一般財団法人家電製品協会のプレスリリース
一般財団法人家電製品協会(所在地:東京都千代田区、理事長:沖津 雅浩)は、東京・科学技術館内に、未来の循環型社会を担う子供たちに「家電リサイクル」の取り組みを楽しみながら学んでいただける国内2か所目・東日本エリア初※1の家電リサイクル専用常設展示ブース「家電リサイクル ベース」を、6月5日(月)「環境の日」にオープンいたします。
この展示ブースは、子供たちにも日頃から馴染みがある家電製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)が、いったいどのような構造で、どのようにリサイクルされているのかを、実物商品やプロジェクションマッピング映像を活用し、ゲーム感覚で、楽しく学んでいただけます。
2001年に「家電リサイクル制度」が施行され、既に22年が経過し、リサイクル率は増加傾向にあります。
しかし、家電の買い替えサイクルは比較的長期であるため、制度の認識と定着を図るためには、継続的に訴求していく必要があると考えています。
これまでも、リサイクルプラントなどで、家電リサイクルに関する展示などを行っていましたが、さらなる認知拡大を図るために、2022年8月に大阪・南港ATC内にて、リサイクルプラント以外の一般施設として初めて専用常設展示ブースをオープンしました。
そして今回、国内2か所目、東日本エリア初※1となる、家電リサイクル専用常設展示ブースを、東京・科学技術館4階にオープンすることになりました。科学技術館は、子供たちが環境について学んでいただきやすく、来場しやすい場所で、日本の優れたリサイクル技術を幅広く発信できる発信基地としても期待しています。
※1:2023年5月現在家電製品協会調べ。リサイクルプラントや、自治体リサクルセンター以外で、家電リサイクル専用(対象4品目)の常設展示を行っている一般施設として2022年8月の大阪(同協会)に続き2か所目で、東日本エリアでは初めて。
<ブース展開目的>
未来の循環型社会を担う子供たちに「家電リサイクル」の取組を学べる展示ブースとして開設します。
■家電リサイクル対象4品目を覚えてもらう
対象4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)の、実物商品を
断面カットした見本展示により、構造を分かりやすく紹介。リサイクルで回収できる有用資源が、
その内部に多く含まれていることを知ってもらう。
■家電リサイクルのリサイクルプラントの取組について学んでもらう
家電リサイクルの必要性や、材料を回収するための選別技術を、プロジェクションマッピングによる
楽しいクイズ映像ショーで展開。対象4品目がどのようにして、再資源化されているのかを紹介。
【常設展示ブース「家電リサイクル ベース」イメージ】
➀実物カットモデル展示
冷蔵庫・洗濯機・エアコン室内外機・テレビの実物カットモデルを展示し、リサイクル
で回収できる有用資源が、その内部に多く含まれていることを示します。
➁リサイクル、リビングショー
家電リサイクルの必要性や、材料を回収するための選別技術を、プロジェクションマッピング映像
による楽しいクイズ映像ショーで、展開します。
➂磁力選別体験メカ
材料選別技術のひとつとして、鉄を他の金属から選別する「磁力選別」の原理としくみを、
体験型の実験装置で学んでもらいます。
④回収材料実物展示
家電を粉砕して選別し回収された鉄・銅・アルミ・プラスチックなどの材料を、手に取って
観察できる、実物カプセルで展示します。
【施設概要】
■科学技術館
102-0091
東京都千代田区北の丸公園2番1号
【東京メトロ東西線】
「竹橋」駅下車(1b出口) 徒歩約550m
「九段下」駅下車(2番出口) 徒歩約800m
【東京メトロ半蔵門線】
「九段下」駅下車(2番出口) 徒歩約800m
【都営地下鉄新宿線】
「九段下」駅下車(2番出口) 徒歩約800m
開館 9時30分
閉館 16時50分
※入館は、16時00分までにお願いします。
※入館料などは、HPをご確認ください。