ジョルダンのプレスリリース
ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 俊和、以下:ジョルダン)は、昨年から複数エリアで実証を行った乗換案内アプリの着地型情報提供インターフェース「スマートシティモード」を、アプリのご当地着せ替えと併せて全国の市区町村に向け拡大します。対応を希望される全国の自治体・DMOに「スマートシティモード」を広げることで、日本各地の観光スポット情報やイベント情報を網羅し、観光や旅行に伴う新たな移動の利便性向上を目指します。
「スマートシティモード」導入の先行受付は5月30日から開始し、お問い合わせをいただいた地域から順に協議を開始致します。観光DX・MaaSを推進したい地域の皆さまからのお問い合わせをお待ちしております。詳細は、特設サイトをご覧いただき、問い合わせフォームまたはメールにてお気軽にお問い合わせください。
●ジョルダン乗換案内「スマートシティモード」とは
「スマートシティモード」は、乗換案内アプリ内に開発した、地域専用の共通インターフェースです。観光DX・MaaSに取り組む自治体やDMOが主体となり、地域の観光スポットやイベント情報、交通手段などのあらゆる地域情報を集約し、観光周遊の促進に役立てるサービスです。さらに、地域ごとのニーズに応じて公共交通のデジタルチケットや駐車場の満空情報などの追加や、ユーザーの動態データを取得することができます。
ユーザーにとっては、日常使いの乗換案内アプリを通じて発信される地域の情報を元に、これまで出合えなかった新しい旅の楽しみを発見し、充実した旅のヒントを得ることに役立ちます。
ジョルダン乗換案内アプリのユーザーは大半が大都市圏の生活者であり、主に駅から駅までの移動を中心に利用されています。今後、「スマートシティモード」を通じて観光に役立つ地域情報を提供することで、都市圏内の移動だけでなく、マルチモーダルに対応したジョルダンの経路検索を通じて、観光、旅行、域内移動の利便性向上を図り、都市部からの誘客に力を入れる全国各地の観光促進に貢献していきます。
●「スマートシティモード」でいち早く観光DX・MaaSを実現
開発済みの地域専用の共通インターフェースを活用するため、ゼロからアプリを開発する手間やコスト、更には経路検索に必要な各種ライセンス費を個別に負担する必要もありません。
「スマートシティモード」に集約された地域情報は、ジョルダングループが保有するMaaSプラットフォーム(J MaaS)を介して、乗換案内アプリのほか、webサイトやデジタルサイネージなど、複数のインターフェースにアウトプットすることができます。また、他社サービスとの連携や多言語対応も可能です。
●地域のDX化全般&DX人材育成プログラムも提供(地域DX化支援事業)
また、「スマートシティモード」に加えて、地域に必要なDX化全般のソリューションを提供することが可能です。昨今、都市機能の地方分散が加速する中、今後、地方都市に必要となるものは、実装されたデジタルアセットや都市機能を「支えつづけるデジタル人材」であり、若者の都市部への流出を抑止し、更には都市部より多くのデジタル人材の移住を刺激するためにも、人材DXとしての育成プログラム促進は、大変重要な要素となります。このような活動を通じて、地域内の新たな雇用創出を目指し、提携先企業や地域の皆様と協力の上、更なる地域課題の解決に貢献していきます。