成田空港の ”伐採木” から生まれたエシカルジン『Cloud9』誕生

エシカル・スピリッツ株式会社のプレスリリース

 

「循環経済を実現する蒸留プラットフォーム」をモットーに、廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所を運営する蒸留ベンチャーのエシカル・スピリッツ株式会社(英語表記:The Ethical Spirits & Co / 本社:東京都台東区 / 代表取締役CEO:山本祐也 / 以下 エシカル・スピリッツ)は、成田国際空港とのコラボレーションによるエシカルジン『Cloud9(クラウドナイン)』を新たに蒸留しました。本日2023年3月17日(金)より、エシカル・スピリッツ公式EC / 成田空港 にて、また、2023年3月18日(土)より、東京リバーサイド蒸溜所(東京都蔵前)にて、数量限定で販売いたします。
なお、『Cloud9』は、株式会社グリーンポート・エージェンシーとの共同開発により誕生しました。

公式販売ページ:https://shop.ethicalspirits.jp/products/cloud9

 

  • 成田空港周辺の自然の恵みを感じ、旅の楽しさを彩る『Cloud9』

ジンの名称である『Cloud9』は、パイロットのスラングから名付けられました。「Cloud9」とは、元来航空用語で、雲の分類番号で最上位を示す言葉であり、パイロットが「I’m on Cloud9.」と「天にも昇るような幸せな気分」という意味で使うと言われています。

原酒には、千葉県印旛郡酒々井町の酒蔵「飯沼本家」の粕取り焼酎を使用し、また、ボタニカルには千葉県産の食材や植物をはじめ、名称に合わせて9種類を使用しています。
中でも特徴的な試みとして、成田空港の更なる機能強化に伴い発生した伐採木の「杉」をアップサイクルし、ボタニカルに使用しました。成田空港周辺の自然の恵みを感じつつ、まさに「天にも昇るような幸せな気分」をお届けし、旅の楽しさを彩る一杯に仕上がりました。

成田国際空港では、環境にやさしく持続可能なサステナブル・エアポートを目指し「サステナブルNRT2050」を策定、限りある資源の有効活用など様々な環境への取り組みを進めています。

 

  • コラボレーションの背景

成田国際空港は、サステナブルエアポートの理念の基、地域のローカル素材や資源を活かし、空港と地域が一体となった付加価値の高い商品を創ることで、成田空港や地域の魅力向上や滞在中の体験価値向上につなげることを目指しています。

海外でも高い評価を受けている『エシカル・スピリッツ』とのコラボレーションにより、世界と日本・街・人・モノをつなぎ、空港がハブとなって情報発信することで空港周辺エリアの認知度を向上、最終的には旅の通過点ではなく、旅の目的地のひとつとして成田空港や周辺エリアを周遊滞在・宿泊・消費してもらうことを目指しました。

「LOCAL GOOD & SOCIAL GOOD」の精神で、人と空港の繋がり、地域の豊かさ、風土などを見直し新たな発見を発信していき、地域にも人にも優しく健康で豊かな気持ちになれるものを創造していきます。

 

  • 『Cloud9』製品概要

商品名 :『Cloud9』
品目 :スピリッツ(ジン)
アルコール分:42%
容器 :375ml瓶
原料原産地名:粕取り焼酎(千葉県印旛郡酒々井町の酒蔵、飯沼本家)
ボタニカル :ジュニパーベリー、緑茶、生姜、オリーブ、スダチ、シークワーサー、コリアンダーシード、杉、レモン

千葉県産粕取り焼酎と、千葉県で採れた個性豊かなボタニカルたちで構成した、突き抜ける爽やかさのジンです。メインボタニカルは、千葉県産のシークワーサーと杉の葉。青々とした爽やかさが、トニックウォーターにぴったり。非常に多くのボタニカルを蒸留して製造したことで、精油成分が飽和し、軽く白く濁っています。ゆっくり寝かせて、浮いてきた油を掬い取る荒濾過で仕上げています。
稀に、油が液体表面に浮かびますが、天然の精油成分であり、品質に問題ありません。

 

