世界屈指の室内オーケストラ「ハイドン・フィルハーモニー」を招聘  6月27日東京を皮切りに全国6公演の来日ツアーを開催!

株式会社プロ アルテ ムジケのプレスリリース

~世界が認めるハイドンのプロフェッショナル 運命とともに新境地へ~

音楽事務所 株式会社プロ アルテ ムジケ(所在地:東京都文京区音羽、代表取締役社長:原源郎)は、ウィーン・アイゼンシュタットを拠点とする世界屈指の室内オーケストラ ハイドン・フィルハーモニーを招聘し、2023年6月27日(火)から全6公演の来日ツアーを開催いたします。

ツアー公式サイト: https://www.proarte.jp/news/haydn-philharmonie2023/

ツアー2023

●はじめに
ハイドン・フィルハーモニーは、1987年の東西冷戦中「オーストリア、ハンガリー両国選りすぐりの音楽家を集め、共に演奏することで国境を克服しよう」という考えのもと、巨匠アダム・フィッシャーによって設立されました。
今回、唯一無二の響きと言わしめる室内オーケストラ ハイドン・フィルハーモニーを牽引するのは、バロック・ヴァイオリンの鬼才エンリコ・オノフリです。

ハイドン・フィルハーモニー1

●ハイドン・フィルハーモニーとは
オーストリアの首都ウィーンから60キロ、ハンガリーとの国境近くにあり、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732~1809)ゆかりの古都アイゼンシュタット(ブルゲンラント州の州都)のハイドンザールをベースに世界を旅する、室内オーケストラのプロフェッショナルです。
ハイドンザールはマリアテレジア・イエローの外観も美しいエステルハージ宮殿(現在はブルゲンラント州立ギャラリー)の大広間に創られた瀟洒なコンサートホールで、ハンガリーの大貴族エステルハージ侯爵家の楽長だったハイドンが実際に指揮していた場所。当初は同侯爵家が誇る舞踏会場でした。
ハイドンの作品の大半がこの場所で作曲され、多くの貴族たち、そしてヨーロッパ中の愛好家たちを夢中にさせました。
このオーケストラは1987年、ハンガリーの名指揮者アダム・フィッシャーによってアイゼンシュタットで開催されているハイドン・フェスティバルのために創設されました。
当初の名称はオーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニー。アダムは深い絆で結ばれていたウィーン・フィルとハンガリー国立響(現フィル)の若手メンバーに声をかけ、さらに両国でオーディションを行ない、ウィーン古典派を主なレパートリーとする気鋭の室内オーケストラを立ち上げました。

ハイドン・フィルハーモニーと創設者アダム・フィッシャー

1980年代後半といえば、ヨーロッパの「西」と「東」で新たな社会、世界を模索していた時期でした。ハイドン・フィルハーモニーは、かつてヒストリカリー・インフォームド・パフォーマンス(HIP、歴史的情報に基づく解釈・演奏法)と呼ばれたスタイルを適宜採用しながら、新たな視座でウィーン古典派を奏でる、古くて新しいオーケストラです。
多くの国際音楽祭にも招かれ、ヨーロッパ各地、アメリカ、日本でのツアーでは非常に高い評価を受け、世界で唯一無二の室内オーケストラとしての地位を確立しています。
1987~2001年ハイドンの交響曲全曲をニンバス・レコードにて収録、この中の第40~54番のレコーディングは、グラモフォン誌「年間最優秀賞」の栄誉を獲得しました。04年よりDabringhaus & Grimにてサラウンド・サウンド技術を駆使したハイドンの「ロンドン交響曲」の再収録に取り組んでおり、このシリーズの最初の2つのリリースは、それぞれ06、08年の「エコー・クラシック賞」を受賞。グラモフォン誌の「年間最優秀賞」も受賞するなど、世界的に高い評価を得ています。
国内でもハイドンの交響曲を聴くのであればまずはハイドン・フィルハーモニーの録音から、と評価されるなど、ハイドン演奏のプロフェッショナルとして知られています。
器楽の名手を指揮者に迎え、相乗効果を発揮するのもお家芸で、前回2018年の日本公演では、チェロのニコラ・アルトシュテットとのステージが「斬新で巧妙」と高い評価を受けました。
ハイドン、そしてハイドンの影響を受けた多くの作曲家の作品を現代で再構築することをテーマに置き、3度目の来日では満を辞してハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、そしてハイドンの弟ミヒャエル・ハイドンの作品を組み込んだ至極のプログラムを披露します。

