株式会社C&G Value Designのプレスリリース
株式会社C&G Value Design(代表取締役社長:副島 和昌 本社:福岡県福岡市中央区輝国1-1-33)が運営するザ・コレクション・オブ・クール&グラマラス アライアンスのアゴーラ福岡山の上ホテル&スパでは、北海道の漁師や農家などの生産者と連携し、自社としては初めての食のサステナビリティを取り入れたランチビュッフェ「北の大地、北海道と博多の味めぐり」を2023年1月10日(火)〜3月30日(木)の期間限定で開催しています。
本取り組みは、当ホテルおよびレストランをご利用いただいている地域のみなさまと食の未来について考える機会を持つと共に、当社スタッフの意識向上を行うことを目的としています。
これまで、当社ではプラスチックや社内で使用する紙の削減、さらに省エネへの取り組みを継続的に行ってまいりましたが、この度の食のサステナビリティへの取り組みは初となります。
現在開催中のランチビュッフェでは、主に以下のような食材を活用し取り組みを行っております。
- 北海道の農家から直接仕入れた規格外野菜(にんじん、たまねぎ、じゃがいも)
規格外野菜とは、定められた規格(大きさ・形・色など)から外れた、不揃い或いは歪な野菜のことを言います。規格外野菜の一部は、加工品用として活用されることもありますが、その大部分は廃棄されたり畑にすき込まれてしまうことが多いのが実情です。本取り組みは、北海道で食品ロスに取り組む団体「フードロスミュージアム」の協力を得て実現しました。フードロスミュージアムは、北海道において一番多い第一次生産時における食品ロスに対して、「発信」「学び」「体感」「応援」という軸での啓蒙活動をしています。未来から借りている地球環境を良い形で繋いでいくために、誰でも一人ひとりが参加できる最初の一歩を多様な人々を巻き込んで作っている団体です。
- 資源管理に取り組む北海道の漁師から直接購入したミズダコ
活用近年は海の環境変化などから、漁獲量が減少傾向にあるミズダコ。しかし、資源管理の重要性がますます高まりつつある中で、持続可能な漁業のためにタコ等の資源を管理すると、獲れる量が減り漁師の収入が維持できなくなるジレンマがあります。それらの課題を解決すべく北海道の漁師inaka BLUEが立ち上げた取り組みが「ReTAKO」です。「ReTAKO」は、食べた量と同じ量のミズタコを海に還す取り組みで、資源管理に取り組む漁師からミズダコを直接購入することで中間マージンを最小限にすることができます。これにより、漁獲量を減らしても資源管理に取り組む漁師の収入が維持できるようになり、より多くの資源を海に残すことに繋がります。
◎inaka BLUE
ホームページ:https://inakablue.jp/
オンラインショップ:https://inakablue.shop-pro.jp/
- 食品ロスになりやすい帆立みみを、「帆立の炊込みごはん」として活用
◎マスコスモ合同会社
Instagram:https://www.instagram.com/masscosmo/
オンラインショップ:https://masscosmo.buyshop.jp/
和食部門のエグゼクティブ・シェフ岩下浩司は、生産者たちの想いに共感し、帆立みみを北海道産米「ななつぼし」と一緒に、お客様の目の前で炊き上げ、炊きたてを提供することといたしました。これを機に、お客様に水産資源管理に興味を持ってもらいたいと考えています。
なお、今回の取り組みは、しあわせ設計舎(https://siawasesekkeisya.mystrikingly.com/)、一鱗共同水産株式会社(https://www.ichiuroko.co.jp/)の協力で実現いたしました。
当社は、持続可能な食の未来を目指し、引き続きSDGsへの取り組みを強化していきます。
株式会社C&G Value Designは、「街のブランド価値を高める」をビジョンとし、施設のみならず地域ブランドの価値を高め、観光事業の活性化にも寄与してまいります。
【お客様からのお問い合わせ先】
アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ
〒810-0032 福岡県福岡市中央区輝国1-1-33
Tel : 092-771-2131 Fax : 092-771-8888
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