ディレクターズ・アートフェア「METAMETA “アルター”市場 vol.04」が宿泊型ミュージアムBnA Alter Museumにて開催!

コロンビアホテル&リゾーツ株式会社のプレスリリース

東京や大阪、京都を拠点に活動するディレクターたちがお送りする市場をオルタナティブに思考するアートフェア。
京都・四条河原町の宿泊型ミュージアムBnA Alter Museumにて2023年3月3日(金)より開催。

Design:Atsuko TakeuchiDesign:Atsuko Takeuchi

この度、BnA Alter Museumでは「METAMETA ”アルター”市場 vol.04」を開催いたします。

市場をオルタナティブに思考するアートフェアとして2020年に第1回目を開催した本展覧会は、当初より既存のジャンルに囚われないディレクション及びキュレーションを展開するディレクターたちを擁立したディレクターズフェアとして開催してきました。

第4回目となる今回は、前回よりタイトルを「メタモール」から「メタメタ」へと変容し、東京や大阪、京都を拠点に活動するディレクター4名と「連続性」をテーマに、9名の作家の作品にて展覧会を構成します。

前回同様ディレクター及びグループ展という形式が持つメタ的な視点への関心を継承しながら、 ディレクターたちが「連続性」をそれぞれの解釈にて参加作家及び作品構成、展示へと反映します。
 

L→R 井田大介 (Photo:Hyogo Mugyuda) / 大江慶之 (Photo:Hyogo Mugyuda) / 齋藤帆奈L→R 井田大介 (Photo:Hyogo Mugyuda) / 大江慶之 (Photo:Hyogo Mugyuda) / 齋藤帆奈

L→R 新平誠洙 / NISHINARI YOSHIO / 船川翔司 (Photo:Hiroshi Nakamura)L→R 新平誠洙 / NISHINARI YOSHIO / 船川翔司 (Photo:Hiroshi Nakamura)

L→R 藤田紗衣 (Photo:Yuichi Nishimura) /  マメイケダ / 山形一生L→R 藤田紗衣 (Photo:Yuichi Nishimura) / マメイケダ / 山形一生

 

 

  • ​METAMETA ”アルター”市場 vol.04

会場:BnA Alter Museum 1F/2F
会期:2023年3月3日〜4月9日
時間:11時〜20時
WEB:https://bnaaltermuseum.com/event/metameta/
会期中無休/入場無料

出展アーティスト:
井田大介、大江慶之、齋藤帆奈、新平誠洙、NISHINARI YOSHIO、藤田紗衣、船川翔司、マメイケダ、山形一生

参加ディクター:
岡田慎平(TEZUKAYAMA GALLERY ディレクター / DELTA ディレクター)、佐藤栄祐(TAV Gallery)、川口万喜(アートコーディネーター)、筒井一隆(BnA Alter Museum)
 

Design:Atsuko TakeuchiDesign:Atsuko Takeuchi

 

Design:Atsuko TakeuchiDesign:Atsuko Takeuchi

 

 

 

 

  • 出展アーティスト

 

大江慶之《Photo Sculpture – The Gates of Hell》2019 Photo:Hyogo Mugyuda大江慶之《Photo Sculpture – The Gates of Hell》2019 Photo:Hyogo Mugyuda

井田大介/ Daisuke Ida
インターネット上の画像をもとに作成した3Dデータを用いて、彫刻や映像作品を制作。貧富の格差や過度な生産性の重視などをテーマに扱い、社会システムの歪みやジレンマを視覚化することを試みる。美術評論家のロザリンド・クラウスや、思想家のボードリヤールを言説を引用しつつ、インターネット登場以降の彫刻表現やSNS・複製技術時代のアウラについて、またオリジナルとコピー、イメージとリアリズムなどの問題を考察する作品などを発表。

 

