まちづくりサイクリングガイド養成スクール〜第3回グラバイスクール開催のご案内〜

合同会社トビチカンパニーのプレスリリース

グラバイスクールは、自転車の知識、交通法規、コンテンツ造成、ルートづくり、リスクマネジメント「1年かけて習得することを《3日+オンライン3日(事前学習+3時間)》で体系的に学ぶ」ことを目指しています。
◎スクールに参加する価値とは?
「サイクリングガイドを始めたいが、何から始めて良いのかわからない。」「活動をし始めたが、中々成果がでない。」「まちづくりの一環としてサイクリング事業を担当しているが、知識もスキルもない。」
そういった相談を多くの方から受けるようになったために、本スクールを開講することにしました。
アドベンチャーツーリズムのサイクリング編をガイドする方にも最適なカリキュラムになっています。
参加者には、地方自治体、観光協会、地域おこし協力隊、サイクリングガイド事業者、ホビーサイクリスト、まちづくり活動者、ボランティアリーダー等、幅広い方にご興味を持って頂いています。

◎自転車と生きていく、を当たり前にする「グラバイスクール」とは?

 

grav bicycle school(グラバイスクール)は、自転車まちづくりのコアになるサイクリングガイドを養成するスクールです。自転車まちづくりとは、自転車をツールとして活用することで、まちの自然・歴史・産業をつなぎ合わせて、その地域の観光や暮らしに還元していくようなまちづくりのこと。そのようなまちづくりのコアになるガイドは、自転車の知識・経験はもちろんの事、まちの特性を多面的に把握すること、アクティビティマーケティングの知見、他の産業と自転車とのシナジーのアイディアなど、総合的なスキルが求められます。
オンライン講義とリアル講義を組み合わせたハイブリット形態で行います。レクチャーとトークセッションを組み合わせてまちづくりに必要な視点を学び、一連の講座の最後には、長野県辰野町で、学んだことを活かして実際にコースづくりを行います。

 

 

 

◎自転車まちづくりが、地域社会と自然環境を変える

 

 現在、日本の地方地域社会は、人口減少に伴う産業の衰退、そしてそれによりさらに人口減少が加速するという悪循環の中にいます。また、世界に目を向けると、二酸化炭素の排出による地球温暖化の拡大という、非常に困難な課題を抱えています。自転車社会の構築は、それら喫緊の課題に対する解決策です。自転車まちづくりは、新たな観光アクティビティとして、地域に人の流れと経済的循環をもたらします。それにより、地域の産業も活性化することになり、経済と人口の両面から地域社会を再編集します。また、地域に暮らす人々にEバイクなどの新しい自転車が浸透すれば、地域ネットワークの面的拡大により、暮らしの豊かさを確保しながら人口減少に対応していくことができるでしょう。
そして、人々の移動における比重が自動車から自転車へと移り変わることにより、環境負荷は大きく改善します。自転車まちづくりは、社会と環境の両面でサステイナブルな社会を構築します。

 

 

◎自転車まちづくり先進地域 — 長野県辰野町

 

■ 地域コア人材・自転車冒険家 小口良平と自転車資源の開発・発信

自転車冒険家 小口良平

https://www.facebook.com/ryohei.oguchi

 

辰野町では、サイクルルートの開発、サイクルステーションの運営、アクティビティの企画などを行ってきました。それらの事業は、自転車冒険家の小口良平を中心にして、辰野町で活動するデザイナー、建築士、コミュニティプランナーらの仕事を有機的に結びつけることによって生まれたものです。その結びつきが、自転車まちづくりを成り立たせるためのソフト的環境として機能しているまちが、今の辰野町です。

 

 

■ 地域共有設備としてのレンタサイクルとサイクルステーション

 魅力あるガイドサイクリングを快適に・安全に実施するには、実は多くの設備が必要とされます。例えば、何台ものレンタサイクルや、整備用具や更衣室を備えたサイクルステーション。まちでサイクルツアーを行うために、一人のガイドがこれらをすべてそろえることは現実的ではありません。
 辰野町には、レンタサイクルを備えたサイクルステーション、grav bicycle station(グラバイステーション)があり、スキルを備えた人がいつでもガイドサイクリングを行うことができるハード的環境が整備されています。また、周辺の地域とも連携を深めており、この環境整備の動きは長野県内で面的に拡大していくと考えられます。

 

 

◎講座スケジュール

 

地域におけるサイクリング事業の事例、兼業サイクリングガイドとしての手法、ガイドサイクリング事業のインターネット露出方法などについての講座をオンラインで、地域の資源を生かしたサイクリングツアーの作成について現地研修にて学んでいきます。
 

 

事前オンライン・eラーニング

 

