都市型総合芸術祭「東京芸術祭 2023」開催決定

東京芸術祭のプレスリリース

8回目となる都市型総合芸術祭「東京芸術祭 2023」開催決定
 



東京芸術祭は、東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指した都市型の総合芸術祭で、2016年から東京池袋エリアを中心に開催しています。この度、8回目となる「東京芸術祭 2023」の開催が決定しました。
 
「東京芸術祭 2023」では、世界各地で上演を重ねる宮城聰演出・SPAC-静岡県舞台芸術センターによる『マハーバーラタ 〜ナラ王の冒険〜』の野外公演、コロナ禍の延期を経て22年ぶり2度目の来日公演となる太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)の『金夢島 L’ÎLE D’OR Kanemu-Jima』、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する木ノ下歌舞伎を主宰する⽊ノ下裕一と演出家の杉原邦生がタッグを組んだ木ノ下歌舞伎『勧進帳』や、ロロ主宰の三浦直之が手がける複数の都市をまたぐ多世代の登場人物による群像劇『プディングオムニバスツアー(仮)』​​などの上演を予定しております。
 
作品やアーティストを通して多様な文化と出会う場を創出し、国内外、多分野、様々な表現へとつながるボーダレスな東京芸術祭に、ぜひご期待ください。
 
 

開催概要(予定)

名称:東京芸術祭 2023
会期:2023(令和5)年9月~11月
会場:東京都豊島区池袋周辺エリアほか
主催:東京芸術祭実行委員会[公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)、東京都]
協賛:アサヒグループジャパン株式会社
※プログラム詳細は 2023年7月頃公開予定。​​
※内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
 

 
 

開催に寄せて / 東京芸術祭総合ディレクター・宮城聰メッセージ

  人の孤独を 救えるのは 人だけ。     人間にしかできないことがいよいよ残り少なくなってきた感のあるいま。   この国が、このさき良くなる兆候を探すのも難しい。 未来に希望の持てない社会で、赤ちゃんを増やしましょうと言われても、なんとも。   まあしかし、どの国もたいていは落ち目というものを経験しています。 それで滅んだ国もあるけれど、持ち直した国も多いもの。   どうやって?   こういうときは経済力、軍事力、科学力、といった「力」で測るとなかなか厳しいので、ここはひとつ 「生きていて楽しい(国)」を目標にしてみる。 すると、自分のいきいき度合いの向上こそ社会全体の目標だということになる。   たったひとりでも、自分を覗き込んでくれている人がいれば、人間はかがやく。 その照り返しで、覗き込んだ人もかがやく。   勇気を出して「私を見て!」と言う人がそこここにいる町。それが、フェスティバル。  

 

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