高千穂の秘境を目指すパックラフトツアーが誕生〔2023年5月開始〕

合同会社Trailheadのプレスリリース

高千穂峡で有名な神話と渓谷のまち高千穂町。その高千穂町の奥地で完全プライベートのパックラフトツアーを体験できるアドベンチャープログラムが誕生しました。

  • アドベンチャープログラム「高千穂パックラフト」の造成

 パックラフトとは、持ち運べて空気で膨らますゴムボートで、カヤック等を持って行けない自然の奥地で楽しむことができます。今回、高千穂では、高千穂峡の5キロ上流部に位置し奥高千穂峡とも呼ばれる「尾橋渓谷」を舞台に、地域の方々のご協力を得てパックラフトツアーを造成。

高千穂パックラフトイメージ動画はこちら
https://youtu.be/q4f7-75mao0

 ツアーで目指す先はパックラフトで向かわないと見ることができない流れる幻の滝!道中はガイドが紹介する高千穂の歴史や暮らしを楽しみながら、阿蘇山の火砕流が、流れる水で削られ、悠久の刻を経て形成された峡谷を探険感覚で進んでいきます。集落の方が、大事に守ってきた人里離れた渓谷でアウトドアと静寂を同時にお楽しみいただけます。

 安心のフルサポートガイド【パックラフト体験POINT 】

 →空気で膨らますボート「パックラフト」体験。安心のフルサポートガイド付き

 →知る人ぞ知る奥高千穂峡(尾橋渓谷)へ、歩いてはたどり着けない幻の滝を目指します!

 →阿蘇の溶岩が形成した柱状節理群(ちゅうじょうせつりぐん)を水面から見ることのできる特別なアクティビティー!

  • 高千穂アドベンチャーツーリズム協議会

 合同会社Trailhead(本社:宮崎県高千穂町)は、代表の福島優が、宮崎県高千穂町の地域おこし協力隊を退任後、“高千穂にアウトドアの入口をつくる”ことを掲げて、アウトドアアクティビティを創出する会社として起業。高千穂のアウトドア振興のため、高千穂町企画観光課ととも「高千穂アドベンチャーツーリズム協議会」を設立。

 高千穂アドベンチャーツーリズム協議会は、高千穂の豊かな自然と、地域の暮らしが生み出す風景へつながるアウトドアアクティビティの創出を目的とする官民連携の協議会です。高千穂の自然と暮らしを壊さず、邪魔せず、持続させていくために、自然を余すことなく活かしたアウトドアアクティビティを造成、行政と民間事業者と連携・提供することで、継続できる仕組みを設計し、風景の持続へ寄与する。そして、地域の方々も来訪者も居心地の良いアウトドア体験を提供することを目指して活動しています。

【協議会構成団体】

・(同)Trailhead(会長:福島優)

・高千穂山の会(副会長:木下和幸)

・高千穂町企画観光課(事務局)   

・高千穂町総合政策課

・(一社)高千穂町観光協会

・高千穂町旅館業組合

・(株)訪う

・446(株)

(敬称略・順不同)

  • 祖母・傾・大崩ユネスコエコパークの振興

 高千穂町は、町内全域が「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」に登録されています。エコパークとは、世界遺産などと同じユネスコによって登録される生物圏保存地域(Biosphere Reserves)の日本の通称で、生態系の保全と持続可能な利活用の調和が目的です。人と自然が共生しているモデル地域とも言えます。高千穂町は、急峻な山々や深い渓谷等、独特な景観美が、ニホンカモシカやソボサンショウ、キレンゲショウマなどの希少な動植物の暮らしを育み、自然を活かした持続的な人の営みの風景・風土が認められました。

 ※「世界遺産」が手つかずの自然の保護を原則とする一方、ユネスコエコパークは自然と人間社会の共生が目的となっています。 高千穂パックラフトは、そのエコパークを存分に味わうことができる場所であり、ガイディングとなっています。

  • ツアー概要

期 間:4月~11月
時 間:9:00~12:00
価 格:15,000円(税込)
    ※九州在住者がいるグループは20%OFF
    ※収益の一部は発着場として利用する八體龍宮神社さんへご寄付いたします。
定 員:2~8名(中学生以上)
サイト:https://takachihoat.com/

  • 団体概要

【主催】
高千穂アドベンチャーツーリズム協議会
所在地:宮崎県高千穂町三田井13(事務局:高千穂町企画観光課)

【運営】
合同会社Trailhead

所在地:宮崎県高千穂町三田井10-2
HP:タカチホ棚田キャンプ https://tanacam.kntf.jp/

代表 福島優

 高千穂の急峻な山々と絶壁の谷の地形と、美味しい食べ物に惹かれ、幾度も高千穂へ通う中、地域おこし協力隊募集の話を聞きつけ、祖母・傾・大崩ユネスコエコパークを推進するミッションで2020年4月着任。 協力隊の活動を通して、高千穂の豊富な自然資源と地域住民が営みを続けてきた里山風景を活かしたアウトドアアクティビティが今後展開できると確信し、退任。高千穂町のアウトドア体験の入口として、様々なアクティビティや企画を提案する「合同会社Trailhead」を起業。農閑期の棚田を利用した「タカチホ棚田キャンプ」を運営。高千穂町とともに「高千穂アドベンチャーツーリズム協議会」を設立。他、一般社団法人九州自然歩道フォーラム事務局長、キッチンハイク九州代表の3足のわらじで活動中。

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