●指揮者 エンリコ・オノフリについて
バッハやモーツァルトを表情豊かに奏でるヴァイオリニストで、アンサンブルのリーダー、そしてマエストロとしても愛されているエンリコ・オノフリは、14歳にして初めてヴァイオリンを手にし、直ぐにN.アーノンクールよりコンツェントゥス・ムジクスに招聘されました。その後22歳でJ.サヴァールの楽団のコンサートマスターに抜擢されるほか、20歳より「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」のソリストを務めており、同楽団の高名なCD「ヴィヴァルディの四季」のソロは彼が若干26歳の時の録音です。

エンリコ・オノフリ

その後イタリアバロックを中心に、ソリストとしてのオノフリの名声はヨーロッパのみならず、全世界に知れ渡っています。
近年はベルリン古楽アカデミー等欧州各国の古楽団体や、リヨン国立歌劇場等モダン・オーケストラにも頻繁にソリスト、指揮者として客演しています。
自身のソロ活動としては「アンサンブル・イマジナリウム」を立ち上げ、2010年にロンドンで行った演奏会は英国“The Telegraph”紙の《2010年クラシック公演》にて第1位を得ました。
2019年にハイドン・フィルハーモニーの首席客演指揮者に就任し、現在はミュージック・パートナーとして、オーケストラをリードしています。
このコンビでの来日は今回が初めてとなり、大きな期待が寄せられています。

●ツアーハイライト
「世界のハイクラスを一度に聴く衝撃」(6/29東京オペラシティ、6/30刈谷市総合文化センター、7/4住友生命いずみホール)のソリストにはワルター・アウアー(ウィーン・フィル首席フルート奏者)と、ガボール・タルケヴィ(元ベルリン・フィル首席トランペット奏者)を迎え、一夜で〈世界のハイクラス〉を堪能できる夢のようなコンサートです。

ガボール・タルケヴィ

ワルター・アウアー

ほかにも、「ザ・ミラクル」(7/1紀尾井ホール)では、2017年ブラームス国際コンクールの覇者 中村太地(ヴァイオリニスト)によるベートーヴェンの名曲ヴァイオリン協奏曲をお届けいたします。

中村太地

「衝撃の運命」(7/2紀尾井ホール)では、日本でも数少ないベーゼンドルファーアーティストの称号をもつピアニスト久元祐子によるモーツァルトのピアノ協奏曲「ジュナミ」をプログラムに据えました。

久元祐子

じっくりとシンフォニーを聴きたければ「奇蹟」と「運命」(6/27浜離宮朝日ホール)で、世界が認める本物のオーケストラ・サウンドに身を委ねるのも一興ではないでしょうか。

ハイドン・フィルハーモニー2

それぞれに名曲を揃え、色彩と趣の異なった公演で「耳福」な時と、音楽による「衝撃」を体感してください!

【公演詳細】
《「奇蹟」と「運命」》
■プログラム
M. ハイドン     :交響曲第 39 番 ハ長調 P31
J. ハイドン     :交響曲第96番 ニ長調 Hob. I:96 「奇蹟」
L. v. ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67 「運命」

6/27浜離宮朝日ホール公演チラシ

【東京】6月27日(火) 浜離宮朝日ホール 19時開演
チケット価格:全席指定 S席9,000円、A席6,000円
チケット  :・チケットぴあ https://t.pia.jp [Pコード:240361]        ・イープラス https://eplus.jp
       ・朝日ホール・チケットセンター TEL 03-3267-9990
        https://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/ticket/
       ・プロ アルテ ムジケ TEL 03-3943-6677
        https://www.proarte.jp
主催    :朝日新聞社/浜離宮朝日ホール/プロ アルテ ムジケ
後援    :オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京、
       日墺文化協会

