株式会社オマツリジャパンのプレスリリース
全国の祭りをサポートし、地域活性化に取組む株式会社オマツリジャパン(代表取締役社長:加藤 優子、所在地:東京都練馬区)は、青森県との連携により、明治レトロな服装や照明などを用いた演出で、当時の雰囲気を再現する「お庭えんぶり」特別公演を2月18日(土)に初開催いたします。
八戸市本徒士町の国登録有形文化財「更上閣(こうじょうかく)」でえんぶりを間近で堪能できる「お庭えんぶり」は、えんぶり組が地主の邸宅で舞ったかつての姿を再現したもので、2004年から開催されています。本年は初の試みとして、えんぶりが現在の形で復活した時代であり、会場である更上閣が建築された時代でもある、明治時代の雰囲気を味わえる空間演出企画を実施いたします。毎年「お庭えんぶり」の司会を務める柾谷伸夫氏(八戸市公民館館長)をはじめ演劇スタッフが当時の扮装で進行・接客し、照明効果も使った特別公演となります。また通常より座席数を減らして座椅子を導入、観覧時の快適性を向上させます。
青森県と当社が連携した企画は昨年の「青森ねぶた祭」に続き2例目となります。今回も祭りの付加価値を高め、八戸えんぶりの維持・発展につなげていきたいと考えております。
◆えんぶりとは
東北各地で広く行われる、その年の豊作を祈願する郷土芸能のひとつ。なかでも「八戸えんぶり」は約800年の伝統を誇り、国の重要無形民俗文化財に指定されています。「太夫(たゆう)」と呼ばれる舞手が馬の頭をかたどった華やかな烏帽子(えぼし)をかぶり、種まきや田植え、稲刈りなど稲作の一連の動作を舞で表現するものです。
◆柾谷伸夫氏プロフィール(「お庭えんぶり」司会者)
八戸市公民館館長兼企画事業アドバイザー。 昭和23年、八戸市鮫町生まれ。 元八戸聖ウルスラ学院高等学校教員。 演劇集団ごめ企画代表、鮫神楽保存会会長、青森県語り部ネットワーク会長、八戸童話会会長など様々な肩書きを持つ。2022年度文化庁長官表彰。
◆公演概要
かつては、「だんな様」と呼ばれる大地主や有力商家の土間や座敷で披露されることもあったえんぶり。そんな昔の風情を再現したのが、明治~大正時代の財閥の邸宅「更上閣」の庭園で行われる「お庭えんぶり」です。夜の庭園で披露されるえんぶりは、昼とはひと味違う幻想的な雰囲気。甘酒と八戸せんべい汁を味わいながら、お屋敷のだんな様気分でえんぶりを鑑賞する贅沢なひとときを過ごすことができます。
3年ぶりの開催となる今回は、演劇や照明効果により、イマーシブ(没入)感を高めた空間を演出した特別公演を、2月18日(土)に実施いたします。
名称:お庭えんぶり特別公演 幻想の摺り
日時:2023年2月18日(土) 2公演
①17:00~18:15(開場16:30、閉場18:30)
②19:30~20:45(開場19:00、閉場21:00)
会場:更上閣 〒031-0052 青森県八戸市大字本徒士町5番地の4
座席数:60席×2公演
販売価格:
1~2列目:6,000円(23席)
3列目以降:5,000円(37席)*最後列は椅子11席
開催内容:
・演劇による演出(シアトリカルガイド)
・観覧席の快適性向上(座椅子、座布団)
・その他照明演出補助
八戸えんぶりサイト:https://visithachinohe.com/topics/fantasy-oniwa-enburi/
チケット発売日:2月1日(水)午前10時~
ローソンチケット:https://l-tike.com/search/?lcd=21709 (Lコード:21709)
◆本取組みの狙い
青森県を代表する文化資源である「八戸えんぶり」の新しい観覧席空間演出・体験設計を通じて、観光コンテンツの話題性の強化と観光消費等の推進を行い、下記の実現を目指します。本取組みは青森県「コンテンツ話題力強化(八戸えんぶり)に係る空間演出事例創出・実証事業」の一環として実施します。
・観光コンテンツの話題づくりによる情報発信
・文化資源の継承および地域経済活性化のきっかけとなるモデルの創出
・空間演出による祭り鑑賞体験の高付加価値化
◆会社概要
名称:株式会社オマツリジャパン
代表取締役社長:加藤優子
所在地:〒177-0053 東京都練馬区関町南四丁目17番3-706号
事業内容:祭り・地域文化サポート専門会社 祭りや地域文化のコンサルティング、祭りを活用した企業プロモーション、祭りのWEBプラットフォーム、祭りの団体コーディネート、他
WEBサイト:https://company.omatsurijapan.com