トルコの紅茶文化、ユネスコの無形文化遺産に登録 ユネスコ無形文化遺産の登録数は25に

トルコ共和国大使館・文化広報参事官室のプレスリリース

トルコの紅茶「チャイ」のイメージ①トルコの紅茶「チャイ」のイメージ①

トルコ共和国大使館・文化広報参事官室は、トルコの紅茶文化がユネスコ(UNESCO:国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されたことを発表いたします。

2022年11月28日(月)から12月3日(土)にモロッコ王国の首都ラバトにおいて、第17回ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会が開催され、トルコの紅茶文化が「アイデンティティ、おもてなし、社会的交流の象徴」として無形文化遺産に登録されました。

紅茶は、トルコでチャイの名称で親しまれており、トルコ全土で一日中飲まれています。チャイを淹れるための伝統的な大小二つの2段式ティーポット「チャイダンルック」で淹れられ、小さなチューリップ型のグラスで提供されます。

無形文化遺産保護委員会は、12月1日の決定発表の声明の中で、「アゼルバイジャンとトルコの紅茶文化は、おもてなしの心を示し、社会的なつながりを築き、維持し、地域社会の生活の中で重要な瞬間を祝うために使われる重要な社会的慣習である」と紅茶文化の社会的意義の強さを述べています。

また、トルコ民話の登場人物「ナスレッティン・ホジャ」もユネスコの無形文化遺産に登録されました。彼は、何千もの機知に富んだ物語に登場し、そのほとんどが教育的な性格を持つことで知られています。ナスレッティン・ホジャは、日本で言うところの「一休さん」のような存在であり、約350もの逸話が残されていると言われています。これにより、トルコのユネスコ無形文化遺産の登録数は25になりました。

トルコの紅茶「チャイ」のイメージ②トルコの紅茶「チャイ」のイメージ②

トルコについて
地中海沿岸に位置し、有名なボスポラス海峡が隔てるアジアとヨーロッパを結ぶトルコは、多様な気候と文化交流の中心地であることにより、何世紀にもわたる多様な文明が反映された歴史、自然や美食を有し、2021年には約3,000万人の訪問者をお迎えしました。文化が交差するこの国は、伝統とモダンが融合した芸術やファッションに大変寛容で、またダイナミックなショッピングとエンターテメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。

トルコの詳細は公式ウェブサイト(http://www.tourismturkey.jp/)または以下の SNS をご覧ください。
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トルコ観光広報・開発庁(TGA)について
トルコ観光広報・開発庁(TGA)は、トルコの有形・無形の自然・文化・生物学的遺産、人工の所産をプロモーションすることで、国内外の観光においてのトルコのブランディングを確立させ、トルコ経済における観光投資へのシェアを高め、観光のサービスの質を向上させるために、短期・中期・長期のコミュニケーション・マーケティング活動を行っています。TGAは、現在の観光資源を世界に向けて宣伝・マーケティングを行い、トルコの観光目標を達成し、かつ潜在的な観光資源を発見・開発・活用するために文化観光省の観光戦略・政策に沿ってあらゆる宣伝、マーケティング、コミュニケーション活動を担っています。
 

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