大江慶之《Untitled》2022 Photo:Hyogo Mugyuda大江慶之《Untitled》2022 Photo:Hyogo Mugyuda

大江慶之 / Yoshiyuki Ooe
視点を変えることで、モノの意味や認識が変様する事に着目した立体作品、絵画作品を制作。モチーフ同士の組み合わせや、そこから生まれる相互作用は、シュールレアリスムの手法「デペイズマン」や「Wヴィジョン」を想起させる。背景、マスキングテープ、ドローイング(メモ帳)で構成した塊、あるいは、マケットのような構造物をモチーフに、一定の距離感を取った視点や構図で描いた絵画作品を2021年より制作・発表。

 

齋藤帆奈《食べられた色 aten Colors》2020齋藤帆奈《食べられた色 aten Colors》2020

齋藤帆奈 / Hanna Saito
多摩美術大学工芸学科ガラスコースを卒業後、metaPhorestに参加し、バイオアート領域での活動を開始。現在は東京大学大学院学際情報学府博士課程に在籍。理化学ガラスの制作技法によるガラス造形や、生物、有機物、画像解析等を用いて作品を制作しつつ、研究も行っている。近年では複数種の野生の粘菌を採取、培養し、研究と制作に用いている。主なテーマは、自然/社会、人間/非人間の区分を再考すること、表現者と表現対象の不可分性。

 

新平誠洙《Inversion_Reflection4 #0_2》2020新平誠洙《Inversion_Reflection4 #0_2》2020

新平誠洙 / Seishu Niihira
空間の歪みや分裂といったノイズ現象に着目し、複数の時間軸や光学原理を用いた写実的な人物描写で、シュール・レアリスティックな絵画世界を構築。ポストインターネット以降の視覚体験を基軸に、私的な「見る」欲求をストレートに表現しながら、絵画における時間と空間を追求する作品を発表。

 

©︎NISHINARI YOSHIO Photo:Keiichi Sakakura©︎NISHINARI YOSHIO Photo:Keiichi Sakakura

NISHINARI YOSHIO
美術家の西尾美也が、西成区山王にある創造活動拠点「kioku手芸館たんす」に集まる地域の高齢女性たちとの共同制作により、2018年に立ち上げたファッションブランド。女性たちの予想を裏切るアレンジや発想の飛躍、西尾が考えるイメージとの齟齬など、予期せぬズレをコンセプトの一つに、作業着=日常を生きるための服を提案。
※西尾美也…1982年奈良県生まれ。美術家、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科准教授。

 

 

藤田紗衣《BBWSS》2021 Photo:Yuichi Nishimura藤田紗衣《BBWSS》2021 Photo:Yuichi Nishimura

藤田紗衣 / Sae Fujita
1992年京都府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画修了。ドローイングを起点に、シルクスクリーンやインクジェットプリントなどの印刷技術を用いて、描くこと自体を版によって再解釈し、描く行為から時間的・空間的に分けられたイメージを作る。主な展覧会に 個展「仮想ボディに風」ザ・トライアングル(京都,2022)、グループ展「惑星ザムザ」小高製本工業株式会社跡地(東京,2022)など。

 

船川翔司《Hey, _ 》2022 Photo:Hiroshi Nakamura船川翔司《Hey, _ 》2022 Photo:Hiroshi Nakamura

船川翔司 / Shoji Funakawa
1987年鹿児島県生まれ。大阪府在住。特定の環境や状況から得た経験に基づく作品を、多様な手法を用いて発表している。美術表現のみならず、音楽やパフォーマンス分野など活動の幅は多岐にわたる。主な展覧会・公演に、個展「Hey, _ 」神戸アートヴィレッジセンター(兵庫,2022)、公演 RIGA PERFORMANCE FESTIVAL:STARPTELPA(ラトビア共和国,2021)など。

 

マメイケダ《ごはん日記 ぶりごはん》 2020年11月30日マメイケダ《ごはん日記 ぶりごはん》 2020年11月30日

マメイケダ / mameikeda
1992年島根県生まれ。大阪在住。食べたごはんをよく描いている。書籍の装画などのイラストレーションや展覧会での発表など、主に画業を中心に活動。2016年HBファイルコンペVol.27 仲條正義賞を受賞。近年の主な著書に、絵本「えきべんとふうけい」(あかね書房,2021)、画集「ふうけい3」(iTohen press,2022)。装画に、「ウマし」(伊籐比呂美 著、中央公論新社、2018)など。

