持続可能な航空燃料(SAF)を利用した一般顧客向け初の富士山遊覧フライトツアーを11月29日(火)より販売開始

三菱地所株式会社のプレスリリース

三菱地所グループの富士山静岡空港株式会社(静岡県牧之原市)は、三菱地所株式会社(東京都千代田区)と協働して、CO2削減に向けた取組 「富士山静岡空港グリーン・フライト&エアポート」の第一弾として、株式会社ユーグレナ(東京都港区)の持続可能な航空燃料(SAF)「サステオ」(以下、SAF「サステオ」)を利用した一般顧客向け初の富士山遊覧フライトツアーを来年初春に実施する予定です。 11月29日(火)より同ツアーの販売を主催者である株式会社大鉄アドバンス公式ウェブサイトにて開始いたします。

「富士山静岡空港 グリーン・フライト&エアポート」とは、富士山静岡空港が空港としてCO2削減に向けた様々な取組の総称で、静岡県や筆頭株主の三菱地所株式会社をはじめ、航空会社、給油事業者、観光事業者等関係者と協働で様々な観点から取り組んで参ります。

その第一弾として、富士山静岡空港株式会社・株式会社フジドリームエアラインズ(FDA)・大井川鐡道グループと2018年より共同で商品化してきた一般顧客向けの富士山遊覧フライトツアーでの航空燃料の一部に、今回初めてSAF「サステオ」を採用致します。

本ツアーは、累計約3,300名のお客様が楽しんだ富士山静岡空港利用の人気商品で、県内はもとより、最近では就航先や首都圏からのお客様にも数多くご利用頂いておりますが、今後求められる「サステイナブル・ツーリズム」実現への一歩として、SAF使用による追加コストをお客様にも一部ご負担※頂きながら、環境配慮型旅行商品として持続的な供給を目指します。

※観光庁補助金や三菱地所株式会社からの協賛等も活用しています。

富士山静岡空港はこれからも、さまざまな取り組みで航空・空港・観光分野におけるCO2削減に力を尽くしてまいりますのでご期待ください。
 

 

〇今回の富士山遊覧フライトツアー概要(ツアー主催者:株式会社大鉄アドバンス)

(1)実施予定日:2023年1月7日(土) 日帰りツアー
        (行程等詳細は株式会社大鉄アドバンス公式ウェブサイトを参照)
(2)募集人数 :70名(最少催行人員:50名)
(3)販売価格 :@39,800円/大人1名
(4)販売開始日:2022年11月29日(火)
(5)使用機材 :エンブラエルERJ175型機/フジドリームエアラインズ(FDA)
(6)販売サイト:https://travel.daitetsu-adv.co.jp/lp/mt-fuji-flight/

 

大鉄アドバンス公式ウェブサイトはこちら

富士山遊覧フライトツアー

〇「富士山静岡空港グリーン・フライト&エアポート」の取組(現時点で具体化しているもの)
①  SAFを利用した富士山遊覧フライトツアー(今回の取組)
②  空港脱炭素化に向けた施設改修・設備更新等(国土交通省2022年度補助事業)
    期間:2022年度中
    内容:空港ターミナルビルの一部ガラスへの遮熱フィルム設置や点検車両のEV化
③  空港会社所有給油施設へのSAFの常備化に向けた検証
    期間:2022年度中
    内容:施設管理者側の論点整理及び関係者合意の形成

 
〇持続可能な航空燃料(SAF)及びSAF「サステオ」の概要
「SAF」はSustainable Aviation Fuel の略称です。
「サステオ」はユーグレナ社が製造・販売するSAF(バイオジェット燃料)および次世代バイオディーゼル燃料で、使用済み食用油や微細藻類ユーグレナから抽出した油など食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマスを原料として製造しています。

「サステオ」は、燃料の燃焼段階ではCO2を排出しますが、原料となる使用済みの食用油の原材料である植物も、微細藻類ユーグレナも成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。

ユーグレナ社製「サステオ」の詳細はこちら

【「富士山静岡空港グリーン・フライト&エアポート」の取組イメージ】

①SAFを利用した富士山遊覧フライトツアー(イメージ)

②空港脱炭素化に向けた施設改修・設備更新、点検車両のEV化(イメージ)

③富士山静岡空港給油タンク

 

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