檜原村の環境保全を掲げ、HINOKO TOKYOでサウナイベントを開催!川を愛する仲間たちと、秋川のめぐみを楽しみ、感謝する1日。

トレイルヘッズ株式会社のプレスリリース

トレイルヘッズ株式会社(東京都渋谷区、代表 山口陽平)は、今年11月に檜原村の環境保全のための啓発活動「BACK TO RIVER」プロジェクトを立ち上げました。その一環として、12月4日(日)にサウナや釣りなど、川でのアウトドアアクティビティを楽しむ仲間たちと、秋川でのサウナイベントを開催しました。
本イベントは、檜原村を流れる秋川の上流部に、現在産廃焼却場の建設が計画されていることを受け、住民の反対活動を応援するために立ち上げました。自然の中で気持ちよく遊びながら、この問題を広く知ってもらうことをねらいとしています。
当日は約40人の川を愛する方々が集まり、アウトドアサウナで温まって川に飛び込んだり、秋川の渓流魚を使ったパエリアを食しました。環境への川のめぐみを感じ、川に感謝する1日を過ごしました。

今回のイベントは、トレイルヘッズが運営する会員制キャンプ場「HINOKO TOKYO」で開催されました。常設のHIINOKO SAUNAに加えて、3台のテントサウナを河原に設置。今もっとも川を楽しんでいるサウナ好きや、釣りをはじめとした川でのアウトドアアクティビティを楽しむ仲間たちが集結しました。
自然の中、薪でアツアツに温めたサウナから出ると、みんな続々と川に飛び込みます。秋川の透き通った清流に、サウナーたちも大喜び!この日の水温は9度でしたが、痺れる冷たさの川に次々と飛び込み、その後は思い思いに河原で外気浴をして過ごしました。

また今回は、旅する料理人の三上奈緒さんによる焚き火料理もご用意しました。秋川の渓流魚と近隣のお野菜、旅先で仕入れたお野菜を檜原の水で炊き上げたパエリアが完成すると、参加者で分け合いながら川の恵みをありがたくいただきました。

 

▼当日の様子

サウナ後に秋川に飛び込む参加者たち

透き通った清流が魅力の秋川。当日の水温は9度。

イベントでは、河原に3つのテントサウナを用意

いくつかのサウナを渡り歩き、入り比べをする参加者も

川を眺めならの外気浴

秋川と地域のめぐみがたっぷり入ったパエリア

川で遊び、川を愛する仲間たちが集う1日となりました

 

  • 檜原村の環境保全を訴える3人からのスピーチ

「BACK TO RIVER」プロジェクトは、この秋川の上流部に計画されている産廃焼却場の建設に反対する住民の方々を応援する目的で立ち上げました。現在、村民の7割をこえる反対署名が集まり、村長も議会も反対を表明しています。住民の方の思いを受けて、トレイルヘッズもこの活動を応援しています。

当日は、本イベントを主催したトレイルヘッズ代表 山口陽平、檜原村の住民である清田直博さん、「サンクスヒノハラ」を通して村外に活動の輪を広げる三島充由さんに、今回のプロジェクトの背景や想いをお話いただきました。

左から清田さん、三島さん、山口

 

●山口陽平(トレイルヘッズ代表)
「BACK TO RIVERというのは、川の楽しさというのを多くの人に知ってもらうためにみんなで集まろう!というプロジェクトです。
僕自身、今年4月ごろ、民間の産業廃棄物の焼却施設が計画されていることを知りました。住民の方も多くが反対していますが、檜原住民の声だけでは村外の多くの方に届いていかない課題がありました。僕らは普段、ここの場所で自然を楽しませてもらっているので、だったら楽しみながら多くの人にこの問題を知ってもらうことはできないかと考え、このプロジェクトを立ち上げました。」

●清田直博さん(檜原村に移住し、エコツーリズムなどに取り組む)
「この村に移住してから今7年目。もともと世田谷区に住んでいましたが、子どもが生まれ自然の豊かなところで育てたいなと思い、子どもが10ヶ月の時にこちらに引っ越してきました。

