POPVISIONNetwork【肥薩おれんじ鉄道、28駅29カ所にデジタルサイネージ導入】利用者の利便性向上と駅員の負担軽減に貢献

株式会社アメイジングポケット のプレスリリース

くまモンのラッピング列車や東シナ海、八代海に広がる海岸線を楽しみながら食事ができる観光列車「おれんじ食堂」など、観光客に人気の「肥薩おれんじ鉄道」。この度、熊本県八代市と鹿児島県薩摩川内市を結ぶ同鉄道の全28駅29カ所にデジタルサイネージを導入しました。

 
 地方路線がデジタルサイネージを導入する3つのメリット
 1. 利用者の利便性向上
  まず、今回の導入で得られる最大のメリットは、利用者の利便性向上です。デジタルサイネージの導入により、遅延情報や乗り場の変更などをリアルタイムで知ることができるようになります。その結果、利用者のストレスの軽減、鉄道会社への信頼度の向上が期待できます。また、デジタルサイネージには地域の情報やイベント掲載、鉄道会社から利用者に向けてメッセージを発信することも可能です。これにより、地域住民や利用者とのコミュニケーションが促進され、地域コミュニティの活性化につながります。

 
 2.駅員の負担軽減による省力化・効率化の実現 
  次に、駅員の負担軽減です。これまで、駅員が運休のお知らせなど各種伝達事項を張り紙で掲示していましたが、肥薩おれんじ鉄道は半数以上が無人駅のため、駅員が車で周り一駅一駅に張り紙を貼っていく作業は時間もかかり、駅員の大きな負担となっていました。しかし、デジタルサイネージでは運行状況や遅延情報のお知らせ、乗り場の変更などを本部から配信でき、リアルタイムに表示可能なため、駅員の負担を大幅に削減でき効率化・省力化にもつながっています。

 3.地域メディアとして広告収益の確保
  3つ目は、広告収入の確保が挙げられます。デジタルサイネージのコンテンツの一部を地域の企業や飲食店、地元の観光地などに広告スペースとして提供しています。これにより広告主は鉄道の利用客や観光客にターゲットを絞って、場所と時間を特定した広告を訴求することが可能です。観光客以外の利用者が少ない地方路線にとって、広告収入という新たな収入源が期待できます。   

 デジタルサイネージが地方路線の救済策に
  このように、デジタルサイネージの導入は、人手不足や収益源の確保に悩む地方路線にとって大きな救済策となります。さらに、大型連休や観光シーズンにおいても、一時利用者の利便性と満足度の向上につながります。地域住民や観光客とのコミュニケーションを促進し、地域コミュニティの活性化を期待できるデジタルサイネージの活用は一層広まりそうです。

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