株式会社サン・クレアのプレスリリース
株式会社サン・クレア(本社:広島県福山市、代表取締役CEO:細羽雅之、以下 サン・クレア)は、愛媛県松野町目黒地区を拠点に、人生にヴィジョンを持ち、自分の力で未来を切り拓いていく意思を持つ若者の衣食住 フォローから資金サポート、ネットワーク構築を行う、起業及び事業の創出サポート事業「SCI-LABO(サン・クレア インキュベーション ラボラトリー)」を立ち上げました。
2020年3月、株式会社サン・クレアはコロナ禍中、愛媛県松野町滑床渓谷に宿泊施設「四万十川源流、森の国『水際のロッジ』(所在地:愛媛県北宇和郡松野町、マネージャー:湯之上美紀、以下 水際のロッジ)」をリニューアルオープンし、施設運営の傍ら、渓谷麓の限界集落 目黒地区で、ローカル課題の解決に取り組んできました。目黒地区では、他の限界集落と同様に、地域の歴史や文化が、地域住民の高齢化と共に刻一刻と消滅しています。そうした状況を受け、サン・クレアではこれまで、地方創生を志し地方の課題に取り組む意思を持った若者のインターンシップや就労を水際のロッジで受け入れてきました。
若者がさまざまなことにチャレンジできるフィールドを整えるために、サン・クレアではホテリエ(ホテルで働くスタッフの総称)の新しい働き方として、「パラレルワーク制度」を導入しています。すでに、水際のロッジの一部フロントスタッフは、「ホテリエ×藍農家」、「ホテリエ×野外教育ディレクター」、「ホテリエ×パン屋さん」など、新たな働き方を開始し、将来の独立に向けての道を歩み始めています。
そして、2023年1月、サン・クレアは会社のパーパスを「カンパニー」の語源である「共にパンを分け合う仲間」と定義し、雇用を単に依存・従属する関係ではなく、互いに自立し高め合える仲間づくりにシフトしました。それに伴い、ホテル運営にとどまらず、地域の自然や文化に根付いた起業及び事業の創出サポート事業「SCI-LABO(サン・クレア インキュベーション ラボラトリー)」を新たに立ち上げました。
目黒地区は、自分のやりたいことを実現させる場所として、さまざまな可能性を秘めています。この土地でサン・クレアは、人生にヴィジョンを持ち、自分の力で未来を切り拓いていく意思を持つ若者の移住を積極的に促進し、衣食住のフォローから資金サポート、そしてネットワーク構築まで、起業及び新たな事業の創出に必要な要素をあらゆる面から支え、若者の新しいチャレンジを支援します。
サン・クレアは、今後、自らの意思を持つ若者の移住、活躍を地域の蘇生(Re-generate)に繋げ、この国を 担う若者の未来づくりに貢献してまいります。
- 事業概要
事業名:SCI-LABO(サン・クレア インキュベーション ラボラトリー)
所長:細羽 雅之
事業内容:地域資源の可能性調査や地域ネットワークの構築・共有、芽吹きの支援、起業の支援
取り組み実績:自然農法による米作り、自然農法による藍作り、野外教育の取り組み など
- 事業所長 細羽雅之より
規格大量生産の時代が終わり、時代の変化とともに上の世代と若い世代の間で価値観の大分断が 始まっています。これは人々のライフスタイルが変わり、働き方や会社のあり方も合わせて変化していかなければいけないということです。これまで当たり前だった終身雇用は現代では通用しません。「会社を辞める時」をゴールに設定しそこから逆算して自分のやりたいことと、会社に貢献できることをすり合わせて、マイルストーンの設計をしていくことで、会社と従業員それぞれにとってヘルシーな良い関係を築くことができます。今の若者には自分らしい生き方を求め、会社に依存しすぎず、独立して自分で食べていける力を身につけてほしい。サン・クレアはローカルインキュベーション事業を通してチャレンジ精神溢れる若者の支援をしていきたいと思っています。
- 株式会社サン・クレアについて
四万十川源流、森の国「水際のロッジ」など、瀬戸内を中心に地域とつながるホテルを7棟展開。単なるハコのホテル創りではなく、訪れた宿泊者を地域の歴史、文化、食、ヒトの営みとつなげる事で地域の蘇生 (Re-generate)を進めています。ニッポンを真の観光立国へと導くための先駆者となるべく、挑戦を続けています。
本社所在地:広島県福山市城見町1-1-6
電話番号:084-927-0996
代表取締役CEO:細羽 雅之
公式HP: https://sun-crea.biz/