海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース
日御碕・鷺浦灯台利活用プロジェクトコンソーシアムは、2022年12月4日から2023年1月15日にかけて出雲日御碕灯台と出雲大社周辺エリアで観光客の動態調査を実施します。この調査は、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していく「海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業」の一環として実施します。
出雲日御碕灯台は石造灯台としては日本一(※)の高さを誇り、また日御碕周辺エリアは日が沈む聖地として日本遺産にも認定されています。日御碕・鷺浦灯台利活用プロジェクトコンソーシアムは出雲観光協会や出雲市などと連携しこの日御碕エリアの魅力を発掘、発信を強化する計画で、まず出雲大社・日御碕灯台周辺に訪れる観光客に日御碕灯台の認知度や魅力、行動調査を実施します。調査は12月から1月に実施し、2023年2月頃に結果を公表する予定です。
※出典:(一社)出雲観光協会公式ホームページより https://www.izumo-kankou.gr.jp/special/677
<調査概要>
日時 | 2022年12月4日、11日、18日、25日、2023年1月15日 |
調査地 | 島根県出雲市大社町の出雲大社周辺と日御碕灯台周辺 |
調査内容 | 1.観光客アンケート調査 灯台地区:日御碕エリアの魅力、認知度、旅行日程、交通機関等ヒアリング (200人以上) 出雲大社:日御碕エリアの魅力、認知度、旅行日程、交通機関等ヒアリング (100人以上) 2.駐車場調査 灯台地区:利用台数、ナンバープレート等の把握 3.入込客数調査 灯台地区:灯台地区入口付近にて観光客数の把握 4.観光事業者ヒアリング 灯台地区:飲食店等4店舗にて日御碕灯台エリア観光の現状や課題をヒアリング |
<出雲日御碕灯台の魅力とは>
島根半島の最西端の断崖にそびえ、明治36年(1903)に設置され来年120歳を迎えます。海面から灯塔の灯火までは63.30m。地面から塔頂までが43.65mあり、石造灯台としては日本一(※)の高さです。
真っ白な外壁は松江市美保関町で切り出された硬質の石材、内壁はレンガ造りで、外壁と内壁の間に空間を作った特殊な二重構造になっています。
光度は48万カンデラで、夜間は約40km沖合まで達し、100歳を超えて今なお現役で海の安全を守っています。歴史や文化的な価値の高さから「世界の歴史的灯台百選」「国の登録有形文化財」「国指定重要文化財」に選ばれています。
<団体概要>
団体名称:日御碕・鷺浦灯台利活用プロジェクトコンソーシアム
活動内容:本コンソーシアムの事務局は山陰中央テレビジョン放送株式会社が務め、出雲市や出雲観光協会、海と日本プロジェクトinしまね実行委員会などと連携し、出雲日御碕灯台エリアの魅力化や実態調査を行っています。
海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、灯台の様々な利活用モデルを創出することで、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的としています。初年度である2022年度は、本リリース事業含め、全国で12事業が採択されました。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/
新たな灯台利活用モデル事業 公募情報 https://toudai.uminohi.jp/event/post-5778/