檜原村は人口約2000人の村で、65歳以上の方が半分以上いる、超少子高齢化の村です。しかしここには、年間20万人以上のハイキング、トレイルランニング、サイクリング の方が訪れています。産廃焼却施設は村を流れる秋川の源流域に計画されているので、きれいな水と空気を求めてアウトドアアクティビティに訪れる方々も必ず影響を受けます。まだ広く知られていないので、イベントをきっかけにこの問題を知ってもらい、みなさんの仲間に情報を伝えてもらいたいと思っています。」

●三島充由さん(サンクスヒノハラ代表)
「私の妻の実家がここよりももう少し上流域にあることもあり、この問題について住民の方の心の面も含めて知ることができました。自分でも調べていくと、今回の計画は檜原という地域性、そして地理・地形的にも適していないのでは、という思いがより一層強まり、住民の皆さんを支援したいと『サンクスヒノハラ』を立ち上げました。
『サンクスヒノハラ』では、ウェブサイトを通して署名も集めています。この署名が何を意味するかと言うと、人口2000人の檜原村に対して、許可を出すのは東京都です。人口1400万人の東京都に対してどれだけ強い思いを持って印象を与えていけるかというところで、10万人の声を集めることを目指しています。

普段から自然を楽しませてもらっている私たちだからこそ、明るい気持ち感謝の気持ちを持って、この問題に対して考えていただけたらとても嬉しいです」

 

  • BACK TO RIVERプロジェクトとは?

普段からアウトドアで遊ぶ仲間たちが、自分達のフィールドが壊されそうになった時に一致団結して声を上げるムーブメントを作りたいと、トレイルヘッズが立ち上げたプロジェクトです。
檜原村の秋川上流部に産廃焼却場の建設が計画されたことを発端に誕生し、まずはこの問題の認知度向上と多くの賛同を集めるために尽力します。
さらには秋川に限らず、他の地域でも環境を壊す恐れのある問題が起きる可能性があります。その際には、その住人だけでなく、そのフィールドをお借りして遊ぶアウトドアを楽しむ仲間たちと共に守っていきたいと考えています。自然を愛するものたちが環境を守るためにアクションを取る、そんな仲間の輪を広げることを目指しています。

 

  • ご賛同いただける方へのお願い

檜原村では、村の住民の方々が、自然環境や自分たちの暮らしを守るために、産廃焼却場の建設に反対する運動を行っています。「サンクスヒノハラプロジェクト」は村外から、この運動・住民・檜原村を応援する企画です。この一環で、反対の署名活動を行なっており、10万人の応援の声を集め、東京都に届けようとしています。本プロジェクトに賛同してくださる方は、ぜひサイトを訪問し署名をお願いできたら幸いです。※最後に寄付の案内が出ますが、こちらは不要です。
▶︎詳細:サンクスヒノハラHP(https://thankshinohara.jp/
▶︎署名はこちらから (https://bit.ly/3Pg8QIo

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【本リリースについての問い合わせ】
トレイルヘッズ株式会社 info@trailheads.jp
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<参考>
【HINOKO TOKYOについて】

HINOKO TOKYOは都心から車でわずか1時間半、東京都檜原村にある会員制のキャンプ場です。1サイト1組限定、森の香りと川の瀬音に包まれたプライベートスペースでゆったりとしたアウトドアライフをお楽しみいただけます。2021年4月には薪でサウナを温め川に飛び込める「HINOKO SAUNA」が誕生。

【トレイルヘッズについて】
「働き方」の拡張をおこない、「働く場」が持つ課題を解決するフィールド・デザイン会社。企業や人間が本来持つ「らしさ」を引き出し、働くフィールドの提案・デザインを行う。2014年の創業から300を超えるスタートアップを中心とした成長企業のオフィス作りに携わる。その他、東京都檜原村のキャンプ場「HINOKO」を運営。「仕事も、暮らしも、遊びも。全部を楽しみながら、シームレスに生きる。」というバリューの実現に向けて取り組む。2020年に「German Design Award」、2021年に「BUILD AWARD」を受賞。
TRAIL HEADS:https://trailheads.jp/
HINOKO TOKYO:https://hinoko.jp/

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