環境と平和の大切さ、チャレンジスピリットを次世代に!都内3か所で3年ぶりのトークイベントを開催

株式会社DACホールディングスのプレスリリース

THINK SOUTH FOR THE NEXT(シンク サウス フォー ザ ネクスト)実行委員会 (株式会社ゴールドウイン/本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡辺貴生、株式会社DACホールディングス/本社:東京都台東区、代表取締役社長:石川和則)は、環境と平和の大切さ、チャレンジスピリットの重要性を次世代につなげていくことを目的に、2019年7月27日(土)にプロジェクトをスタートしました。

2022年は、主に2つのイベントを軸にプロジェクトを展開します。

  1.  THE NORTH FACE店舗、SHIMOKITA COLLEGE、シモキタ – エキマエ – シネマ『K2』の3か所で3年ぶりにトークイベントを開催。SHIMOKITA COLLEGEでは環境活動家の露木しいなさんをお迎えし、気候変動や環境問題について次世代を担う学生たちと一緒に考えます。同時にSHIMOKITA COLLEGE及びシモキタ – エキマエ – シネマ『K2』においては、本プロジェクトの発端となった1989年の犬ぞりによる世界初の南極大陸横断を追ったドキュメンタリー映画「Trans-Antarctica Expedition(トランスアンタークティカ エクスペディション)」の上映も行います。(予告編URL https://www.youtube.com/watch?v=LtYpSMiK094)
  2. 12月8日(木) TOKYO FM「サステナデイズ」に冒険家の舟津圭三氏が出演し、本プロジェクトの取り組みや、[ぬいぐるみ, 座る, クマ, 雪 が含まれている画像 自動的に生成された説明] 今年度の活動についてインタビューに答えます。

【「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクトとは】
1989年7月27日、 地球上で唯一国境をもたない大陸である南極で、環境と平和を訴えるメッセージ「THINK SOUTH」を胸に、犬ぞりによる初の南極大陸横断の冒険がスタートしました。メンバーは世界6カ国で編成された南極大陸横断国際隊。彼らは12月11日の南極点到達を経て1990年3月3日に約6,040kmを踏破し、無事全員がゴール。当時は多数のメディアがその偉業を取り上げると同時に、当時注目され始めた環境問題についても報道しました。それから33年経った現在、地球温暖化の影響で彼らが犬ぞりで走ったラーセンB棚氷も消滅するなど非常に深刻な状態となっています。本プロジェクトは、こうした現状をより多くの人に発信し環境問題とそれを守るための平和の大切さを次世代に継承していくために設立されました。

【1】トークイベント
① テーマ「チャレンジスピリット」 ドミニク・チェンx 村上祐資

インターネットや人工生命、メディアアートなど、多岐にわたってテクノロジーと人間の関係性を研究しているドミニク・チェンさん。対談のお相手は、南極やヒマラヤなど、極地とよばれる厳しい環境にある美しい暮らし方を探すために、様々な極地の生活を踏査してきた極地建築家の村上祐資さん。専門分野を超えて世の中のわかりづらい事象を“翻訳”するドミニクさんと、未だ見ぬ地平での人間の可能性を模索する村上さんにきく、「チャレンジスピリット」の源。
日時 :2022年 12月8 (木) 18:30~
場所: THE NORTH FACE Sphere 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-10-11 5F
 

ミニク・チェン(どみにく・ちぇん)博士(学際情報学)
1981年生まれ。NTT Inter Communication Center[ICC]研究員、株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文化構想学部で発酵メディア研究ゼミを主宰。テクノロジーと人間、自然存在の関係性を研究している。著書に『未来をつくる言葉―わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)『コモンズとしての日本近代文学』(イーストプレス)など多数。
 HP: https://ephemere.io/about

 

 

村上祐資(むらかみ・ゆうすけ)極地建築家
1978年生まれ。極地の生活を踏査してきた極地建築家。NPO法人 FIELD assistant代表。2008年に第50次日本南極地域観測隊に越冬隊員として、地球物理観測に従事。The Mars Society が2013-17年にかけて実施した模擬火星居住実験「The Mars 160m Mission」では副隊長、翌2018年の「MDRS Crew191 TEAM ASIA」では隊長を務めた。人間が生きることと建築の係わりをひも解く“Inter-Survival”をテーマにした活動は、ワークショップや教育、執筆活動など多岐にわたる。
HP: http://www.fieldnote.net/

② テーマ「環境」 露木しいなx 山下莉奈・長峰柏維・西岡杏珠(SHIMOKITA COLLEGE)
地球の「環境」は一体いま、どのような状況にあるのでしょうか。環境活動家として、露木しいなさんは、全国の小学校から大学まで、さまざまな場所で地球の現状を伝える講演を行っています。インドネシアの高校で学び、自然の美しさと表裏一体の脆さをひしひしと感じてきたであろう露木さんに、気候変動や環境問題を若い世代に伝えていく理由をお話しいただきながら、どうすれば問題を解決していくことができるのか、SHIMOKITA COLLEGEの学生さんと一緒に考えます。
日時 :2022年 12月11 (日)18:20~ ※映画上映後、対談を行います。
場所: SHIMOKITA COLLEGE 〒123-0056 東京都世田谷区代田5-20-16
 

