チームラボのプレスリリース
東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」(以降、チームラボプラネッツ)は、日本政府による新型コロナウイルス関連の水際対策が緩和され、約2年半ぶりに訪日観光が本格的に再開された10月11日(火)以降、約1ヶ月で訪日外国人からのチケットの購入が2019年同月対比(コロナ前)で約136%に増加。来館者3人に1人を訪日外国人が占めています。(※1)また、訪日外国人の半数以上は日本に訪れる前にチケットを購入しており、チームラボプラネッツも目的の一つとして東京を訪問する傾向がみられました。(※2)
チームラボプラネッツは、2018年7月の開館からこれまでに、累計300万人以上が来館しました。
(※1)チームラボプラネッツ公式ウェブサイト チケット購入者データより、調査期間:2022年10月11日(火)~11月6日(日)及び、2019年10月11日(金)~11月6日(水)の約1ヶ月を比較
(※2)チームラボプラネッツ公式ウェブサイト チケット購入者データより、調査期間:2022年10月11日(火)~11月6日(日)の約1ヶ月
12月1日(木)からは、ニューヨークのタイムズ・スクエアなど、国外でも公開され、注目を集めた、チームラボ初のNFT作品シリーズ《Matter is Void》のうち、《Matter is Void – Fire》を、来場者が水に入って体験する没入空間にて、展示します。この作品は、誰でもダウンロードし所有できること、また、NFT所有者によって言葉が書き換えられることが最大の特徴。10月、NFTの販売に先駆けて、ミュージシャン・作詞家でコンテンポラリーカルチャーのクリエイターとしても知られるGrimes(グライムス)による言葉に書き換えられ、ニューヨーク市タイムズ・スクエアのビルボードや、パリの、世界最大級の現代アートフェア「アート・バーゼル」がパリで開催した「Paris+ par Art Basel」でも公開されました。
現在、作品は、Grimesが書いた言葉「Paper Burns As I Write」(意:私が書くにつれ紙は燃える)が書かれていますが、今後、NFT所有者が再び言葉を書き換えると、その言葉に書き変わります。
本NFTプロジェクトは、「Matter is Void」(意:物質は空虚)と書かれた7つのNFT作品で構成されます。チームラボプラネッツでは、そのうちの1つ《Matter is Void – Fire》が展示されます。
7作品それぞれ購入可能なNFTは1つですが、NFTを所有しているか所有していないかにかかわらず、作品自体は誰でもダウンロードし所有することができます。つまり、NFTによって作品の唯一性は付与されず、NFTの所有の有無にかかわらず、ダウンロードされた作品は、何も区別することはできず、全て本物です。
作品ダウンロード:
https://www.teamlab.art/matter-is-void-owner/download/
作品には、チームラボによって「Matter is Void」と書かれています。しかし、この作品のNFT所有者は、作品内の言葉を自由に書き換えることができます。この変更は、世界中の人がダウンロードして所有している全ての作品に反映され、その言葉に書き変わります。
そして、NFT所有者の言葉により、作品の価値が変化するだけでなく、その言葉に価値があれば、作品を所有する人は増え、その言葉に価値がなければ、作品を飾る人はいなくなるでしょう。多くの人が見ている作品を書き変える価値は高いかもしれませんが、誰も表示していない作品を書き変える価値は低くなるかもしれません。すなわち、NFT所有者の言葉によって、この作品のNFTの価値も変化していくでしょう。
また、NFT所有者が他の言葉に書き換えた後、再び「Matter is Void」に戻したとしても、「Matter is Void」の文字は異なる表現で書かれます。つまり、最初の「Matter is Void」は、一度変更されてしまうと、二度と同じ状態で見ることはできません。
チームラボプラネッツ TOKYO DMM
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/
#teamLabPlanets #チームラボプラネッツ
2018年7月7日 – 2023年末
東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO
*現在展示中の《Matter is Void – Water》は、11月30日(水)までの展示となります。
*政府のイベント需要喚起事業の実施を受け、11月21日(月)以降の平日のみ通常価格に「イベント割」を適用し20%OFFで購入いただけるようになりました。詳しくは、公式サイトをご覧ください。