大阪芸術大学 × ホテルインターゲート大阪 梅田 産業連携プロジェクト「なにわ文化の扉を開けて」メディア体験会を開催

大阪芸術大学のプレスリリース

 大阪芸術大学(学校法人塚本学院/所在地:大阪府南河内郡/学長:塚本 邦彦)は、グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須田 貞則)が運営するホテルインターゲート大阪 梅田(大阪市北区、支配人:種村 昌宏)との産学連携プロジェクトとして、「なにわ文化の扉を開けて」のコンテンツを制作いたしました。また、本サービス提供に先駆けて2023年2月3日(金)にホテルインターゲート大阪 梅田にてメディア体験会を実施いたしました。

 大阪芸術大学では「大学は夢を実現させるための手がかりを見つけ、自らの力によってその夢をつかみ取る場所でありたい」といった理念を掲げています。グランビスタ ホテル&リゾートは「地域の価値で、未来を変えていく。」をブランドステートメントに、価値体験型ホテル、‟INTERGATE HOTELS”の運営を行っております。2021年4月1日に開業したホテルインターゲート大阪 梅田の「歴史や文化の発信だけでなく、これまでとは異なった視点からも地域(大阪)の魅力を発信していきたい」という想いと合致し、開業時より協働し、大阪の魅力を伝えるプロジェクトを実施しております。

 今年度のプロジェクトでは、「大阪らしいユニークさ」をテーマに、大阪芸術大学 デザイン学科の学生(31名)が4つのチーム(ワークショップ / エコバッグ / ボードゲーム / 動画制作)に分かれ、4つのコンテンツを制作いたしました。そして、サービスの提供に先駆けて2023年2月3日(金)にメディア向けの体験会を実施いたしました。
 体験会ではグランビスタ ホテル&リゾートより本企画説明および支配人によるご挨拶、大阪芸術大学よりご挨拶、学生による作品説明を行ったのち、伝統工芸 「張り子」 ワークショップ体験を開催いたしました。

 ホテルインターゲート大阪 梅田では2023年2月5日(日)、12日(日)にも、各回先着8名様、参加費はお一人様5円(ご縁)でワークショップ「伝統工芸 張り子絵付け体験」を実施しました。古くから日本で親しまれてきた伝統工芸品「張り子」。学生により最新のエッセンスを加えてデザインされた張り子は、可愛らしくもユニークな造形です。学生自身が講師となって、絵付け方法をお教えし、お好みの形を選んで、世界にひとつだけのオリジナル張り子をご制作いただきました。
 

  • メディア体験会 当日の様子

  • メディア体験会 開催概要

名  称:「なにわ文化の扉を開けて」プレス体験会
日  時:2023年2月3日(金) 13:00~14:00
場  所:ホテルインターゲート大阪 梅田 2階インターゲートラウンジ
     (住所:大阪市北区梅田2丁目5番2号)
実施内容:グランビスタ ホテル&リゾートより本企画説明および支配人によるご挨拶
     大阪芸術大学よりご挨拶、学生による作品説明
登 壇 者 :大阪芸術大学 デザイン学科教授 カズ・オオモリ先生 /プロジェクト参加学生代表(4名)
     伝統工芸 「張り子」 ワークショップ体験

 

  • 「なにわ文化の扉を開けて」概要

 大阪芸術大学 デザイン学科の学生(31名)が4つのチーム(ワークショップ / エコバッグ / ボードゲーム / 動画制作)に分かれ、「大阪らしいユニークさ」を取り入れた4つのコンテンツを制作。それぞれの分野で、ホテルの魅力と大阪の文化を発信する施策に取り組み、この度、サービスの提供を開始いたしました。
 「社会を豊かにする」というデザインの本質を学ぶ大阪芸術大学の学生が生み出す作品を通じて、なにわ文化の魅力をご体感いただきました。

〈2022年度 産学連携プロジェクト「なにわ文化の扉を開けて」制作コンテンツ〉
・「ワークショップ」 学生により最新のエッセンスを加えてデザインされた伝統工芸品、張り子の絵付け体験
・「エコバッグ」 サステナブルな世界を考え、ホテルと学生のデザインが融合したエコバッグ
・「ボードゲーム」 大阪の食文化を楽しく学べるボードゲーム
・「動画制作」 ホテル及び大阪の魅力を動画で紹介 協力:大阪芸術大学落語研究寄席の会
「なにわ文化の扉を開けて」詳細URL:https://www.intergatehotels.jp/osaka-umeda/recommendation/28365.html
 

