付けられました。日本商品の売上構成に注目すると、タイでは交通関連商品、シンガポールは交通関連商品と定番観光スポットチケットが多くを占める一方で、台湾とフィリピンは人気商品が分散するなど、地域によって売れ筋が異なる結果となりました。
Klookトラベルフェスの累計参加者数は2019年ですでに20万人を超え、Klookのようなオンライン旅行代理店が独自に開催する消費者向けイベントとしてはアジア最大規模となっています。コロナ後初の3年ぶり開催となった2022年10月は、シンガポール(10月29〜30日)、タイ(10月29〜30日)、フィリピン(10月22〜23日)の3市場で開催し、それぞれ約13,200人、7,000人、5,200人を動員しました。
台北国際旅行博(ITF2022)は、旅行会社や政府観光局が一般消費者向けに旅行商品の販売やPRを目的として出展する台湾最大の旅行イベントです。台湾国内旅行にフォーカスした2021年から打って変わって海外旅行が主役となった今年のITF2022(11月4〜7日)は、195,366名(対前年比72%増)*が来場しました。2019年と比較すると2022年の来場者数は約半数にとどまったものの、Klookが販売した入場チケットの売り上げは19年比で30%増加しました。Klookのブースは常に来場者の絶えない盛況ぶりで、最も人気だった展示ブースの出展企業に贈られる「ベストポピュラリティアワード(Best Popularity Award)」を受賞しました。また、Klookのブース来場者の80%が日本の旅行商品について質問するという、日本旅行への関心の高さがうかがい知れる結果となりました。
*出典:公益社団法人日本観光新興協会プレスリリースより
https://www.nihon-kankou.or.jp/home/userfiles/files/autoupload/2022/11/1668734379.pdf
イベントで売り上げた日本商品のカテゴリに注目すると、各市場で特色が見られました。例えば、比較的長期滞在の訪日客が多いシンガポールとタイは、複数の地域で使用可能な広範囲の交通パスが人気です。また早い段階から福岡への直行便を復活させたタイは、九州エリアの商品購入率が高い結果となりました。今後、各地域への直行便が復活するのに伴い、その地域に関連する商品の需要が上がる見込みです。
一方、短期滞在の多い台湾の訪日客は、地域に特化した交通パスが人気です。また台湾は訪日リピーターも多いため、より深くユニークな体験を求めて地方の商品を購入する傾向が比較的強いです。レンタカーに対するニーズも高い傾向にあります。フィリピンは、他の国と比べて西日本の商品に対する需要が高く、これは2019年に見られた傾向と変わらない結果です。
また各市場からのフィードバックとして、イベント現場では2023年の1〜3月の日程に関する問い合わせが多く、早い段階から日本旅行の計画がされているとの情報がありました。こうした情報や結果を踏まえ、Klookはこれから加速度的に回復が見込まれるインバウンド需要を取り込み、日本の旅行・観光業界の発展に貢献するため、事業者様と連携して準備を急ピッチで進めて参ります。
今年12月からは、日本旅行に特化した大規模なキャンペーンを10市場で一斉に開始予定です。Klookの訪日プロモーションへの参加にご関心のある事業者様は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
旅行・観光事業者様専用お問い合わせ先:bd_jp@klook.com
[参考データ]各イベントの売上商品を構成する旅行目的地トップ5- Klookトラベルフェス in シンガポール(10月29〜30日開催)
1位:日本
2位:シンガポール
3位:韓国
4位:スイス
5位:タイ
- Klookトラベルフェス in タイ(10月29〜30日開催)
1位:日本
2位:シンガポール
3位:タイ
4位:スイス
5位:韓国
- Klookトラベルフェス in フィリピン(10月22〜23日開催)
1位:シンガポール
2位:フィリピン
3位:日本
4位:韓国
5位:タイ
- 台北国際旅行博2022(ITF2022) in 台湾(11月4〜7日開催)
1位:日本
2位:ヨーロッパ
3位:タイ
4位:韓国
5位:アメリカ
各イベントで販売した日本の旅行商品のジャンル別売上構成
- Klookトラベルフェス in シンガポール(10月29〜30日開催)
交通関連商品: 44%
観光スポットチケット&ツアー: 44%
その他: 12%
- Klookトラベルフェス in タイ(10月29〜30日開催)
交通関連商品: 58%
観光スポットチケット&ツアー: 29%
その他: 13%
- Klookトラベルフェス in フィリピン(10月22〜23日開催)
交通関連商品: 36%
観光スポットチケット&ツアー: 40%
その他: 24%
- 台北国際旅行博2022(ITF2022) in 台湾(11月4〜7日開催)
交通関連商品: 38%
観光スポットチケット&ツアー: 28%
その他: 34%
※「交通関連商品」には鉄道・空港送迎・バス・フェリーなどが含まれます。また「その他」にはレンタカーやWifi/SIMカード、グルメ&レストランなどが含まれます。
【Klook(クルック)について】
Klookは、アジアをリードする旅行・体験のプラットフォームです。国内でも海外でも、ユーザーが新たな体験に対する絶え間ない冒険心や好奇心を満たせるよう、最高に楽しい体験をお届けしています。Klookのウェブサイトとアプリを通じて、国内外の観光施設、ツアーから現地の交通機関やホテルまで、あらゆるワクワク体験を予約することができます。2014年に設立され、1,000以上の都市で49万点以上の体験を提供しています。
Klook(日本語版):https://www.klook.com/ja/
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.klook&hl=ja
iOS: https://itunes.apple.com/JP/app/klook/id961850126
【日本での実績】
当社は2017年9月に日本法人を設立し、訪日外国人観光客向けの旅行体験商品によるインバウンド事業を開始しました。JTB、小田急電鉄、JR西日本、JR九州ほか多数のパートナーと提携し、180か国以上に広がるKlookユーザーに日本の魅力をアピールしています。2019年4月には日本語版サービスをリリースし、日本人向け海外旅行商品を提供開始。2020年6月に国内の旅行・レジャー商品をリリースし、インバウンド・アウトバウンド双方で培った商品ラインナップや強みのテクノロジーを生かして、日本人の国内旅行市場も強化しています。
【Klook Travel Technology Limited 会社概要】
社名: Klook Travel Technology Limited(クルック・トラベル・テクノロジー・リミテッド)
本社: 香港 (22/F, Kinwick Centre, 32 Hollywood Road, Central, Hong Kong)
代表者: 共同創業者兼CEO, 林照圍(英語名:イーサン・リン)
設立: 2014年9月
資本金: 約747億円(7.2億米ドル)
事業内容: 旅行・レジャー予約サイト「Klook」の開発および運営
URL: https://www.klook.com/
【Klook Travel Technology合同会社 会社概要】
社名 : Klook Travel Technology合同会社
日本本社 : 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39F WeWork
設立: 2017年9月
資本金 : 2,500万円
事業内容: 旅行・レジャー予約サイト「Klook」の開発および運営
URL: https://www.klook.com/ja/