赤字鉄道を地元ワインで救え! しなの鉄道 小諸駅ナカに信州ワインバーが 6月15日グランドオープン

株式会社テムズのプレスリリース

~地ワイン・地酒・地のツマミがエキューブこもろに集結~

株式会社テムズ(東京都文京区、代表取締役:鷹野 義昭)は、しなの鉄道・JR小諸駅構内にて、カジュアルバー「E’cuve(エキューブ) こもろ」を2023年6月15日(木)にグランドオープンいたします。地域の玄関口である駅にて、国内外から人気を集める千曲川ワインバレーを中心とした信州ワインや“地元の味”を提供することで、観光誘客によるローカル鉄道および地域の活性化を図ります。

しなの鉄道小諸駅ナカで、人気の地ワインが楽しめる

■世界が認める希少な信州ワインが「小諸駅ナカ」で手軽に
長野県のなかでも数多くのワイナリーがひしめくのが、東信から北信地域にかけて千曲川沿いに広がる「千曲川ワインバレー」です。その東信地域に属する小諸市内には、先駆けとなった50年の歴史を誇るマンズワインなど、6つのワイナリーが存在します。2023年春には、小諸市で生産されたワインが国際的コンクールで日本初(*)の部門最高賞に選ばれるなど、上質なワインの産地として国内外から注目を集めています。そんな大人気で入手困難なものもある地元ワインが、今回の開店で小諸駅の中で手軽に味わえることになります。
(*)当社調べ

■鉄道とワインのマリアージュ、軽井沢駅から電車で23分
6月15日にしなの鉄道小諸駅構内にグランドオープンするカジュアルバー「E’cuve(エキューブ) こもろ」では、小諸市内で現在生産されている全てのワイナリーをはじめ、複数の近隣ワイナリーのワインを提供します。入手困難になるほどの人気を誇る千曲川ワインバレーのワインを、一度に複数まとめて味わうことができます。
近隣の人気リゾートである軽井沢からも直通電車で約20分とアクセス抜群。「車だから飲めない」「点在する複数のワイナリーを巡る時間がない」といった旅の悩みを解消し、気軽に地ワインを楽しんでいただけるバーです。北陸新幹線で軽井沢駅を利用する方が、手軽に足を伸ばせる距離といえましょう。さらには、手軽な鉄道利用によって飲酒運転撲滅につながる効果も期待されます。

カウンターとテーブルで

■駅からはじまる地域の活性化!小諸駅構内では出店が続々と
1997年長野新幹線(現北陸新幹線)が開通するまで、信越本線の特急列車が全て停車する基幹駅だった小諸駅。東京方面への玄関口が10kmほど離れた佐久平駅に移ったことで、駅前をはじめとした街全体が大きく活気を失っていくことになります。さらには、新幹線開業とともに第三セクター化された「しなの鉄道」にコロナ禍が襲いかかります。特に軽井沢⇔小諸の乗客減少は著しく、ダイヤ減便を余儀なくする事態となっています。
そんななか近年、小諸駅周辺の賑わいを取り戻そうという思いで、小諸駅構内に飲食店が相次いで開業しています。カフェ「小諸駅のまど」やそば店「清野商店」、そして今回開業する「E’cuve(エキューブ) こもろ」です。地方の駅構内に3店も飲食店が出店したことで、駅が地域の交流の場として機能しています。地域を活性化させるためにはまずは駅から賑やかな場所にすること。そして、その流れが街全体に流れ込むことを期待しています。街の活性化や駅に目的性を持たせることで、地元の足であるローカル鉄道の存続につながると考えています。

小諸駅舎は築70年の歴史

■小諸駅の「ナカ」から「ソト」から、鉄道を間近に感じられる“つくり”
カジュアルバー「E’cuve(エキューブ) こもろ」は、70年の歴史を持つ小諸駅の構造を活かし、天井の高い開放的な店内となっています。それもそのはず、ここは元々、国鉄時代の小諸駅の改札出口。往時の賑わいを感じられる店舗デザインです。
店は、駅のホーム側、ロータリー側の双方からの出入り口がある珍しいつくりとなっています。駅利用者の方も利用以外の方も気軽に来店できるような構造で、中央には通り抜け防止のカウンターが設置されています。また、20席ほどの店内からは、駅に停車する電車を間近に眺めることができ、旅情を感じながら飲食できます。ワインをかたむけていると、驚くほどの近さに停まる「しなの鉄道」の多彩な車両たちに、鉄道ファンならずとも感動することうけあいです。

地元YAMABUKIも魅力

■「まちの玄関口に賑わいを」小諸市出身のオーナーが語る情熱
カジュアルバー「E’cuve(エキューブ) こもろ」のオーナーを務めるのは、小諸市出身で、大手企業や地方自治体等のCM戦略コンサルタントとして30年以上にわたり活躍する鷹野 義昭(たかの よしあき)氏です。2016年からは小諸市の地域振興アドバイザーに就任し、小諸市PR動画の制作などにも携わってきました。今回の店舗に、どのような想いを託しているのでしょうか。
『実は、高校と大学の5年間ほど、国鉄の臨時雇用職員として小諸駅の駅員をしていました。東京方面への特急利用、通勤・通学客はもちろん、行楽シーズンなどにあふれんばかりの乗客を見届けてきました。ところが、近年、小諸駅と各所を繋ぐローカル線・しなの鉄道やJR小海線の乗客が減少し、赤字が続いている。小諸市の地域振興をお手伝いするなかで、昔と比べて小諸駅の賑わいが減っていることがずっと気になっていました。駅って、『まちの玄関口』だと思うんです。明るく、賑わっていてほしい。近年、千曲川ワインバレーやデリカテッセンヤマブキなど、小諸が誇る地元の味への注目が高まっています。そうした「味覚の地域資源」と「鉄道」を結びつけることで、地域の活性化や鉄道の存続につながればと思っています。』

■店舗情報
カジュアルバー「E’cuve(エキューブ) こもろ」
2023年6月15日(木)グランドオープン
公式URL : http://ecuve-k.tems.ne.jp/
所在地 : 〒384-0025 長野県小諸市相生町1-1-1 小諸駅構内
電話  : 050-3706-0115
営業時間: 平日 15:00~22:00(L.O.21:30)
      土日祝 12:00~22:00(L.O.21:30)
定休日 : 水曜日

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