日本フレスコボール協会(JFBA)、「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2023」の年間スケジュールならびに2022年度の年間表彰「FRESCOBALL AWARD 2022」を発表。

一般社団法人日本フレスコボール協会のプレスリリース

コミュニケーションデザインスポーツ”フレスコボール”の国内での普及活動を行っている、一般社団法人日本フレスコボール協会(以下、JFBA、代表理事 窪島剣璽)は、「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2023」の年間スケジュールならびに2022年度の年間表彰「FRESCOBALL AWARD 2022」を発表いたします。

2023年度の日本代表選手を選考する「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2023」は、全部で7大会。2022年度からツアー名称が現在のものに変更され、JFBAが掲げる『地方における公式戦開催を通じた地域の関係人口創出やスポーツ振興・スポーツツーリズムへの貢献』を、2023シーズンも体現してまいります。

2023シーズンでは、初めて2ラウンド制を導入。最終戦となる「JBG®F千葉フレスコボールジャパンオープン2023」のみ、日本代表争いをかけたトップカテゴリと、一般カテゴリの2カテゴリに分けて試合を進行。その出場カテゴリは、1st.ラウンドにあたる開幕戦〜第6戦の結果によって決定されます。両カテゴリで表彰があり、トップ選手以外にも表彰機会が広がった形となります。

開催地における注目は、第2戦の中四国ステージ・岡山大会。10月にJFBA公認地域クラブ「TEAM晴れの国FRESCOBOL岡山(THFO)」が設立され、普及の勢いも著しいエリア。四国フレスコボール協会と連携する形で、JFBA初となる中国地方での公式戦が開催されます。​また7大会終了後には、兵庫県で開催される「JAPAN BEACH GAMES® Festival 須磨」に合わせて、プレーオフ大会も計画中。多くの選手にとって実りあるシーズンとなるよう、協会運営を行ってまいります。

〈FRESCOBALL JAPAN TOUR 2023〉

  • ​①2月11-12日|フレスコボールオキナワカップ2023@沖縄県宮古島市・与那覇前浜ビーチ【1st.ラウンド/九州沖縄ステージ】
  • ②4月8-9日|岡山大会@岡山県玉野市【1st.ラウンド/中四国ステージ】※左記の内容で開催できるよう最終調整中(12月〜1月に公式発表予定)
  • ③5月3-4日(5日予備日)|JAPAN BEACH GAMES® Festival フレスコボールオダイバカップ2023@東京都港区・おだいばビーチ【1st.ラウンド/東京ステージ】​
  • ④7月15-16日(17日予備日)|岩手大会@岩手県陸前高田市【1st.ラウンド/東北ステージ】※左記の内容で開催できるよう調整中
  • ⑤8月11-12日(13日予備日)|フレスコボールショウナンカップ-平塚-2023@湘南ひらつかビーチパーク【1st.ラウンド/湘南ステージ】
  • ⑥9月16-17日(18日予備日)|兵庫大会@兵庫県明石市【1st.ラウンド/関西ステージ】※左記の内容で開催できるよう調整中(承認の関係で5月頃公式発表予定)
  • ⑦10月14-15日|JAPAN BEACH GAMES® Festival CHIBA フレスコボールジャパンオープン2023@千葉県千葉市・いなげの浜【ファイナルラウンド/関東ステージ】

* 2023年間ルールならびに日本代表選考基準は、近日中にJFBA公式ブログにて発表いたします。
* 自治体の都合などにより、上記スケジュールは変更になる可能性もございます。

〈プレーオフ大会ならびにブラジル選手権派遣予定〉

  • 11月4-5日 JBG®F須磨@兵庫県神戸市・須磨海岸【「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2023」とは別のプレーオフ大会として開催】
  • 12月9-10日(仮) フレスコボールブラジル選手権2023

* プレーオフ大会のルールは、改めてJFBA公式ブログにて発表いたします。
* ブラジル選手権の日程は、現地組織の都合により変更となる可能性があります。

 

また、過去最多となる7大会を実施した「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2022」で特に活躍した選手やクラブの年間表彰『FRESCOBALL AWARD 2022』を、以下の通り発表いたします。参加された選手の皆様、各協力団体の皆様には、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。

