株式会社 横浜八景島のプレスリリース
深海生物の魅力発信と謎の追求を目的とした動画企画「深海生物クッキング」でコラボレーションしている生物ライターの平坂寛氏をゲストに迎え、トークショーを開催するほか、「リュウグウノツカイ」の冷凍標本や国内初確認である「マサモリチョウチンアンコウ」の標本など、貴重な標本展示も特別公開いたします。
また、宮城県沖合底びき網漁業協同組合や石巻専修大学とのコラボレーションコンテンツも登場します。
深海生物の魅力をたっぷりとお楽しみいただけます。
- 深海ナイト水族館
日本は世界有数の深い海を有する国でありながら、深海は未だに謎の多い未知の世界です。『仙台うみの杜水族館』では、深海の謎を追求する面白さをご体感いただける深海生物展示「深海ラボ」や、深海の未利用魚の利用価値の創出を目的とした動画コンテンツ「深海生物クッキング」など、深海の謎を解明すべく、さまざまな取り組みを行ってまいりました。
深海ナイト水族館は、深海の謎を追求する面白さ・不思議な深海生物の魅力を楽しくお伝えし、多くの方々に深海への興味を持っていただく取り組みのひとつです。
今回は、生物ライター平坂寛氏のトークショー、「リュウグウノツカイ」の冷凍標本や国内初確認である「マサモリチョウチンアンコウ」の標本など、貴重な標本展示も行います。深海について楽しく学べるコンテンツが盛りだくさんです。
【 開 催 概 要 】 日 程:2023年2月25日(土) 時 間:18:00~20:30(最終入館19:30) 料 金:大人 2,400円 シニア 1,800円 中高生 1,700円 小学生 1,200円 幼児 700円 ※年間パスポートでの入館も可能です。販売はございません。 販 売:前売券 仙台うみの杜水族館公式HP(http://www.uminomori.jp) 当日券 チケット窓口 |
- 生物ライター 平坂寛氏 特別トークショー
生物ライター平坂寛氏による「深海」をテーマにしたスペシャルトークショーを開催いたします。当館の深海展示とリンクした宮城県に生息する深海生物や深海の環境についての解説をはじめ、世界各国のユニークな生きもの、世界の深海についての紹介を行います。
さらに、“五感を通じて生物を知る”をモットーにしている平坂氏ならではの視点からみた深海生物についての解説を行います。深海生物を食べ、筋肉の付き方や味から生態や特徴を知るだけでなく、市場に流通しない未利用の生きものの利用価値の創出など、さまざまな取り組みを紹介します。
※画像はイメージです。
時 間:18:15~ / 19:15~ (各回45分程度) 場 所:1階 大水槽前 定 員:各回150名 ※整理券を配布いたします。 |
- リュウグウノツカイ冷凍標本展示
標本展示するリュウグウノツカイは、昨年12月に石巻の定置網に入り、漁業関係者の方から寄贈いただいたものです。標本は4mを超える大きさで、迫力満点の顔や、鮮やかな赤いひれ、美しいシルバーの体色など、リュウグウノツカイの魅力をたっぷりとご体感いただけます。
時 間:18:00~20:30 場 所:2階 海獣ひろば |
- 国内初確認!マサモリチョウチンアンコウ標本 特別公開
宮城県沖合底引き網組合所属(株)鈴木漁業さまより、当館に寄贈いただいた深海生物のサンプル2つが、世界で2例目と3例目となるチョウチンアンコウ類(Himantolophus azurlucens)と確認されました。日本では初記録となり、「マサモリチョウチンアンコウ」と和名が新たに命名されました。この和名は、サンプルを捕獲した漁師のさん、さんにちなんで名づけられました。
今回のイベントでは、種の同定を依頼した京都大学フィールド科学教育研究センター 舞鶴水産実験所から貴重な「マサモリチョウチンアンコウ」の標本をお借りし、初めて一般公開します。(現在標本の所有は、京都大学フィールド科学教育研究センター 舞鶴水産実験所)
マサモリチョウチンアンコウ
場 所:1階 深海 未知のうみ「深海ラボ」 |
- おさかなスタンプラリー(協力: 宮城県沖合底びき網漁業協同組合)
魚に関するさまざまな豆知識が学べる解説パネルを館内に設置し、館内を巡りながら、魚について楽しく学べるスタンプラリーです。スタンプラリーに参加した方には、抽選券を1枚プレゼント!抽選会では、宮城県沖合底びき網漁業協同組合よりご提供いただいた深海魚の加工品など、豪華な賞品が当たります。
場 所:館内各所 ゴール:エントランス |
- 石巻専修大学コラボコーナー
金華山沖で獲れる深海魚の活用について研究している、石巻専修大学理工学部食品環境学科の鈴木英勝准教授にお越しいただき、鈴木准教授による研究についての講義やさまざまな深海生物の標本の展示もお楽しみいただけます。
場 所:1階 レクチャールーム |