東急ホテルズのプレスリリース
原料となる白化した養殖サンゴとペレット
■アサヒユウアス「海のマイボトル」について
「海のマイボトル」は、アサヒユウアスが、広告事業を営む株式会社ハヤシコーポレーションと協業して開発されました。沖縄県宮古島市伊良部島周辺の白化し、死滅した養殖サンゴを原材料としており、サンゴ礁の生物多性維持や海洋プラスチック問題の解決に繋がる製品となっています。
サンゴは近年、地球温暖化による海水温度の上昇などの影響で白化し、死滅する問題が深刻化しています。死滅したサンゴは元に戻ることがなく、生物多様性を維持する機能は失われます。自生している天然のサンゴの採捕は法令で禁止されていますが、養殖サンゴについては認められており、また、養殖サンゴは次のサンゴを養殖するために死滅したサンゴを速やかに取り除く必要があります。
宮古島東急ホテル&リゾーツでは、「海のマイボトル」を1階ロビーのレジャーカウンターにて販売いたします。ボトルの側面にホテルのロゴが入ったオリジナルデザインです。海などでのレジャーの際のお持ち歩きや、お土産としてもご活用いただけます。ホテルではこれまで、「美ら海(ちゅらうみ)」を守るための取り組みとして、定期的にビーチ清掃を行ってきました。ホテル目の前の与那覇前浜ビーチは普段、砂浜にはほとんどゴミはありませんが、草が生えている場所には流れ着いた漁具や発泡スチロールが隠れていることがあり、プラスチックをはじめとするゴミの回収にホテルスタッフが一丸となって取り組んでいます。
当社は2019年に“地球にやさしいホテル・まちにやさしいホテル・ひとにやさしいホテル”という「サステナブル方針」(※1)を掲げました。持続可能な社会の実現に向けて、植物由来のエコ素材アメニティの導入や、お客様がご宿泊時に対象となるアメニティをご使用にならなかった場合に備え付けの「グリーンコイン」をフロントにお持ちいただくことで、コインの枚数に応じた金額を環境保全活動の基金とする「グリーンコイン制度」など、様々な取り組みを行っています。また、2021年に東急REIホテルにて客室設置のペットボトルウォーターを廃止し客室フロアにウォーターサーバーの設置をした際には、ウォーターサーバーから客室へ水を運ぶためのカップとして、アサヒユウアスのアップサイクル製品「森のタンブラー」を導入しました。
東急ホテルズ&リゾーツは、今後もホテル事業を通じて持続可能な社会の実現を目指してまいります。
※1 東急ホテルズ「サステナブル方針」についてはこちらをご参照ください。
https://www.tokyuhotels.co.jp/company/sustainable/
- 宮古島東急ホテル&リゾーツ 「海のマイボトル」販売 概要
販売開始:2023年6月15日(木)
販売場所:宮古島東急ホテル&リゾーツ1階 ロビー レジャーカウンター
金額:3,500円(消費税込み)
お客様のお問合せ先:宮古島東急ホテル&リゾーツ 0980-76-2109(代表)
宮古島東急ホテル&リゾーツ
- 会社概要
会社名:東急ホテルズ&リゾーツ株式会社
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-10-7 五島育英会ビル3階
代表者:代表取締役社長 村井 淳
東急ブランドホテル、DISTINCTIVE SELECTION、会員制滞在型リゾートの運営(国内63店舗)
※他、パートナーホテル(国内3店舗、海外3店舗)
公式Webサイト:https://www.tokyuhotels.co.jp
会社名:アサヒユウアス株式会社
所在地:東京都墨田区吾妻橋1-23-1
代表者:代表取締役社長 高森志文
アサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する新会社として、2022年1月に設立。リユースできるエコカップ「森のタンブラー」やリキャップできる「森のマイボトル」などの飲料容器の開発を通して、環境負荷低減に取り組む。
公式Webサイト:https://www.asahi-youus.com/