四天王寺(三重)にて、令和の大観音ののみ入れ式を行い300人が参加 寄進受付も開始しました

塔世山 四天王寺のプレスリリース

聖徳太子が亡くなられた2月22日の御命日にあわせ、新しく建立する令和の大観音ののみ入れ式を行いました。当日は300名を超える方にのみ入れに参加いただきました。今後3年をかけて、皆様からのご寄進をいただきながら、新しい観音像を建立して参ります。

1.令和の大観音ののみ入れ式を行いました

のみ入れとは、新しく建立する観音像の木材にはじめてのみを入れ、建立の安全を祈願する儀式です。

この日から観音様のお姿を彫りだしはじめ、3年かけて総高4メートル、像高2メートルの「令和の大観音」を建立します。

当日は平日にもかかわらず、300人を超える皆様にのみ入れをしていただきました。

削り取った木片は、観音様のご分身として専用の御守袋に入れてお授けしました。
多くの方の願いがかけられた観音様となっていることを嬉しく感じます。

当日限定の聖徳太子の御命日の御朱印も、600枚近くお授けすることができ、感謝申し上げます。

当日の様子は三重テレビでもご紹介いただきました。
住職インタビューなどが動画でもご覧になれます。

3年かけて彫られる令和の大観音像「のみ入れ式」 下絵描かれた木曽ヒノキに木槌 三重・四天王寺
https://news.yahoo.co.jp/articles/7295c73b59da07038268d585c4e5251a0629648f

2.新しく建立する令和の大観音建立のための寄進を募集しています

観音様の建立のため、皆様からの寄進を募集しています。

塔世山 四天王寺は、聖徳太子によって建立されたと伝わるお寺です。
十七条の憲法で「和を以て貴しと為す」と定め「和のこころ」を説いた聖徳太子は、
推古天皇の摂政として国の制度を整え、日本の礎を築きました。

この聖徳太子が亡くなってから1400年の節目に合わせ、
四天王寺では新しく、総高4メートル、像高2メートルの「令和の大観音」を建立します。
なぜ観音なのかというと、平安時代から聖徳太子は観音さまの化身とされ大事にされてきたからです。
また観音さまは、その名の通り人々の願いや苦しみの声をしっかりと聞いてくださる仏様です。

「世界平和」
「地球の自然を守っていきたい」
「家族が健康でありますように」
「子供の受験がうまくいきますように」など誰かのための祈りから、
「楽しく充実した人生を送れますように」
「転職がうまくいきますように」など、皆さんご自身の夢や意思表明まで、
令和の時代を生きる皆さんの祈りを大観音さまにお込めください。

ご寄進のお返しには、ご寄進の証として特別に奉製した御朱印や、仏像の体内へのお名前の奉納などをご用意しました。

四天王寺には約1000年前につくられた薬師如来があります。
平安時代のお姫様の病気平癒を祈願してつくられたもので、仏像体内には当時の寄進者の名前や仏像制作の経緯、お姫様の日用品である櫛や鏡などが納められていました。

1000年前に願いを込められた薬師如来が、四天王寺にいまも残っているように、
令和の大観音も100年先、1000年先の未来へ託したいと考えています。

多くの方と、新たな仏様のご縁を紡いで参りたいです。
ご寄進をどうぞよろしくお願いいたします。

詳しくは特集ページをご覧ください。
https://features.hotokami.jp/shitennoji_daikannon

3.3月限定御朱印「宝石と観音さま」

救世観音像のお姿が入った御朱印を月ごとに違うデザインで頒布しています。
3月限定御朱印は、観音さまを彩る宝石と、額の蓮の花にとまる蝶々をあしらいました。

救世観音の装飾品に使った宝石は、ご寄進いただいたものです。
親から子、孫へと受け継がれたアクセサリーなど、多くの方の人生や想いが詰まったジュエリーが、鍛金作家の何惠娜さんの手によって美しい装飾品に生まれ変わりました。

きらびやかな宝石はしばしば欲望の象徴となりがちです。
しかし、世界の平和などを願ってご寄進をいただいた宝石は、執着や自己の欲から離れ「和の精神」の象徴となります。

お経の教えのなかでも、
自分のためではなく周りの人や世界のことを考えることで、
観音様が現われ人々を救うと説かれています。

御朱印を受けられた皆様には、きらびやかな輝きではなく、執着を離れた清らかな心を持つことの大切さを感じていただきたいです。

授与期間:令和5年3月1日~31日
納経料:1000円
郵送申込:https://features.hotokami.jp/mie_shitennoji

4.聖徳太子のゆかりの塔世山 四天王寺(三重県津市)

三重県津市に位置する塔世山 四天王寺(曹洞宗)は、聖徳太子によって建立されたと伝わるお寺です。
境内には織田信長の母 土田御前や、津藩藩主の藤堂高虎正室 久芳夫人のお墓があり、ときの権力者から庇護をうけてきました。
聖徳太子が亡くなって1400年にあたる2022年には、聖徳太子のお姿をした新しい聖徳太子の観音さまを建立。
観音さまのお姿が入った月替わりの限定御朱印も頒布しています。

四天王寺では聖徳太子の観音さまに続き、新たな令和の大観音さまを建立予定です。
聖徳太子の説いた「和の精神」を大切に、多くの方と四天王寺とのご縁をつむいで参ります。

宗教法人 塔世山 四天王寺(曹洞宗)
代表者:倉島 隆行
所在地:三重県津市栄町一丁目892番地
電話番号:059-228-6797(受付時間:9時~16時)
メールアドレス:kusu.taiko@gmail.com
ホームページ:https://sitennoji.net/

 

 

 

 

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