  • 「なにわ文化の扉を開けて」プロジェクト参加学生のコメント

・デザイン学科イラストレーションコース3年生 井上剛志さん(張り子)
大阪の魅力は食文化として多く知られていますが、伝統工芸品も大阪の魅力の一つです。
しかし、時代の流れと共に伝統工芸品は失われつつあります。そこで、大阪の魅力として伝統工芸品に焦点を当て、今回のワークショップに採用することにしました。
ワークショップを通して伝統工芸品に直接触れ、大阪の思い出を形で残すことができるのが特徴です。
ワークショップでは、一般的な振り子のスタンダード型・可愛らしいフォルムが魅力的なダルマ型・3Dプリンターを採用したポリゴン版のトラ型・3Dプリンターを採用したウサギ型の4種類の振り子を用意しました。トラ型とウサギ型は、2022年から2023年の干支の橋渡しをイメージしています。

・デザイン学科グラフィックデザインコース3年生 ポター空さん(エコバッグ)
グラフィックデザインとイラストレーター専攻の学生による、どちらの強みも活かしたデザインを採用し、普段使いしやすい2種類のエコバッグを制作しました。
一つ目は、ホテルインターゲート大阪 梅田の名物「こだわりのコーヒー」を使って、ホテルの魅力をさりげなく表現したデザインです。二つ目は、全体のバランスを意識したホテルのグッズらしいデザインを採用しました。今回の制作では、6人のメンバーでいくつかのデザイン案を出し合い、ホテルの方との打ち合わせの末、最終のデザインを決定しました。ホテルを利用する方達の使用シーンをイメージしながらデザインを考案しました。

・デザイン学科グラフィックデザインコース3年生 前田穂さん(ボードゲーム)
宿泊される方々に、よりホテルを楽しんでいただきたいという思いからボードゲームの制作に至りました。
大阪の魅力の一つである食文化に焦点をあてて、集めた食材や料理でポイントを稼ぎ、ゴールを目指して遊ぶ双六は、構成やキャラクター、デザインまで全てオリジナルで制作しました。
さらに、多くの人に楽しんでいただくべく、ホテルインターゲート大阪 梅田の公式HPでダウンロードすると、お家でも双六を楽しんでいただけます。
今回の制作では、8人の学生がイラストやゲーム構成などを分担して制作しているため、それぞれの個性的なデザインなども魅力の一つです。

・デザイン学科デジタルアーツコース3年生 山田萌可さん(動画制作)
ホテルインターゲート大阪 梅田の魅力と共に、大阪らしさを存分に伝えられるよう、芸人のキャラクターが登場する動画コンテンツを企画制作しました。
今回の制作では、大阪芸術大学落語研究会の協力のもと、キャラクターボイスやネタ制作を進行し、リアルな掛け合いを収録すると共に、デザイン・編集・アニメーションなど、学生のスキルとホテルの魅力が詰まった作品が完成しました。

 

  • 「なにわ文化の扉を開けて」プロジェクト担当教授コメント

・大阪芸術大学 デザイン学科デジタルアーツコース 教授 カズ・オオモリ氏
グラフィックアーティスト
ウォルト・ディズニー・カンパニー US 公式アーティスト。奈良芸術短期大学卒業後、ミネアポリス・カレッジ・オブ・アート&デザイン、広告制作会社の経験を経て帰国。現在、TUNE GRAFIKのアートディレクター、アーティストとして活動。

 

・カズ・オオモリ氏コメント
デザインプロジェクトは産学連携を行う事によって現場ならではの企画力、制作進行をリアルに体験するプロジェクト。そこには社会とデザインの関係性やデザイン本来の役割を理解し、行動を行う事がとても大切です。今回のプロジェクトを通して受講生のフレッシュな発想と行動力を活かし、多くのお客様に喜んで頂ける様、デザイン力が発揮出来れば幸いです。

 

  • デザイン学科 デザインプロジェクト

7つのコースを展開するデザイン学科ですが、ひとつの領域にとらわれず、コースを越えて社会とつながる領域を横断する授業です。3年生の学生が取り組み、共同作業をとおして自分にはない視点の学びがデザインの幅を広げるきっかけとなり、またさまざまな形でアウトプットされ、社会とのつながりを感じる実践的な機会となっています。

 

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