 

山形一生《Turism》2022山形一生《Turism》2022

山形一生 / Issei Yamagata​
1989年埼玉県生まれ。主な展示や発表に、『ENCOUNTERS』(ANB Tokyo, 2020)、『パンゲア・オン・ザ・スクリーン』(2020)、『The Wrong Viennale』(オンライン, 2019)、『Infinity Festival』(2019、カリフォルニア)、『ARS ELECTRONICA』(2017, オーストリア)、『surfin’』(2016)などがある。2018年に『映像作家100 – NEWAWARDS』の最優秀賞を会得。

 

  • 参加ディレクター

 

岡田慎平/ Shinpei Okada
TEZUKAYAMA GALLERY ディレクター / DELTA ディレクター
2014年から現在までTEZUKAYAMA GALLERYに勤務。 ギャラリーでの展覧会企画、プレス対応、出版物の編集業務を兼任。
また、国内外のアートフェアなどで所属アーティストの作品を紹介。 2020年から共同代表としてアートプロジェクト「DELTA」を立ち上げ、大阪、東京でアートフェアや展覧会を企画。大阪を中心とした美術業界の活性化に従事している。

 

川口万喜 / Maki Kawaguchi
アートコーディネーター
1983年大阪府生まれ。成安造形大学芸術計画クラス中退後、4年間三重県にて農業に従事。2009年より大阪・中之島のコミュニティスペース「アートエリアB1」に勤務。現代美術の展覧会、貸切電車での音楽ライブやパフォーマンス企画等のコーディネート、施設管理、事務局運営などを担当し、2023年に退職。現在は京都市京セラ美術館事業推進室に広報として勤務。

 

佐藤栄祐 / Eisuke Sato
TAV GALLERY ディレクター
1993年生まれ、東京都出身。
一般社団法人TAV代表理事。TAV GALLERY(株式会社佐藤商店)から2021年に独立、港区西麻布の新たなテナントにてTAV GALLERYをグランドオープン。2014年に開廊以降、81本の企画展示を制作、10本のアートフェアに参加。未開の表現と、それを生み出す人々のプラットフォームを使命に掲げ、日々生まれる新たな潮流の兆しを積極的に取り上げています。

 

TO SELF BUILD, SCG (photo by Tomooki Kengaku)TO SELF BUILD, SCG (photo by Tomooki Kengaku)

筒井一隆 / Kazutaka Tsutsui
1986年生まれ。BnA Alter Museumアートディレクター。ギャラリーでのディレクション、インテリアデザインオフィスでのアートコーディネート業務を経て、京都河原町の宿泊型ミュージアムBnA Alter Museumにて展覧会のキュレーションやイベントの企画運営を行う。主な展覧会に「連続するプロジェクト/インスタレーションを所有する」(2022)、 「楽観のテクニック」(2020)など。

 

  • BnA Alter Museumとは

BnA Alter Museumは、気鋭のアーティストが制作する泊まれる空間型アート作品31部屋に加え、計30メートルの縦型ギャラリースペースや、ミュージアムショップ、バー&ラウンジ等が併設される新しい形のアートスペースです。また、パブリックスペースを展示やイベントに開放するなど、国境を超えたアーティスト、アートファンのコミュニ ティーが集う場となることを目指します。

住所:京都府京都市下京区天満町267-1
アクセス:阪急河原町駅より徒歩6分/京阪祇園四条駅より徒歩7分/河原町松原バス停から徒歩3分
Tel: 075-748-1278
WEB:https://bnaaltermuseum.com/

*宿泊予約は、上記WEBページ下部の[宿泊予約] もしくは各種予約サイトより

BnA Alter Museum - ART ROOMSBnA Alter Museum – ART ROOMS

 

 

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