平安時代の寝殿造りを彷彿とさせる雅な空間で春の訪れを待ちわびる 「芽吹きの華道体験」開催~季節の草花から生命を感じ取り、芽吹きを表現する~|期間:2023年2月18日~28日

星野リゾートのプレスリリース

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2023年2月18日~28日の期間、平安時代の寝殿造りを彷彿とさせる雅な空間で春の訪れを待ちわびる「芽吹きの華道体験」を開催します。二十四節気の「雨水(うすい)*1」の時期、地面や木々の枝から一斉に芽吹き出す様子は、古より春の兆しを待ちわびる人々の心を躍らせてきました。星のや京都では、平安時代の寝殿造りの特徴を彷彿とさせる空間での華道体験で芽吹きを表現し、抹茶と暦を映した和菓子で身も心も温まります。冬の終わりと春の始まりの間(あわい)を思い思いに感じながら華道体験に興じることができます。
*1 2月19日~3月4日頃の季節を指す季語

背景

星のや京都が位置する嵐山は、平安貴族が別荘を構えて四季の自然を愛でた場所です。その風光明媚(ふうこうめいび)な自然は今なお守り継がれており、冬には水墨画のような凛とした風景を楽しむことができます。冬の嵐山でだんだんと芽吹き出す季節の草花から生命を感じ取り、芽吹きの世界観を表現しながら春の兆しを待ちわびてほしいと考えています。

特徴1 平安時代の釣殿を彷彿とさせる空中茶室で華道体験に興じる

かつて平安貴族は自身の邸宅の広大な庭に釣殿*2という池にせり出したスペースを構えていました。星のや京都の目の前を流れる大堰川にせり出すようにつくられた「空中茶室」は、釣殿を彷彿とさせます。平安時代には寝殿内に帳台*3と呼ばれる調度を巡らせていました。その設えに倣って空中茶室に帳台を構えた雅な空間で星のや京都ならではの華道体験を楽しみます。
*2 日本大百科全書 寝殿造の邸宅において、中門廊の先端に、池に臨んでつくられた建物。周囲を吹放ちにした瀟洒(しょうしゃ)なもので、納涼・供宴に用いられた。
*3 デジタル大辞泉 寝殿造りの母屋内に設けられる調度の一つ。浜床という正方形の台の上に畳を敷き、四隅に柱を立ててとばりを垂らしたもの。貴人の寝所または座所とした。

特徴2 「未生流笹岡」の教えのもと、芽吹きを表現する

華道体験の講師は「未生流笹岡」三代家元の笹岡隆甫氏です。春の兆しを待ちわびる雨水の時期に、花が生まれる前に思いを巡らせるという「未生」の教えのもと、花器の上で芽吹きを表現します。季節の草花や笹岡氏による暦にまつわる講話から生命の息吹きを感じることで、より一層自身の世界観の表現に深みが増します。

特徴3 抹茶と暦を映したあたたかな和菓子で温まる

華道体験の後は、自身が活けた花を眺めながら抹茶と暦を映した和菓子を味わいます。和菓子は、1803年創業の京菓子司(きょうがしつかさ)「亀屋良長(かめやよしなが)」が本アクティビティのために特別に手掛けたものです。芽やなぎや春告草をイメージして仕上げており、春の訪れを感じられます。奥嵐山の凛とした空気に触れた後、和菓子と抹茶で温まり身も心も安らげます。

「芽吹きの華道体験」概要

開催日   :2023年2月18日~28日
時間    :14:00~16:00
料金    :1組68,500円(税・サービス料込、宿泊料別)
含まれるもの:華道体験・和菓子・抹茶
定員    :1組(2名限定)
予約    :公式サイト([https://hoshinoya.com/kyoto/]{https://hoshinoya.com/kyoto/} )にて14日前まで受付
場所    :星のや京都
対象    :宿泊者
備考    :荒天の場合、内容が一部変更になる場合があります。

【講師紹介】笹岡隆甫氏(華道「未生流笹岡」三代家元)

1974年京都生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。3歳より祖父である二代家元氏の指導を受け、2011年、三代家元を継承。舞台芸術としてのいけばなの可能性を追求し、日本-スイス国交樹立150周年記念式典をはじめ、海外での公式行事でも、いけばなパフォーマンスを披露。2016年には、G7伊勢志摩サミットの会場装花を担当した。京都ノートルダム女子大学客員教授。大正大学客員教授。京都市教育委員会委員。京都市の「DO YOU KYOTO?」大使として環境破壊防止を呼びかけている。

■星のや

「夢中になるという休息」をコンセプトに、施設ごとの独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設は、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。
[https://hoshinoya.com/]{https://hoshinoya.com/}

■星のや京都

平安貴族が興じた嵐山にたたずむ水辺の私邸で時を忘れる。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡った先では、京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、嵐山の情景を映した滋味豊かな日本料理、四季の美しい景観と静けさの非日常が提供されます。
〒616-0007 京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2/客室数:25室
[https://hoshinoya.com/kyoto/]{https://hoshinoya.com/kyoto/}

<星野リゾートのコロナ対策>

星野リゾートでは「3密回避」と「衛生管理」の2つの対策軸を掲げ、温泉やプールのリアルタイムな混雑状況の見える化サービスや、新しいビュッフェスタイルの提供など、各施設において従来のサービスを進化させています。また、お越しいただく皆さまが安心して過ごせるような様々な滞在コンテンツを用意してまいります。

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