旅のサブスク(R)「HafH」の利用者と、小高パイオニアヴィレッジが東日本大震災を学習する旅企画の第3回を実施

株式会社KabuK Styleのプレスリリース

旅のサブスク(R)「HafH(ハフ)」を運営する株式会社KabuK Style(本社:長崎県長崎市、代表取締役:砂田憲治、以下 KabuK Style)と、小高パイオニアヴィレッジ(運営:一般社団法人パイオニズム / 株式会社小高ワーカーズベース 代表理事:和田 智行)は、「HafH」の利用者である「HafH Community」のメンバーと共同で、「東日本大震災からの復興の現状と課題」の学習機会を提供するプロジェクトを発足し、2023年1月より現地フィールドワークを実施しています。
2023年3月11日〜12日に、3回目の現地フィールドワークを実施し、東日本大震災・原子力災害伝承館にて開催された3.11メモリアルイベントへ参加しました。

 

 

  • 小高パイオニアヴィレッジについて

小高パイオニアヴィレッジは、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により、2016年7月までの5年4か月もの間、居住を許されなかった地域・福島県南相馬市小高区に、2019年3月にオープンした複合施設です。

併設するコワーキングスペースでは、一度は無人となってしまった町での起業やまちづくりに取り組む地域内外の「パイオニア」たちが、日々ゼロからの創造を楽しんでいます。地域の「パイオニア」たちとの接点が自然と生まれているのが最大の特徴です。

 

  • プロジェクトの概要

<目的>
旅のサブスク(TM)「HafH」を通して、「観光」「娯楽」だけではない、新しい旅を側面を感じてもらうこと

<活動内容>
本プロジェクトは、2023年1月〜3月の3ヶ月間を通して実施。期間中、現地でのフィールドワークや参加者同士でのディスカッションを通して、東日本大震災への理解を深めました。

イベントの詳細は、こちらをご覧ください。
http://ptix.at/2L59tB

 

  • 2023年3月 フィールドワークの様子

原子力災害を学ぶために、東日本大震災・原子力災害伝承館を見学

3.11メモリアルイベントへ参加

当時津波に襲われたエリアのフィールドワーク

浪江町・大熊町で開催されたマルシェイベントへ参加し、地域の方々と交流

  • 小高パイオニアヴィレッジ・コミュニティマネージャー 野口福太郎さんよりコメント

あの日から12年。
長いような短いような、この季節は不思議な感情が自分に湧いてきます。

直接被害を受けた人、直接的な被害がなかった人にも、それぞれにとっての3.11があり、現地で揺れ動く感情をそのままに噛み締めていただきました。

この地では、多くの大切なものが失われ、今もなお暗い影を落としている所もあります。しかしそれ以上に、新たな人、もの、取り組みがどんどんと生まれ、希望と未来へのワクワクを感じられる、日本一熱量の高いエリアだとも信じています。

ぜひ、日々変わりゆく福島沿岸エリアに、一度だけでなく今後何度でも足を運んでいただけると嬉しいです。

 

 

  • HafH利用者 参加者よりコメント

震災当時からずっと東北に住んではいるものの、原子力災害について学ぶ機会がなかなか無かったので、良い機会だと思い参加しました。また、HafH Communityのプロジェクトということで、様々な方々と共通のテーマで会話を深めてみたいという気持ちもありました。

これまで、”津波の被害”という側面で被災地を訪れる機会は何度かありましたが、今回のフィールドワークを通して、”原子力災害”という視点からはまた異なった課題や苦しみがあることを知り、感じました。

新しい取り組みや建物などと近い距離感の中に、手をつけられずにいる建物や解決できていない問題などが点在していた様子が、とても印象に残っています。

当時起きたことや地域の現状を、きちんと知ること・学ぶことを続けながら、変化していく福島にこれからも遊びに行ったり、積極的にその土地のものを購入したりして、小さなことから貢献していきたいと思います。

HafH Community メンバー・岩村和哉さん/優香さん

震災や原発事故についてはニュースでは見ていたものの、実際に被災地の今を見てみたいと思い、参加させていただきました。

2020年に常磐線が全線開通し、復興は進んでいるのだなと漠然と思っていましたが、いざ双葉駅から車に乗り、倒壊した家屋を見て衝撃を受けました。すぐそばには新しい建物ができていたりと、同じ双葉町の中でも状況がさまざまでした。

テレビでは知ることのできない被災地の今を見ることができたとともに、実際は何もわかっていなかった自分を反省しました。その後訪問した伝承館では、原発の歴史から事故当時の状況、住民の方々の苦しみなどを知り、まだまだ復興は道半ばなのだと思いました。

一方で2日目のマルシェイベントでは、これからの地域の発展に向けて取り組む方々と交流し、それぞれの熱意を感じることができました。三現主義の大切さを忘れず、震災を風化させないために今後も東北の各地に行き、地元の方々と積極的に交流していけたらと思います。

HafH 利用者・堀江さん

 

  • HafH Communityと活動事例

HafH Community(通称:ハフコミュ)とは、HafH会員によって構成されるオンラインコミュニティです。2021年8月に誕生し、現在は約500名のメンバーで活動中。メンバーは不定期で募集しています。

旅を通した体験や情報の共有、旅+αで交流を楽しむ部活動を中心に、日々様々な企画を生み出しています。2022年8月からは、新たにSDGs部・コラボ部を発足させ、観光やただ自分たちが楽しむための旅ではなく、旅を通して社会や地域に貢献する仕組みを模索しています。

現在、HafH Communityでは、上記のような活動を推進するパートナー(宿泊施設・企業・自治体など)を募集しています。HafH Communityと一緒に活動を推進したい方は、以下までお問い合わせください。

https://kabuk.com/contact/
お問い合わせ内に、HafH Communityとの連携を希望される旨をご記入ください。

【HafH Communityに関する活動一例】
▶︎東京のHafH提携施設・ノーガホテル上野東京と共同で、新しい旅のあり方を発信するプロジェクトを実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000039388.html

▶︎金沢のHafH提携施設・LINNAS Kanazawaと共同で「金沢プライドウィーク2022」公式イベントを企画・運営
https://kabuk.com/20220928-02/

▶︎和歌山のHafH提携施設とHafH Communityが共同で「アートワーケーション」を企画・運営
https://kabuk.com/20221023-01/

<HafH(ハフ)について>
「HafH(ハフ:Home away from Home)」は、サービス内で獲得できる《HafHコイン》を使って宿泊する「旅のサブスク(R)」サービスです。観光や出張目的だけでなく「住む」「働く」「日頃の気分転換」など新しい旅のスタイルを提供しています。
2023年2月末現在、国内外で1,500以上の宿泊施設を定額で利用することができます。
https://www.hafh.com

<会社概要>
社名:株式会社 KabuK Style
代表:代表取締役 砂田憲治
創業:2019年1月8日(設立 2018年2月5日)2019年4月1日 サービス開始
資本金:24億3,700万円(2023年3月時点、資本調達額の総額)
事業内容:旅のサブスク(R)「HafH(ハフ)」の運営、宿泊及び賃貸運営業、旅行業
URL:https://kabuk.com

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