新企画「宇宙に夢中、発信中!」、2月22日(水)スタート

国立研究開発法人科学技術振興機構 日本科学未来館のプレスリリース

「宇宙に夢中、発信中!~体感する宇宙遊泳と月面探査」は、仮想空間での宇宙遊泳や、月面探査車の操縦を体験し、誰もが気軽に宇宙に行けるようになるかもしれない未来をいちはやく体験できるイベントです。
宇宙を身近に感じるとともに、これからどんな夢をかなえたいか、宇宙開発の未来について一緒に探っていきましょう。

 

日本科学未来館(略称:未来館、館長:浅川智恵子)は、研究開発の「いま」を見せるシリーズ企画「Mirai can NOW(ミライキャンナウ)」の第3弾「宇宙に夢中、発信中!~体感する宇宙遊泳と月面探査」を2月22日(水)から開催します。本企画を通じて、宇宙に夢中になった人々が生み出した成果やアイデアを発信します。仮想空間での宇宙遊泳や、月面探査車の操縦を体験しながら、これからの宇宙開発に思いをめぐらせていただく機会を提供します。

民間人が宇宙に行ったり、月面や火星の探査計画が具体的に動き出したり、宇宙開発は新しい時代を迎えようとしています。そんないま、誰もが気軽に宇宙に行けるようになるかもしれない未来をいちはやく体験できるイベントを開催します。

本イベントでは、最新のVR(仮想現実)技術を使って、仮想空間で国際宇宙ステーション(ISS)周辺の船外活動に挑戦する体験や、月探査のために開発された超小型月面探査車「YAOKI(ヤオキ)」を、会場に特設する砂地のコースで操縦する体験が楽しめます。

リアリティのある体験のあとは、関連イベントとして、館内にある宇宙関連展示をめぐるスタンプラリーにもご参加いただけます。宇宙での困りごとを解消するアイデアから生まれた新しい生活用品の紹介や、「宇宙のお仕事」に携わる人たちを取材したインタビュー映像を公開するコーナーをめぐります。「宇宙旅行」や「月での生活」など、かつて夢だった出来事が次々と現実になりつつあるいま、疑似的な体験を通して、宇宙を身近に感じるとともに、これからどんな夢をかなえたいか、宇宙開発の未来について一緒に探っていくイベントです。

https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202302222871.html

イベントの詳細を以下でご案内します。

■メタバースで体感! 宇宙飛行士が見ている世界

メタバースに飛び込んで、宇宙を体感しよう!(画像提供:株式会社バスキュール)メタバースに飛び込んで、宇宙を体感しよう!(画像提供:株式会社バスキュール)

国際宇宙ステーション(ISS)で働く宇宙飛行士たちは、どんな景色を見ているのでしょうか。地球軌道上のISSを仮想空間に再現した「THE ISS METAVERSE(ジ・アイエスエス・メタバース)」で、宇宙飛行士になったような宇宙遊泳を体験できます。常に変化しつづけるISSの位置と地上の昼夜をリアルタイムに反映した光景を、VRゴーグルを使って眺め、体験者同士でコミュニケーションしながら、私たちが宇宙に乗り出した先の未来を想像するイベントです。

開催場所:1階 シンボルゾーン 特設会場
対象:13歳以上の方(VRゴーグルを着用できる方)
参加方法:当日、体験会場にて整理券配布
協力:株式会社バスキュール、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

■世界最小! 月面ローバー「YAOKI(ヤオキ)」を操縦してみよう!

世界最小の月面探査車。上手に操縦できるかな?(画像提供:株式会社ダイモン)世界最小の月面探査車。上手に操縦できるかな?(画像提供:株式会社ダイモン)

月で人間が生活することを目指す計画が進行しています。住む場所を探したり、資源がどこにどれくらいあるのかを調べたりする調査で活躍を期待されているのが、無人月面探査車(ローバー)です。その一つ、てのひらサイズの超小型月面探査車「YAOKI」を、砂地の特設コースで操縦し、月面探査の未来を体験できます。

開催場所:1階 シンボルゾーン 特設会場
対象:小学3年生以上推奨 ※小学2年生以下の場合、保護者同伴
参加方法:当日先着順(混雑時は整理券を配布する場合あり)
協力:株式会社ダイモン

■関連展示

特別展示「新しいアイデアで、より良い『宇宙での暮らし』を!」

宇宙の暮らしをよくする新しい生活用品を展示!宇宙の暮らしをよくする新しい生活用品を展示!