 

 

露木しいな(つゆき・しいな)環境活動家
2001年、横浜生まれ、中華街育ち。15歳まで日本の公立学校に通い、高校3年間を「世界一エコな学校」といわれるインドネシアの「Green School Bali」で過ごし、2019年6月に卒業。2018年にCOP24(気候変動枠組条約締約国会議)in Poland、2019年にCOP25 in Spainに参加。肌が弱かった妹のために口紅を開発し、Shiina Cosmeticsを立ち上げる。 慶應義塾大学環境情報学部に在学中だが、気候変動についての講演会を行うため、休学をして全国の小・中・高校を回っている。
HP: https://shiina.co/
 

 山下莉奈・長峰柏維・西岡杏珠 SHIMOKITA COLLEGE
2020年12月に開業。多様な背景をもつ居住者がそれぞれの経験を持ち寄って学び合う、居住型の新しい教育施設「SHIMOKITA COLLEGE」。本イベントでは、気候変動のタイムリミットを示すClimate Clockを設置する活動を行う大学2年生をはじめ、人間科学部に通い、教育工学を学ぶ大学2年生や、地形学に関心のある高校2年生など、様々な興味分野を持つ学生3名が登壇いたします。
HP: https://h-lab.co/residential-college/shimokitazawa/

③ テーマ「平和」 松村圭一郎 x 石川直樹
文化人類学は直接的に平和を叶えるための学問ではないかもしれません。しかし、国家間ではなく、個々が、他者を知り、異なる国の文化慣習を尊重し、理解しようとすることは、平和への第一歩につながるのではないでしょうか。人類学や民俗学などの領域に関心をもち、ヒマラヤから都市部まで世界各地を旅しながら撮影を続ける写真家・石川直樹さんと、エチオピアや中東湾岸諸国などでフィールドワークを行う文化人類学者の松村圭一郎さんが考える、「平和」とは何か。
日時: 2022年12月16日(金) 21:00頃 ~ ※30分のトークイベント後、映画上映を行います(有料)。
場所: シモキタ – エキマエ – シネマ『K2』 〒155-0031東京都世田谷区北沢2-21-22 ( tefu ) lounge 2F
※時間の確定およびチケットの発売は12月13日 (火) 10:00となります。詳細はK2ウェブサイト(https://k2-cinema.com/)にてご確認ください。

 

 

松村圭一郎(まつむら・けいいちろう)文化人類学者/岡山大学文学部准教授
1975年熊本生まれ。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、第72回毎日出版文化賞特別賞)『くらしのアナキズム』(ミシマ社)『はみだしの人類学』(NHK出版)『これからの大学』(春秋社)など、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)『働くことの人類学』(黒鳥社)。
Twitter: https://twitter.com/kmatsumura15
 

 

石川直樹(いしかわ・なおき)写真家
旅しながら、作品を発表する。写真集に『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)、『CORONA』等。著書に、『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。2021年には知床・斜里で映画『Shari』の撮影を担当。近年は写真絵本の出版も続いている。
HP: http://www.straightree.com/

【2】TOKYO FM「サステナデイズ」舟津圭三出演
放送日時:2022年12月8日(木) 11:30~13:00 ※舟津氏は12:30頃~生出演予定
放送局: TOKYO FM(80.0MHz)  放送エリア: 関東
※放送後radikoタイムフリーで2022年12月16日(金)AM 4:59 まで聴取可能です。
※放送後、番組公式サイト https://www.tfm.co.jp/sustaina/ でも放送の様子をご覧いただけます。
 

 舟津圭三(ふなつ・けいぞう)冒険家
1956年大阪生まれ。米国ミネソタ州で野外教育のプログラムを学び、若者や一般社会人への野外教育を実践。1988年グリーンランド犬ぞり横断後、南極大陸横断国際隊に参加。その後は米国アラスカ州で中長距離犬ぞりレーサーとして活躍し、3大長距離犬ぞりレースで新人賞受賞するほか冬のアラスカでの犬ぞりキャンプも実施。1990年朝日スポーツ賞、テレビ朝日ビッグスポーツ特別賞。2015年からは北海道仁木町NIKI Hillsビレッジにてワイナリー、ガーデン、森のプロジェクトに参画している。

【「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクト概要】
主催:THINK SOUTH FOR THE NEXT実行委員会 (株式会社ゴールドウイン、株式会社DACホールディングス)
後援:環境省、文部科学省、外務省、国立極地研究所、公益財団法人日本極地研究振興会、株式会社エフエム東京
公式サイト:https://www.think-south.com ※本プロジェクトの企画背景や今後の活動予定などを随時更新

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