お座敷文化を東京から発信する”お座敷ライブハウス”「津の守(つのかみ)」四谷荒木町に2023年4月22日(土)開業。

しおみインフォメーションのプレスリリース

塩見文枝(元赤坂芸者ふみ香)は2023年4月22日(土)、四谷荒木町にお座敷文化の継承・発信拠点として荒木町舞台「津の守(つのかみ)」をオープンいたします。

 昨年8月に実施したクラウドファンディングで、約1月半の間に1,200万円を超えるご支援をいただき、着工から一年余りを経て、この度無事開業の運びとなりました。
 開業直前の2023年4月20日(木)14時からはメディア発表イベント*を、4月26日(水)15時からは地元商店街やパートナー企業を招待したイベントを開催いたします。当日のイベントでは、実際に「津の守」で定期的に提供する予定のお座敷メニュー**を体験していただきます。
*4/20は浅草の芸者衆(香奈恵、紫沙、八好)の皆様が出演します。
**ご挨拶、芸者・花柳界についてのお話、余興、歓談など。
 4月22日からの17日間は、赤坂・浅草・八王子・箱根の花街の芸者衆や第一線で活躍する伝統芸能演奏家の方々をお呼びしてのイベント全25公演を毎日開催し、「津の守」の幕開けを祝います。

  • 「津の守」ホームページ:https://tsunokami.tokyo (公演チケット販売中)

  • 住所:〒160-0007 東京都新宿区荒木町3 北島ビル3階

  • 主な公演:芸者のお座敷、邦楽囃子、常磐津、清元、小唄、落語、津軽三味線、薩摩琵琶と笛、狂言、文楽、煎茶会

  • 公演チケット:演奏、落語6,600円(税込)、お座敷 29,700円(税込)

■「津の守」を開業する意義
活動する場所が年々少なくなっている芸者衆や伝統芸能の演者たちのため、演奏やお稽古の場を提供する
・本格的な引き幕のある8畳の舞台(歌舞伎座舞台株式会社制作)、20畳の座敷(客席)。またオンライン配信設備も完備
・東京だけでなく、全国の花街から芸者衆を招聘したお座敷企画
コロナ禍を経て戻りつつある国内外観光需要に応える
・チケット制で芸者衆のいるお座敷を体験できる東京で唯一の場所
・インバウンド、特に富裕層に向けた本格的な日本の伝統文化、芸能体験
・都内新宿近郊ナイトタイムエコノミーの新たな選択肢
3-40代の特に女性の新たな趣味、余暇の過ごし方を提案する
・赤坂ふみ香時代から塩見のお客様はすでに半数近くが40代を中心とした働く女性。お座敷文化や伝統芸能への高い興味関心に応えるお座敷や舞台公演を開催
・おひとり様や少人数で参加できる趣味、教養の習得に時間を使いたいと思っている方々に最適な、文人趣味を中心とした講座

■「津の守」主宰者 塩見文枝(元赤坂芸者ふみ香)より
世の中の情勢とともに料亭や貸ホールが激減し、芸者衆も伝統芸能の演奏家も活躍するための場が少なくなっておりました。そこへコロナ禍到来。昨年まで所属していた赤坂組合も、所属する料亭は2軒となり、芸者も20名を切りました。芸者衆に憧れ、花柳界に入り、芸者という仕事が大好きで、ずっと芸者として働ければもうそれで幸せ。そう思っておりましたが、やっぱりこんな楽しくて人を楽しませることができる芸者という職業を、もっと多くの方に知ってもらいたい。芸者衆と一緒に遊んでほしい。芸者衆の活躍する場所をひとつでも増やしたい。
そして、日本の伝統芸能ってこんなにかっこよくて面白いのだということも体験してほしい。衰退する業界をなんとかしたいなどと大きなことではなく、ただただ面白い!楽しい!を一緒に感じてほしいと思っております。
コロナ禍、内装工事業者の倒産、材料費の高騰。様々な苦難がありましたが、お客様たちからの熱い後押しを受け、このプロジェクトを必ず成功させるべく、長年お世話になった赤坂の芸者を引退して「津の守」立ち上げにのぞみます。どうぞみなさま揃って津の守にお越しください。
 

塩見文枝(元赤坂芸者ふみ香)について

42歳の時に東京赤坂の芸者となり、四谷荒木町に和文化サロン「穏の座(おんのざ)」を開く。芸者として活躍すると同時に、「日本を知る、江戸に遊ぶ」をテーマに数々のイベントを主催。芸者になる前は、広告・IT業界を経て呉服業界に転身。複雑な製作・流通経路を横断的に監修し、着物の染織悉皆から小売店の販売企画までトータルにプロデュース。 文人趣味煎茶美風流教授「薛風(せつふう)」としても活動。お茶の水大学舞踊教育専攻卒業。岡山県岡山市出身。

塩見文枝のサイト:https://shiomi.info

 

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