〈JFBA年間最優秀ペア賞(Most Valuable Pair)〉
大会出場したペアの中で、戦績含め最も活躍・感動を与えた各カテゴリペア1組に贈られる賞です。

■男子部門
​外山祐次×松浦孝宣ペア

◇受賞理由
出場した6大会すべてで入賞し、特に4月のショウナンカップ~8月のアリアケカップまで圧巻の4連覇。驚異的なラリースピードを誇り、攻撃的でいながら落球の少ない安定感も持ち味。時にはタイムをうまく取ってラリーを立て直すなど、試合巧者な一面も。リクゼンタカタカップで叩き出した「1775点」は、今シーズンの男子カテゴリ最高得点。年間を通じた圧倒的な成績が評価され、2022年度年間最優秀ペアに選出されました。

■女子部門
青木沙耶香×落合真彩

◇受賞理由
出場した5大会中4度の入賞を誇り、そのうち優勝3度。確かな技術力と、女子カテゴリ屈指のアタックスピードで、柔と剛が織りなすラリーはシーズン通して観客を魅了しました。特にシーズン終盤は、ライバルたちの猛烈な追い上げもある中、ジャパンオープンという一番プレッシャーのかかる場面で女子カテゴリ最高得点「1720点」を記録。最終戦にして最高峰の大会で優勝したことが高く評価され、2022年度年間最優秀ペアに選出されました。

■ミックス部門
外山祐次×落合真彩ペア

◇受賞理由
どちらも男子カテゴリと女子カテゴリのMVP同士のペア。フレスコボール史上最高得点「1914点」をたたき出し、見事ミックス部門MVPに選出されました。寸分の狂いのない抜群の安定感から繰り出される強烈なアタックの応酬には、多くの人が釘付けに。二人の精神力、技術力、集中力、体力、すべてが発揮された素晴らしいラリーで、ジャパンオープンではベストラリー賞も受賞。2022年度年間最優秀ペアにも満場一致で選出されました。

〈新人賞〉
JFBA主催大会への出場歴が2年未満の選手の中で、活躍が顕著であった方に贈られる賞です。

古川元樹選手

◇受賞理由
昨年の10月のジャパンオープンに彗星のごとく現れ、初出場ながらも才能の片鱗を見せつけた古川選手。5月のオダイバカップで初入賞を果たし、初出場から約1年後のオオクラカップで初優勝に輝きました。リズムの良いアタックと安定感抜群のディフェンスで、今シーズン見事日本代表の座も手に。最近では、地元・北海道でも体験会の講師も担うなど、競技・普及両面での活躍も評価され、新人賞に選出されました。

〈優秀クラブ賞〉
JFBA公認地域クラブの中から、2022年競技普及ならびに運営に多大なる協力と協会へのサポートをしていただきましたクラブに贈られる賞です。

湘南鵠沼フレスコボールクラブ(SKFC)

◇受賞理由
昨年12月の設立後、関東近辺在住のフレスコボーラー達の貴重な練習拠点となり、日本代表選手も数多く所属。湘南エリアで初開催となった「フレスコボールショウナンカップ-鵠沼-2022」に多大なるご尽力をいただき、見事大会を成功に導いて下さいました。今後も東日本のフレスコボール界を引っ張っていただく存在になることは必至。設立から1年で、見事優秀クラブ賞に選出です。

四国フレスコボール協会

 

◇受賞理由
四国フレスコボール協会は、昨年の設立時に目標として掲げていた四国四県の地域クラブ設立をついに今年度達成。他にも、独自運営によるローカル大会開催や、地域に根ざした丁寧な活動など、他地域の模倣となるような取り組みを恒常的に行っている点が評価されました。地域協会という形ではありますが、四国四県の全クラブの結集であるとして、優秀クラブ賞に選出されました。

■“コミュニケーションデザインスポーツ” フレスコボールとは?
フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロ発祥のビーチスポーツです。1945年にリオ・デ・ジャネイロのコパカバーナビーチで考案され、現在は世界各地のビーチで親しまれるようになっています。
フレスコボールの最大の特徴は、向かい合う2人が競い合うのではなく、協力してラリーを続ける採点競技という点。競技時間は5分間、7mの距離を保って試合を行います。協力してラリーを続ける様子から「思いやりのスポーツ」とも言われます。2022年12月現在、日本全国で22のJFBA公認地域クラブと1の公認学生団体が設立され、フレスコボールを通した地域コミュニティが形成されています。
日本フレスコボール協会は、このスポーツの魅力をより多くの人に知ってもらうために2013年に設立され、2025年までに日本全国47都道府県で地域クラブ設立を目指して積極的に活動を行っております。

 

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