  • 世界初の再生型蒸留所『東京リバーサイド蒸溜所』

東京都内では3箇所目となる蒸留所『東京リバーサイド蒸溜所 by The Ethical Spirits & Co.』は、エシカル生産及び消費に特化した世界初の再生型蒸留所として、日本酒製造蔵やビール製造蔵と協業し多様な未活用原料を用いて蒸留酒を生産していきます。

< 1F エシカル・スピリッツ・オフィシャルストア >

エシカル・スピリッツが展開するクラフトジンを購入いただけます。ボタニカルについての説明や、これまで蒸留してきたジンの ”香り” をお楽しみいただくことができます。
Instagram:https://www.instagram.com/trd_ethicalspirits/

< 2F Bar&Dining「Stage」>

エシカル・スピリッツが展開するジンを使ったオリジナルカクテルや、それぞれの味わいに合わせて開発したフードメニューなどを提供する Bar&Dining としてオープン。
公式Instagram:https://www.instagram.com/stage_ethicalspirits/

 

  • 廃棄されるのみだった酒粕をリユースしたエシカルジン『LAST』

“LAST”という単語には「最後」と「続く」という一見矛盾する2つの意味があります。「酒を絞った「最後」に得られる酒粕に、終わらず「続く」新たないのちを与える。」という物語りを名に冠した『LAST』は、精製後にその多くが廃棄されるのみだった酒粕をリユースすることで、その価値が余すところなく循環する蒸留プラットフォームを体現しています。まさに、エシカル・スピリッツの理念が形になった、代表的なエシカルジンです。

ジンの蒸留には欠かせないベースとなるスピリッツは、廃棄される運命にあった酒粕から創り出しているため、製造の難易度は高くなるものの、これまでのジンの常識ではなし得なかった独自のレシピを開発することに成功しました。一般的なジンの数倍の量のボタニカルを使ったレシピが織りなすフレーバーは、「飲む香水」と謳うにふさわしい華やかさを演出し、日々の様々なシーンを彩ります。

『LAST』公式ページ:https://lastgin.com/

 

 

  • エシカル・スピリッツ株式会社

2020年3月、日本酒生産工程の最後に生成され本来は廃棄されてしまう素材であった「酒粕」を再蒸留することでクラフトジン『LAST』を生産、販売を開始しました。
その注目は生産方法のみならず、ウイスキー業界で最も権威のある品評会WWAのジン部門「World Gin Awards 2021」での国別の最高賞を、英国「IWSC2021」では最高賞である GOLD OUTSTANDING を受賞し、世界での上位9の作品に日本勢といて唯一選ばれるなどジンとしても高い評価をいただいております。

2021年5月、エシカル生産及び消費に特化した世界初※1 の再生型蒸留所『東京リバーサイド蒸溜所』を東京蔵前にオープン。蒸留所内にはオフィシャルストアと自社で運営するクラフトジンに特化したバーダイニングを併設しております。
同年6月には、国立森林総合研究所が切り拓いた研究成果をもとにした民間事業者として初となる”木のお酒”『WoodSpirits』の製品化及び販売への挑戦を発表し、同時に1.4億円の資金調達を実施。

2022年8月には、サントリーホールディングス等から約2億円の資金調達を発表。新たな再生型蒸留所の建設と、海外販路の更なる拡大に向けて躍進中。
「Starring the hidden gem(隠れた才能をステージへ)」を理念に、世界をリードするサステイナブルなスピリッツブランドを目指します。

※1 自社調べ(再生型蒸留所として / 2020年9月 時点)

代表取締役CEO:山本祐也
共同発起人:魚住 りえ, 小野 力, 加藤 咲, 山口 歩夢 
所在地:〒111-0051 東京都台東区蔵前3-9-3-4F
創業:2019年
事業:酒類(スピリッツ)の企画・製造及び販売
取得免許:スピリッツ製造
コーポレートサイト:https://ethicalspirits.jp/
公式通販サイト:https://shop.ethicalspirits.jp/
Instagram:https://instagram.com/last_ethicalspirits
Twitter:https://twitter.com/ethical_spirits
Facebook:https://www.facebook.com/ethicalspirits
 

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