宇宙の暮らしでは、地上では思いもよらない困りごとや不便なことが付きもの。そんな困りごとを解消するために宇宙航空研究開発機構が生活用品アイデアを募集、選定しました。日本の民間企業が開発し、2022年秋にISSへ届けられた、新しい宇宙生活用品をご紹介します。固形や泡タイプなどの歯みがき、ISS船内作業のための宇宙靴下、水を使わない洗髪シートや衣類清浄シートなど、宇宙での生活を想像しながら見てみましょう。

展示場所:5階 常設展示フロア「こちら、国際宇宙ステーション(ISS)」
※観覧には常設展入館料が必要です。
協力:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構、株式会社ワコール、株式会社スノーピーク、シタテル株式会社、株式会社トライフ、TSUYOMI株式会社、ライオン株式会社、花王株式会社、株式会社マンダム、久光製薬株式会社

特別映像「宇宙のお仕事、大調査」

「いま」の宇宙のお仕事って、なんだろう?「いま」の宇宙のお仕事って、なんだろう?

宇宙に携わる仕事は、天文学者、宇宙飛行士、人工衛星をつくるエンジニア……だけでなく、新しい宇宙食をつくったり、宇宙へ行くための空港をつくったり、宇宙の新しい楽しみ方を考えたりと、いろいろな職業が生まれています。宇宙の仕事をする方々に科学コミュニケーターがインタビューし、仕事の内容や、私たちの暮らしとの関係、そしてどんな未来をつくろうとしているのかを調査した特別映像を公開します。

展示場所:5階 飲食スペース
協力:東京大学大学院工学系研究科 中須賀・船瀬研究室、株式会社
アクセルスペース、株式会社アストロスケール、株式会社ALE、株式会社ダイモン 

スタンプラリー「重ねて完成! 宇宙の開拓者」

4つのイベント・展示コーナーの近くに、オリジナルスタンプを設置。4つのスタンプを全部重ねて押すと1枚の絵が完成します! スタンプを集めて絵の完成をめざしながら、宇宙と向き合う新しいアイデアに触れていくイベントです。
▶ スタンプ設置コーナー: 1階 シンボルゾーン2か所、5階 特別展示コーナー、特別映像コーナー
 

  • 「宇宙に夢中、発信中!~体感する宇宙遊泳と月面探査」開催概要

タイトル:Mirai can NOW 第3弾「宇宙に夢中、発信中!~体感する宇宙遊泳と月面探査」
開催期間:2023年2月22日(水)~3月31日(金)
会場:日本科学未来館 1階 シンボルゾーン 他
時間:10:00~17:00 (入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日(ただし、3月21日、28日は開館)
料金:無料
※常設展、特別展、ドームシアターの鑑賞は別途料金が必要
主催:日本科学未来館
 

  •  「Mirai can NOW」について

未来館では、未来を考える “入り口” として、「Life(ライフ)」「Society(ソサイエティ)」「Earth(アース)」「Frontier (フロンティア)」の4つのテーマを設定しました。「Mirai can Now」は、未来にむけた研究開発や、その実現に取り組む人々の「いま」に触れ、体験するシリーズ企画。今回は第3弾として「Frontier」をテーマとしています。
 

  • 日本科学未来館とは

東京・お台場にあり、観光スポットから足を延ばして、気軽に科学・技術に触れることのできる場所です。展示をはじめ、トークセッション、ワークショップなど多彩なメニューを通し、日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、さまざまなスケールで現在進行形の科学技術が体験できます。
https://www.miraikan.jst.go.jp/

所在地: 東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館
電話番号: 03-3570-9151(代表)
アクセス: 
新交通ゆりかもめ 「東京国際クルーズターミナル駅」下車徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車徒歩約4分
東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車徒歩約15分

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