海の事故から身を守る【海の安全教室】を開催しました!

海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース

海と日本プロジェクトin静岡県実行委員会は、3月30日(木)にテレビ静岡の会議室にてライフジャケット着用の啓発プログラムとして海の安全教室を開催いたしました。
3月25日(土)に、水災害や水難事故を防ぐために、海で遊ぶ場合の知識・行動・装備(ライフジャケットの着用)についてSUP(スタンド・アップ・パドルボード)を体験しながら学ぶ講習会を実施する予定でしたが、予備日の3月26日(日)含めて、あいにくの荒天のため、座学のみの実施となりました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

 

  • イベント概要

・開催概要 小中学生を対象とした海の安全教室
・日程   2023年3月30日(木)15時~16時
・開催場所 静岡市駿河区栗原18-65 テレビ静岡 会議室
・参加人数 小学生10人が参加
・協力団体 gosea’s surf
 

  • gosea’s surf(静岡市三保)のSUPインストラクターによる海の安全教室

インストラクターからは、海で遊ぶときには陸上でのレジャー以上に気を付ける点があることが説明されました。天候についても雨だけではなく、海でのレジャーは風の影響を受けやすいこと、海の上は高い建物などがないので落雷にはとりわけ注意する必要があること、満潮や干潮など潮の満ち引きを知っておくことの大切さが述べられ、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。また、海には毒を持った生物や危険な生物がいることが話されると、子どもたちから「クラゲ」「サメ」などの声が上がり、見たことない生物には触らないようにすることで事故を防ぐことが出来ると解説を受けました。

 

  • gosea’s surfインストラクターによるライフジャケットの着用指導

SUPインストラクターの指導の下、実際にライフジャケットを着用し、装着のポイントを学びました。
体の大きさにあったものを選ぶこと、救助が来るまではライフジャケットを付けていても浮いて待つこと、笛がついているライフジャケットもあるので、笛で救助を呼ぶことが出来ることなどが説明されました。
また、溺れている人を見つけた場合は、自分がライフジャケットをつけていても、助けに行かないこと、大人やライフセーバーを呼んだり118番に電話をしてもらうこと、浮き輪やペットボトルなど浮くものを投げてあげることなどが大切だと述べられました。

  •  参加した子どもたちからの声

子どもたちからは、「ライフジャケットを着るなど対策をすることによって助かりやすくなることを知った」「身体の大きさに合うライフジャケットを着ることが大切だとわかった」「ライフジャケットには助けを呼ぶため笛がついていることをはじめて知った」「溺れている人を助けるときにはペットボトルなど浮くものを投げるということを知った」「海や川で遊ぶときは陸上で遊ぶとき以上に天気を確認して、潮汐なども見ることが大事」などの感想が寄せられました。

<団体概要>
団体名称  :海と日本プロジェクトin静岡県実行委員会
URL :https://shizuoka.uminohi.jp/
活動内容:静岡県には、深さ日本一の駿河湾を有し、環境変化の少ない深海でしかみられない海洋生物も多く存在する豊かな海があります。また、伊豆半島から駿河湾、遠州灘までの500キロメートルを超える変化に富んだ海岸線も魅力の一つです。そんな静岡県の海の今を伝えることで皆さんに興味を持ってもらい、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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