北海道北広島市の地域経済を「旅先納税®」で活性化 デジタルで地域の課題を解決する「e街プラットフォーム®」を提供

株式会社ギフティのプレスリリース

 eギフトプラットフォーム事業(※1)を展開する株式会社ギフティ(本社:東京都品川区/代表取締役:太田 睦、鈴木 達哉/以下、ギフティ)は、自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム®」(※2)を、北海道北広島市に採用いただきましたので、お知らせいたします。これにより、2023年3月9日(木)より北広島市で「旅先納税®」(※3)が開始され、この返礼品として「北広島市e街ギフト_きたきた(以下、きたきた)」の発行が開始されます。また、2023年3月21日(火)からは、市内の飲食店・宿泊施設や、「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE」(北海道ボールパークFビレッジ/以下、Fビレッジ)内の体験・宿泊施設、ファイターズグッズストア等で「きたきた」が利用可能となるほか、「ES CON FIELD HOKKAIDO」(以下「エスコンフィールド」)で開催される公式戦観戦チケットのオンライン購入時にも利用可能となる予定です。なお、北広島市の「旅先納税®」は、地域のスポーツチームと連携した全国初の取り組みとなります。本件は、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント(北海道北広島市/代表取締役社長:川村 浩二/以下、ファイターズ スポーツ&エンターテイメント)および株式会社JTB(東京都品川区/代表取締役 社長執行役員:山北 栄二郎)と連携のもと、北広島市に採択をいただいております。「旅先納税®」システムの導入自治体数は、北広島市含めて、全国で26自治体、北海道内では11自治体となります。(2023年3月9日(木)時点)

 「旅先納税®」とはスマートフォンから即座にふるさと納税(寄附)をし、ふるさと納税の返礼品として地域で利用可能な電子商品券を即座に受け取り、市町村内のお店で使用できる仕組みです。また、「e街プラットフォーム®」の基本ソリューションである「e街ギフト®」(※4)とは、地域で利用可能な電子商品券の発行、流通を可能とするシステムであり、「旅先納税®」システムとあわせて北海道北広島市に導入いただいております。北広島市ではこれまで、民間のふるさと納税ポータルサイト等を介して寄附をし、返礼品を自宅等に配送し受け取るタイプのふるさと納税を実施されておりました。この度の「e街ギフト®」と「旅先納税®」システムの導入により、旅前・旅先で北広島市に寄附し旅行中に返礼品の利用が可能な「旅先納税®」が新たなふるさと納税の手段として加わりました。「旅先納税®」の寄附者は「きたきた」(返礼品)を寄附サイトのマイページ内の「お礼の品」のページからすぐに受け取り、即時利用することが可能となります。

 電子商品券「きたきた」は、北広島市内での買物や観光を楽しみながら地域経済に還元することができる、「旅先納税®」の返礼品です。2023年3月21日(火)より、市内の飲食・宿泊施設で利用いただけるほか、エスコンフィールドで開催される公式戦観戦チケットやファイターズグッズの購入、スタジアムツアー、宿泊やアクティビティなどFビレッジ内の各施設での精算時に利用可能となります。なお、公式戦観戦チケットの購入は、チケット売り場での当日券および前売り券のみ対応となります。今後、球団公式のオンラインチケット購入サイト「Fチケ」での事前購入にも「きたきた」の活用を検討しており、日本初の取り組みとなる、「旅先納税®」の仕組みを活用した、オンラインでのプロ野球観戦チケットの事前購入が可能となる予定です。「きたきた」の券種は、寄附額に応じて、1,500円から900,000円まで全10券種あり、受け取り・利用の際には、アプリなどのダウンロードは必要なく、加盟店での会計時に1円単位で利用いただけます。「きたきた」の決済方法は加盟店ごとに、「QRコード認証(静的MPM方式)」と「giftee STAMP」(※5)の2種類があります。「QRコード認証」の場合は、加盟店での利用時にお手持ちのスマートフォンで「きたきた」のQRコード読み取り画面から、事前に店舗に設置されたQRコードを読み取った後、使用金額を入力・確定し、加盟店に支払い完了画面を提示することで支払いが完了します。「giftee STAMP」の場合は、利用したい金額を利用者がスマートフォンに入力、入力後に表示される「きたきた」の券面に、加盟店が電子スタンプ「giftee STAMP」を押印することで支払いが完了します。両決済においても、支払い完了時に「消し込み」という処理が行われ、そのタイミングで利用済みのチケットとして認識されるため、再利用等の不正利用を防ぐことができます。

