一般社団法人 新上五島町観光物産協会のプレスリリース
最近、当たり前に使っている言葉「SDGs」。 カラフルなバッジをつけている人も多く見るようになりました。
SDGsとは持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals:SDGs)」のこと。
つまり、「私たちが、ひとつしかないこの地球に将来的に住み続けられように、17個の共通目標を挙げて、今から継続的に取り組んでいこう」ということです。
[新上五島町特産品ECサイト シマリエ] https://www.shinkami510.com/
特産品ECサイト「シマリエ」SDGsキャンペーン
今、各地の海が深刻な状況に陥っており、世界では毎年約800万トンものプラスチックごみが海に流出し、このペースで進めば2050年には、世界の海を漂うプラスチックごみの量が、魚の量を超すと言われています。
海に囲まれた長崎県・五島列島の北部に位置する新上五島町は、7つの有人島と60の無人島から構成され、豊かな水産資源のもと、古くからこの豊穣の海が島民の生活を支えてきました。この宝の海と、生産者の徹底した衛生管理、安心安全への取り組みがあるからこそ、特産品ECサイト「シマリエ」を通じて島のごちそうをみなさまにお届けできていますが、人口減少、高齢化や担い手不足、海洋環境の変化に直面しているのも事実です。
島の大部分は西海国立公園に指定されており、中でも海岸の断崖の眺望と西海岸に広がる若松瀬戸は絶景であり好漁場。
中でも、海洋プラスチックゴミ問題は最も身近な課題。海岸には、海の美しさやビーチレジャーに夢中になり、つい置き去りにされたペットボトルやさまざまな生活ゴミ、潮に流されて漂着したような外国語ラベルのプラスチックごみも見られます。特に、シマリエの事務所近くにある、観光客にも人気の海水浴場もマクロプラスチック漂着量が県内ワーストになったこともありました。
美しい海を守りつづけるために、数多くの学生や団体、個人がボランティアで日々清掃活動を行っています。
町民ボランティアが日々ビーチクリーニングを行い美しい海を守っています。
私たちを育ててくれたこの海を守るため、小さな活動ではありますが、私たちスタッフも通勤途中やすき間時間に、海ゴミを拾っています。そして、回収したプラスチックゴミを事務所に集めて、きれいに洗って、細かく切って、それを材料に世界に1つだけの「お魚型キーホルダー」へ生まれ変わらせています。
海洋プラスチックゴミからお魚型キーホルダーにアップサイクル。
毎月17日はSDGsの日。5月から毎月17日に「シマリエ」でご注文いただいたお客様に、この「お魚型キーホルダー」をプレゼントいたします。すべて当町の海岸で、私たちが回収した海洋プラスチックを材料にして、1つ1つ丁寧に作ったものです。どんな色のものが届くのか、楽しみにお待ちください。
このお魚型キーホルダーを見るたびに、上五島の海やシマリエのことを思い出していただけると嬉しいです。
これからも変わらず、島のごちそうをお届けできるように、私たちも取組みを進めていきます。
いつまでも、上五島の美味しいお魚を食べていただけますように。
上五島の美味しいお魚をぜひお召し上がりください。
[お魚型キーホルダーについて詳しくはこちらから]https://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/activity/10493