《世界のハイクラスを一度に聴く衝撃》
■プログラム
J. ハイドン     :トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob. VIIe:1
           (トランペット:ガボール・タルケヴィ/
           元ベルリン・フィル首席)
W. A. モーツァルト :フルート協奏曲第2番 ニ長調 K. 314(285d)
           (フルート:ワルター・アウアー/ウィーン・フィル首席)
L. v. ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67 「運命」

6/29東京オペラシティ公演チラシ

【東京】6月29日(木) 東京オペラシティコンサートホール 19時開演
チケット価格:全席指定 SS席11,000円、S席8,000円、A席6,000円 学生4,000円
       *シルバー/日本トランペット協会割:各10%オフ
チケット  :・チケットぴあ https://t.pia.jp [Pコード:236272]        ・イープラス https://eplus.jp
       ・東京オペラシティチケットセンター TEL 03-5353-9999
       ・プロ アルテ ムジケ TEL 03-3943-6677
        https://www.proarte.jp
主催    :プロ アルテ ムジケ
後援    :オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京、
       日墺文化協会、日本トランペット協会

6/30刈谷市総合文化センター公演チラシ

【愛知】6月30日(金) 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール 19時開演
チケット価格:全席指定 S席5,500円、A席4,500円、学生3,000円
チケット  :・チケットぴあ https://t.pia.jp [Pコード:240832]        ・刈谷市総合文化センター https://kariya.hall-info.jp/
       ・アイ・チケット TEL 0570-00-5310
        https://clanago.com/i-ticket
       ・プロ アルテ ムジケ TEL 03-3943-6677
        https://www.proarte.jp
主催    :プロ アルテ ムジケ
共催    :刈谷市・刈谷市教育委員会/
       刈谷市総合文化センター(KCSN共同事業体)
後援    :オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京、
       日墺文化協会

7/4住友生命いずみホール公演チラシ

【大阪】7月4日(火) 住友生命いずみホール 14時開演
チケット価格:全席指定 一般6,500円
       住友生命いずみホールフレンズ会員 5,850円
チケット  :住友生命いずみホールチケットセンター TEL 06-6944-1188
主催    :プロ アルテ ムジケ/
       住友生命いずみホール(一般財団法人住友生命福祉文化財団)
後援    :オーストリア政府観光局

《ザ・ミラクル》
■プログラム
L. v. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
           (ヴァイオリン:中村太地)
J. ハイドン     :交響曲第96番 ニ長調 Hob. I:96 「奇蹟」

7/1紀尾井ホール公演チラシ

【東京】7月1日(土) 紀尾井ホール 14時開演
チケット価格:全席指定 SS席11,000円 S席8,000円 A席6,000円 学生4,000円
チケット  :チケットぴあ https://t.pia.jp [Pコード:239702]        イープラス https://eplus.jp
       プロ アルテ ムジケ TEL 03-3943-6677
       https://www.proarte.jp
主催    :プロ アルテ ムジケ
後援    :オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京、
       日墺文化協会

《衝撃の運命》
■プログラム
M. ハイドン     :交響曲第 39 番 ハ長調 P31
W. A. モーツァルト :ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K. 271「ジュナミ」
           (ピアノ:久元祐子/
           当日使用楽器:ベーゼンドルファー 280VC)
L. v. ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67 「運命」

7/2紀尾井ホール公演チラシ

【東京】7月2日(日) 紀尾井ホール 14時開演
チケット価格:全席指定 SS席11,000円 S席8,000円 A席6,000円 学生4,000円
チケット  :チケットぴあ https://t.pia.jp [Pコード:238705]        イープラス https://eplus.jp
       プロ アルテ ムジケ TEL 03-3943-6677
       https://www.proarte.jp
主催    :プロ アルテ ムジケ
特別協賛  :ベーゼンドルファー・ジャパン
後援    :オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム東京、
       日墺文化協会

《主催・招聘元・お問い合わせ》
株式会社プロ アルテ ムジケ
電話     : 03-3943-6677
FAX      : 03-3943-6659
メールアドレス: info@proarte.jp

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