世紀の大工事から60年!今年、黒部ダムは竣工60周年  くろよん建設の拠点、長野県大町市では記念イベントが目白押し!

大町市プロモーション委員会のプレスリリース

富山県と長野県の県境に位置する黒部ダム。国内外から多くの観光客が訪れる観光スポットとして人気です。迫力満点の観光放水や、遊覧船でのクルーズで景色が楽しめます。
いまもなお、日本最大級の規模を誇る黒部ダムの歴史は多くの人に受け継がれ、関西電力「黒(くろ)部川第四(よん)発電所」を略した「くろよん」の名で親しまれています。そして2023年度黒部ダム(くろよん)は竣工60周年を迎えました。
くろよん建設の拠点となった長野県大町市では「くろよん60」と題して、シーズン中様々なイベントを実施します。長野県大町市観光公式サイト「信濃大町なび」にはくろよん60特設サイトを開設して最新のイベント情報など掲載しています。黒部ダムには長野県大町市側からが近くて便利。この機会にぜひ長野県大町市から黒部ダム・立山黒部アルペンルートへお越しください。

くろよん60特設サイト
https://kanko-omachi.gr.jp/kuroyon60th/

くろよん60特設サイト

■くろよん建設の拠点・長野県大町市
長野県大町市は、人口2万6,000人余り。県の北西部に位置し、北アルプスの麓にあります。世界的な山岳観光ルートである「立山黒部アルペンルート」の長野県側の玄関口であり、コロナ禍前は年間およそ100万人もの観光客の皆様に黒部ダムなどの絶景を体感いただいております。

昭和31年「世紀の大工事」といわれたくろよん建設は、関西電力により計画され、富山県と長野県の県境にそびえたつ北アルプスの向こう側に流れる黒部川に、高さ186mの巨大なダムを建設するというものでした。この大工事で、最も重要であったのが、長野県側から資材を運機するための大町トンネル(関電トンネル)の建設でした。

昭和31年8月からはじまった掘削工事は、昭和32年5月、破砕帯にぶつかり、掘削不可能となってしまいました。苦闘の末7ヶ月を要し、ついに破砕帯を突破したのです。大町トンネル(関電トンネル)開通後は、北大町駅付近から扇沢を経て大量の資材が運ばれ、実に7年の歳月と当時の金額にして513億円の工費、延べ1,000万人もの人手により昭和38年くろよんは完成しました。黒部ダムは、関西の電力不足を救い、日本の経済成長を助けました。「くろよん建設」のまさに前線基地となったのが、長野県大町市なのです。

黒部ダム公式サイト
https://www.kurobe-dam.com/

建設当時の黒部ダム

現在の黒部ダム

■豊川「黒部の太陽」の会所蔵 秘蔵お宝企画展 開催
映画「黒部の太陽」のロケ地となった愛知県豊川市。ロケがあったのは、1967年9月から約3カ月間。実際の工事に加わった熊谷組の豊川市穂ノ原にある豊川工場(現テクノス)で行われ、映画の主要部分となるトンネル掘削工事のシーンなどが撮影されました。当時エキストラで参加されていた市民の方等で設立した、豊川「黒部の太陽」の会の皆様が所蔵する貴重な品々を展示します。

<開催期間・会場>
(1) 6月1日(木)~7月17日(月・祝) 黒部ダムレストハウス3階
  7:30~17:00 観覧無料(開催期間内無休)
(2) 8月1日(火)~8月27日(日) 塩の道ちょうじや
  9:00~16:00 *有料施設 館内の展示物と合わせて企画展をお楽しみください。
  水曜休館 http://www.alps.or.jp/choujiya/

<展示について>
・三船敏郎氏着用「革ジャンパー」
・石原裕次郎氏着用「ヘルメット」(所蔵:石原音楽出版社)
 *黒部ダムレストハウスのみ展示
・石原裕次郎氏使用「笛」
・台本(準備稿)  他

秘蔵お宝企画展

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昭和レトロな大町名店街

くろよん60 LINEオープンチャット

長野県大町市 観光公式サイト「信濃大町なび」
https://kanko-omachi.gr.jp/

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