エミレーツ航空のプレスリリース
エミレーツ・グループは、女性のキャリアが発展し、功績が称えられる職場文化を包括的に確立する目標を掲げており、2023年の国際女性デーのテーマである”Embrace Equity” (公平性の尊重)にも即した、男女平等に関する議論、従来以上の女性登用率の向上、全社員に対する「無意識のバイアス」トレーニングの提供を実施しています。
エミレーツ・グループで働く女性たち
エミレーツ航空の女性従業員は23,000人を超え、全世界のエミレーツ航空とdnataで働く全従業員の41％を占めています。女性従業員の割合は2023年に増加傾向にあり、積極的な採用を続けています。現在、エミレーツ・グループでは、非営業職の中間・上級管理職の40％近くを女性が占めています。
エミレーツ航空はアラブ首長国連邦（UAE）政府の取り組みを支持し、このほど、UAEジェンダーバランス協議会の誓約書に正式に署名し、2025年までに中間・上級管理職の女性比率を高めるジェンダーバランスの取り組みを表明しました。 この誓約は、男女平等を達成しすべての女性と女児の差別を排除するという国連の「持続可能な開発目標」を支持するものです。エミレーツ航空は、データや成功事例を共有し、社内の方針、取り組み、プロセスを継続的に見直すことで、UAEジェンダーバランス協議会の活動を支援することに同意しました。
賃金格差の解消
世界最大級の航空会社であり、航空サービス企業であるエミレーツ航空とグループ会社のdnataは、UAEで最も働きやすい会社のひとつとして知られています。エミレーツ航空グループの給与と福利厚生は、性別や国籍に関係なく、スキルや経験に基づいて提供され、ジェンダーバイアスはありません。
記録的な女性の昇進率
エミレーツ・グループでは、過去12ヶ月間の女性昇進者数が56％を占め、これまでで最も高い数字を記録しました。エミレーツ・グループには、多くの女性社員が勤続10年以上で昇進を重ね、リーダーシップを発揮しています。
世界最高水準のトレーニング
エミレーツ・グループの社員は、さまざまな教育プログラムやトレーニングを受けることが可能です。今年の国際女性デーには、エミレーツ航空が新しく立ち上げたポータルサイト「Future Skills」を通じて、全社員に「無意識のバイアス」を学習するプログラムが提供されました。特別に制作されたこの学習コンテンツは、全社員が利用でき、「Break the Bias（バイアスの破壊）」「Valuing Intersectionality（交差性の大切さ）」「Women’s Voices（女性の声）」「Diversity Equity & Inclusion（多様性、公平性、包括性）」「Allyship and Culture of Belonging（アライシップと帰属文化）」など6つのモジュールから構成されています。人事部では500人以上の社員が受講を開始し、これまでに70％以上の修了率を誇っています。また、女性社員は会社の助成金を受けながら、エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラムや国際的な教育資格を取得する機会もあります。
功績の称賛
従業員の優れた功績は、昇進のみでなく、エミレーツ・グループ全体の優れた貢献を称えるプログラムであるNajmアワード（Najmはアラビア語で「スター」を意味する）でも表彰しています。Najmアワードは、社員が自らの役割や責任を認識し、目標を達成するためのモチベーションを高めることを目的としています。Najmアワードを受賞したエミレーツ・グループの従業員には、希望に応じて賞金、旅行券、ギフトカードなどが進呈されます。また、この受賞は輝かしい経歴として職務経歴書に記録されます。過去12カ月では、Najmアワード受賞者の35％は女性従業員です。
未来への展望
エミレーツ・グループは、UAEジェンダーバランス協議会の誓約書に署名することで、採用プロセスにおける差別防止のためのコンプライアンス対策の強化、組織における女性リーダーの育成・継承への取り組み、施策やプロセスにおける男女平等を優先した方針の見直しなどを約束しました。
エミレーツについて
エミレーツ航空は、2002年に日本就航を開始。日本は成田国際空港、東京国際空港（羽田*）と関西国際空港から、ドバイをはじめとする世界各地へ快適な空の旅を提供しております。2022年のスカイトラックス・ワールド・エアライン・アワードでは、「ワールド・ベスト・エコノミークラス」「ワールド・ベスト・エコノミークラス・ケータリング」のほか、17年連続で「ワールド・ベスト機内エンターテイメント」の3部門で受賞するなど、提供する商品やサービスで数々の賞を受賞しています。 *2023年4月2日より羽田・ドバイ線も運航を再開
お問い合わせ先
エミレーツ・グループ 広報
Redhill株式会社
Email: ekjapan@redhill.asia