 北海道北広島市は、札幌市と新千歳空港の中間にあり、鉄道や国道、高速自動車道などのアクセスに恵まれており、また、樹木や花々が四季を彩り、アオサギやエゾリスなどの野鳥や小動物がすむ自然豊かな街です。ファイターズの新球場を核に賑わいや交流を創出するエリアの整備を契機として地方創生を図ることを目的にボールパーク誘致を図り、2023年3月には、自然と共存する次世代ライブエンターテイメントや心身を育むウェルネスソリューション、文化交流が活発な街づくりを目指す、まったく新しいクリエイティブなコミュニティスペース「Fビレッジ」が開業予定です。この度、ファイターズ スポーツ&エンターテイメントおよび北海道日本ハムファイターズとの連携のもと、電子商品券「きたきた」の加盟店としてFビレッジが参画する他、球場に訪れた道内外の観光客に向け、大型ビジョン等を活用した「旅先納税®」の各種プロモーションの展開を予定しており、「旅先納税®」の認知向上および利用促進を図る予定です。また、北海道日本ハムファイターズのキャンプ地である沖縄県名護市も「旅先納税®」の導入を予定しており、両市は「旅先納税®」を通じた相互送客を検討しています。地域のスポーツチームと連携した「旅先納税®」の取り組みは全国初であり、スポーツを通じた地域活性化の一施策として展開されます。なお、北広島市およびファイターズ スポーツ&エンターテイメントは、「旅先納税®」について継続的な改善や自治体間での広域での連携を目指すべく、2022年1月に設立した「旅先納税広域連携コンソーシアム」へも参画いただいております。

 自治体に「e街ギフト®」と「旅先納税®」システムを導入いただくことで、ふるさと納税の一環として、「旅先納税®」の実施から、返礼品の受け取り・利用までの一連の行動を旅先で喚起することが可能となります。旅先で寄附を行うベネフィットを旅行者が得やすくなるため、ふるさと納税の促進にもつながります。また、寄附に加えて返礼品として受け取った電子商品券が旅先で利用されることで、よりスピーディーな地域への還元を実現し経済波及効果の向上も期待されます。さらに、旅前の寄附を促進することで、返礼品を受け取った方に対して観光を誘致することも可能となります。なお、地域で利用可能な電子商品券の利用実績は全て自動でデータ化されるため、加盟店における裏書や集計、請求が不要で、入金を含む精算作業にかかる時間を短縮することができ、加盟店への迅速な経済支援が実現できます。

 ギフティは、ふるさと納税の新たな返礼品および寄附手段として、また地域経済活性化の手段として、全国の自治体への「e街ギフト®」および「旅先納税®」システムの提供を一層推進します。また、ギフトで人と街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供するというコーポレート・ビジョンのもと、「e街プラットフォーム®」、「e街ギフト®」をより価値の高いシステムへアップデートし、これらの普及を通じて、地域活性化および旅行者の新たな体験の創出に貢献してまいります。

【旅先納税 公式ホームページ】 https://portal.tabisaki.gift/ 

(※1) eギフトプラットフォーム事業とは、ギフティが取り組む、eギフトの生成から流通まで一貫して提供する事業です
(※2) e街プラットフォーム®は、ギフティの登録商標です(2022年6月商標登録済み)
(※3) 旅先納税®︎は、ギフティの登録商標です(2021年1月商標登録済み)
(※4) e街ギフト®は、e街ポイント®と並んで提供されるe街プラットフォーム®の基本ソリューションであり、ギフティおよび株式会社J&Jギフトの登録商標です(2020年9月商標登録済み)
(※5) giftee STAMPとは、高セキュリティで電池不要の電子スタンプです。スマートフォンなど電子端末の画面に、電子スタンプを直接タッチするだけで、eギフトおよびeチケットを個別に照合し、使用済みと反映して処理することが可能です