配信期間:4/29~5/27

①サイクルツーリズム概要
②リスクマネジメント
③ブリーフィング方法・ガイド装備品紹介
④交通法規
⑤ルートづくり

 

オンライン講師

 

 

☆5/2(火)20:00-21:30
「インバウンドか国内か?サイクリングツアーを収益事業化するターゲティングとビジネスモデル」

講師:山本 徹也さん

((株)ライドエクスペリエンス 代表取締役 )
(栃木県サイクルツーリズム協会 会⻑)

栃木県・那須を拠点にサイクリングツアー運営専門会社 を経営。海外では無名の那須エリアに、サイクリングを フックに多様な国々から多くのインバウンド富裕層の誘 客を実現。国内初心者向け自転車ツアーも地域有数の誘 客コンテンツへと成⻑させるなど、自転車を通じた地域 振興と国際交流に取り組む、東京出身のサイクリスト。

 

 

☆5/9(火)20:00-21:30
「モビリティの中での自転車に活躍を期待できる場面」

講師:楠田 悦子さん

(モビリティージャーナリスト)

心豊かな暮らしと社会のための、移動手段・サービスの高度化・多様化と環境について考える活動を行っている。自動車新聞社モビリティビジネス専門誌『LIGARE』初代編集長を経て、2013年に独立。国土交通省の「自転車の活用推進に向けた有識者会議」、「交通政策審議会交通体系分科会第15回地域公共交通部会」、「MaaS関連データ検討会」、SIP第2期自動運転(システムとサービスの拡張)ピアレビュー委員会などの委員を歴任。共著に最新 図解で早わかり MaaSがまるごとわかる本 、編著に「「移動貧困社会」からの脱却: 免許返納問題で生まれる新たなモビリティ・マーケット」(時事通信社)

 

 

☆5/16(火)20:00-21:30
「満足度が高いガイドツアー〜参加者の視点から〜」

講師:宮内 忍さん

(サイクルツーリズムのアドバイザー)
サイクルスポーツ編集長時代に読者を募って海外サイクルツアーを企画・実施・同行。同級生の故忌野清志郎(初代自転車名人)の協力でサイクルスポーツの普及に努める。ナショナルサイクルルート審査委員。国内外のガイド付きツアーに数十回参加。 

 

※当日、ご都合が合わずに受けられない方は、後日、配信動画URLを送ります。

 

 

現地研修(実技セッション)

 

5月24日(水)〜26日(金)9:00~18:00(終日)※チームによっては課題を時間外で行うこともあります。
場所:長野県上伊那郡辰野町(集合場所:グラバイステーション https://goo.gl/maps/sqa5TVjbHAjHkyVE7
※3日間参加できない方では、ご相談ください。

 

 

◎参加方法

 

■参加費 79,500円

 含まれているもの:事前オンライン学習、オンライン講義、実地講習会、テキスト代、ランチ代、宿泊費。

 含まれていないもの:レンタルバイク代、修了証カード代(希望者のみ ※ 2,500円で発行できます)。
 ※レンタルバイクをご希望の方は、5,000円/3日間で利用できます(eバイク、MTB等)。

 

■申込方法

 Googleフォームでお申し込みください。
 後日メールにて講座の詳細と講座費の振込先をお伝えします。
 URLはこちら→ https://forms.gle/hDDHgbbzw7geonQm9

 

■キャンセルポリシー

【参加者様のご都合でキャンセルする場合】
①2022/4/29(土)〜5/5(金) ・・・ キャンセル料20%
②2022/5/6(金)〜5/16(火) ・・・ キャンセル料30%
③2022/5/17(水)〜5/23(火)・・・ キャンセル料50%
④2022/5/24(水)〜 ・・・ キャンセル料100%

【不可抗力で中止となる場合(※天災、天候、新型コロナウィルス感染状況、等)】
①講座が始まる前・・・振込手数料をのぞいた金額を返金。
②講習が始まっている場合・・・オンライン開始時(15,000円+振り込み手数料をのぞいた金額を返金)
            ・・・実技セッション開始時(返金額はなしとさせて頂きます。)
※中止の状況が分かり次第、早急に連絡を致します。

■募集定員 12名(定員に達し次第、締め切ります)

 

■募集期間 2023/3/5(日)~4/28(水)18:00

 

◎オンライン説明会 2022/4/25(水)20:00~21:00

Googleフォームでお申し込みください。
後日メールにてZOOMのURLを送ります。
URLはこちら→https://forms.gle/qC4yyGfTdqKqcHnj7

 

◎問い合わせ

事務局:grav bicycle
メール:gravbicycle@gmail.com
電話 :090-1698-4197(小口)

ウェブサイト:https://gravbicycle.com/

Instagram:https://www.instagram.com/grav_bicycle/

 

今、あなたにオススメ