農ライファ―ズのプレスリリース
世界を農でオモシロくするをミッションに、小さくても質が高い「コンパクト」な次世代型農家の営み方を学ぶ「コンパクト農ライフ塾※」や限界集落を再生するプロジェクトなどを精力的に展開する農ライファーズ株式会社。自社オリジナルブランドとして、これまで広島県竹原市田万里町にて大豆や米や野菜を生産し、加工食品を製造しながら、「田万里家(たまりや)」という屋号で農業と六次化事業を展開してきた。そしていよいよ今年3月、地域の集会場を山小屋風にフルリノベーションした「カフェ併設型の農泊宿施設」を田万里家が新たにスタートさせる。
※コンパクト農ライフ塾:小さくても収益性の高い農家を目指すビジネスパーソン向けのスクールとして、これまで200名以上の卒業生を輩出してきました。
- プロジェクトの背景
2018年、西日本豪雨が発災したとき、農ライファーズの代表である井本が自身の出身地である田万里で、述べ140人の仲間を集めてボランティア活動を展開。その際、田万里という何の変哲もない農村にある豊かな暮らしの素晴らしさに感動し、当事業の構想をスタートさせました。
「限界集落を農のチカラで笑顔の集まる場所にする」というビジョンを掲げ、野菜や穀物を生産し、加工食品を製造しながら、徐々に「田万里家(たまりや)」というブランドを成長させていきました。
そしていよいよ2023年2月から「田万里家」ブランドを象徴する拠点がオープン、2月に「田万里家RICE DONUT
という米粉ドーナツ専門店が先行スタートして、3月に農体験泊ができる宿「田万里家FARM STAY」を予定しています。
しかしながら特に近年の新型コロナウィルスやウクライナ情勢の影響で資材が高騰し、施設建築が当初予算より3割以上オーバーしたことはプロジェクト全体の進行に大きなハードルとなりました。
そんな中においても、地方移住・半農半Xなど農ライフ(=自然とともにある暮らし)を体感できる場所作りは、困難な社会を生き抜く多くの人々に希望を与えるものになると考え、プロジェクト成功に向けてクラウドファンディングの実施を決定しました。
- 「田万里家 FARM STAY」について
田万里屋FARM STAYは、地元集会場を山小屋風にフルリノベーションし、ドーナツカフェも併設したホステル型の農泊宿です。
「農村の愛」を感じ、育む、キッカケの場所に。
単に泊まることだけが目的の宿ではなく、農ライフ(=自然とともにある暮らし)を通じたリトリートを目的にした田万里家 FARM STAYは、「宿泊したその日から全員が家族になる」がコンセプトの宿です。
- 「田万里家FARM STAY」でできる体験
農ライフ・リトリート コンテンツ①
田万里家の家族になって棚田再生の作業を体験。田万里は南北両サイドを山に囲まれた田んぼでの稲作が中心の農村。田万里家が2023年からスタートさせる、かつて美しい風景を織り成していた棚田(近年は耕作放棄地化)を再生する活動を、田万里家の家族の一員として(宿泊する皆さんとスタッフとが一体となって)楽しく体験することができます。
都会に暮らす人にとっては非日常的な作業も、農村の人にとっては日常。作業を通じて、現代の技術と古くからの知恵とが混ざり合う感覚を体験することによって、より創造的なアイディアが生まれる機会となります。
農ライフ・リトリート コンテンツ②
家族みんなで、地元おばあちゃんの素朴な田舎料理を味わいます。
宿といえば食事。宿泊する皆さんが大家族の一員となって、大テーブルを囲みながら、そこに出てくるメニューは全て素朴な田舎料理。しかし、これはただの田舎料理ではなく、地元のおばあちゃんたちからいただいたレシピをもとに、REVIVE KITCHEN THREE AOYAMAのシェフをされていた井口和哉さん監修のもと、田万里家FARMSTAYのために生み出した「おばんざい系大皿料理」。田万里で育てた旬の有機野菜がふんだんに味わえる夕食と朝食が基本の宿泊プランにセットになっていて、食を通じて家族みんな(宿泊される皆さん同士)が仲良くコミュニケーションできるよう工夫されています。
農ライフ・リトリート コンテンツ③
何もないけど全てある。雄大な絶景も日本一の特産品も、一見すると何もない農村。しかし、6世紀ごろの豪族が残した古墳、マチュピチュのような棚田集落、茅葺屋根(トタン屋根)と土間のある築150年の古民家、戦国時代から続く当屋祭が行われる八幡神社、室町時代に建立された寺、江戸時代は大名行列が通った旧山陽道と宿場跡、代々受け継ぐ、藁細工・竹細工など暮らしの道具づくりなど、田万里家に宿泊して家族の一員となり、オリエンテーションや農作業体験を通じて、この地の歴史的物語を凝縮して学んでみると「かつては自然と共存する豊かな暮らしが存在していた」ことに気づきます。そんな田万里の歴史と暮らしの知恵に触れることができます。
- 「田万里家FARM STAY」が社会に提案すること
「限界集落を農でオモシロく」していくことで、人々が集まり、その地域に暮らし、地域を元気にします。
「限界集落」とは65歳以上の人がその地域住民の50%を超えた集落を指します。現在、日本に点在する限界集落は、いずれも近代化の流れで働き世代が都会に集中し、その結果として地域に暮らす人口が減少したことが主な理由です。一方で現代、都会に暮らす人の多くが、自然と共にある健康的な暮らしを求めています。
農ライファーズ株式会社は「世界を農でオモシロくする」をメインのテーマに
1.ウェルビーイングの高い人口を増やして日本を元気にする。
2. 成功する持続可能な農事業の数を増やして、地域を元気にする。
という2つのビジョンを掲げています。
「田万里家の挑戦は、全国の限界集落の挑戦」と捉え、当プロジェクトと田万里という地域をきっかけに全国の限界集落の真の価値についての認知を図り、都会と地方を繋げる一役を担っていくという考えです。
- 「田万里家FARM STAY」クラウドファウンディング/ご支援について
クラウドファウンディングの詳細・ご支援方法は以下
https://readyfor.jp/projects/tamari-ya
第一目標金額:500万円(最終目標金額:1000万円)
支援募集期間:2023年1月26日(木)10時〜2月28日(火)23時
- 農ライファーズ株式会社について
企業名:農ライファーズ株式会社(旧 株式会社The CAMPus BASE )
https://noulifers.com/company/
設立日:2018年5月
事業内容:オンラインコミュニティの企画制作運営
オンラインスクールの企画制作運営
地域活性化事業のプロデュース
資本金:¥44,800,000-(2022年4月現在)
スタッフ:10名(契約社員含む)
代表者:代表取締役 井本 喜久
本社所在地:〒725-0001 広島県竹原市田万里1178
東京事業所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町30-15-404
主要取引銀行:西武信用金庫 渋谷東支店
- お問い合わせ先
農ライファーズ株式会社
クラウドファウンディング担当:金久保 [info@noulifers.com]