■ 「北広島市e街ギフト_きたきた」発行・利用までのフロー
・「コード読み取り」の場合

・「スタンプ利用」の場合

■ 北広島市での「旅先納税®」および「北広島市e街ギフト_きたきた」 概要 
特設サイト: https://kita-kita-kita.jp/ 
導入先:北海道北広島市
導入事業:北広島市旅先納税 
提供開始日:2023年3月9日(木) (寄附受付および返礼品「きたきた」の発行開始日)
利用開始日:2023年3月21日(火) (返礼品「きたきた」の加盟店での利用開始日)
導入目的:ふるさと納税の返礼品として
納税方法:
①「北広島市e街ギフト_きたきた」寄附サイト( https://kitahiroshima.tabisaki.gift/ )にアクセスし会員登録
②寄附金額を選択し、クレジットカード決済で納税完了
決済方法:クレジットカード決済(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)
寄附金使途:
①北海道ボールパークに関連する施策の推進に活用
②市長におまかせ
③公共施設の改修や改築工事のために活用
④一人ひとりが自分らしく暮らしつづけられるまちづくりに活用
⑤生涯学習振興のためスポーツ、芸術文化などに活用
⑥生活環境の向上により市民・来訪者にとって過ごしやすいまちづくりに活用
⑦小中学校の豊かな学びを実現するための教育環境の充実に活用
⑧都市と自然が融合したまちづくりに活用
返礼品券種:
①寄附額5,000円:「北広島市e街ギフト_きたきた」1,500円分
②寄附額10,000円:「北広島市e街ギフト_きたきた」3,000円分
③寄附額50,000円:「北広島市e街ギフト_きたきた」15,000円分
④寄附額100,000円:「北広島市e街ギフト_きたきた」30,000円分
⑤寄附額300,000円:「北広島市e街ギフト_きたきた」90,000円分
⑥寄附額500,000円:「北広島市e街ギフト_きたきた」150,000円分
⑦寄附額1,000,000円:「北広島市e街ギフト_きたきた」300,000円分
⑧寄附額1,500,000円:「北広島市e街ギフト_きたきた」450,000円分
⑨寄附額2,000,000円:「北広島市e街ギフト_きたきた」600,000円分
⑩寄附額3,000,000円:「北広島市e街ギフト_きたきた」900,000円分
利用期限:寄附いただいた日の180日後
加盟店:北広島市内の飲食店等33店舗(2023年3月9日(木)時点)
※加盟店一覧:https://kita-kita-kita.jp/shop/  

■ 株式会社ギフティについて
ギフティは、『eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する』というコーポレート・ビジョンのもと、eギフトの発行から流通まで一気通貫で提供するeギフトプラットフォーム事業を国内外で展開しています。主力サービスは、個人向けeギフト販売サービス「giftee®」、eギフトやチケットを発行し販売する「eGift System」、eギフトを活用した法人向けサービス「giftee for Business」の3サービスあり、個人、法人を対象に広くeギフトサービスを提供しております。また、自治体・地域課題を解決するデジタルプラットフォームサービス「e街プラットフォーム®」(2021年10月に「Welcome ! STAMP」より名称変更)、を2016年5月にローンチし、自治体や地元企業・団体の地域活性化をデジタル面からサポートしています。2019年には、「e街プラットフォーム®」のメイン機能である、地域で発行・利用可能な商品券を電子化し流通させるシステム「e街ギフト®」および、「旅先納税®」を実現する「旅先納税®」システムの提供を開始し、全国で26自治体、北海道内では11自治体に導入いただいています(2023年3月9日(木)時点)。今後導入自治体が増えていくことで、観光客に「旅先納税®」が可能な自治体間の周遊を促すことができ、さらなる地域活性化につなげることが可能となります。

社名:  株式会社ギフティ
所在地:  〒141-0022 東京都品川区東五反田2丁目10−2 東五反田スクエア12階
設立:  2010年8月10日 (サービス開始:2011年3月)
資本金:  3,167百万円 (2022年12月末時点)
代表者:  代表取締役 太田 睦、鈴木 達哉
事業内容:  eギフトプラットフォーム事業の展開(以下4サービス)
① カジュアルギフトサービス「giftee®」の運営
② 法人を対象としたギフト販売システム「eGift System」サービスの展開
③ eギフトを活用した法人向けソリューション「giftee for Business」サービスの展開
④ 自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム®」サービスの展開
URL: 株式会社ギフティ https://giftee.co.jp
     giftee® https://giftee.com
     giftee for Business https://giftee.biz/
     e街プラットフォーム® https://giftee.co.jp/service/emachi-platform
 

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