第1回「JATA SDGsアワード」にてクラブツーリズムが優秀賞を受賞!

KNT-CT HDのプレスリリース

KNT-CTホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区 社長:米田 昭正、以下、KNT-CT)は、「第1回 JATA SDGsアワード」において、グループ会社のクラブツーリズム株式会社が「地球環境部門 優秀賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。
また、同じくグループ会社の株式会社近畿日本ツーリストブループラネットが「経済・産業部門」にて、クラブツーリズム株式会社が「地球環境部門」にて、KNT-CTが「社会・人権部門」にて、奨励賞を受賞いたしました。

受賞発表記者会見の様子(クラブツーリズム株式会社担当者/6月15日 全日通霞が関ビル)

 「JATA SDGsアワード」は、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)が主催し、旅行業界における「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向けた取組みの推進を目的とし、業界全体の主体的な取組みの後押しや、イノベーションの創出が促進されることを期待して実施される表彰制度で、今回が第1回目の開催となります。表彰部門としては、①社会・人権部門 ②経済・産業部門 ③地球環境部門 ④共創部門から構成され、優れた作品に対して、大賞(全体で1件)・優秀賞(部門毎で1件)・特別賞(部門毎で1件)・奨励賞(制限なし) の表彰が行われます。当社グループの受賞に関する詳細は、下記の通りです。

※JATAは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

■地球環境部門 優秀賞

受賞会社:クラブツーリズム株式会社・株式会社ヤマップ(※共同受賞)

テーマ:「YAMA LIFE CAMPUS」を通じた登山道整備プロジェクト

URL:https://www.club-t.com/sp/theme/sports/aruku/yamap/

✔評価ポイント

 SDGsグローバル指標「15.1 山地保全」、「8.9 持続可能な観光」を両立させる創造力の高い企画であり、催行している点が評価されました。継続して取り組むことで、数年後、修復した登山道に再び芽吹いた植物を見ることができる時こそ真のゴールとなる継続型の取組みです。

✔取組内容

 2021年よりクラブツーリズム株式会社が株式会社ヤマップと共同で、山をフィールドに同じ目的を持った仲間とつながるコミュニティ「YAMA LIFE CAMPUS」内に「登山道整備編」として企画を立ち上げました。プログラムの参加者が「普段自分たちが楽しむ登山道」の現状や課題、またそこで保全維持を行う方のリアルな現状を知り、学び、そして実際に自分たちもアクションをしてみるという、一気通貫でオンライン×オフライン全8回のプログラムとして毎年7月~9月にかけて企画・実施しているコミュニティ型商品です。

 例えば、普段ツアーで歩行している大雪山の「登山道荒廃問題」は深刻な状況で、いたるところの道が崩れ歩きにくくなり、土が流され、植物が減っています。今回の取組みでは、侵食を止め、生態系を復元させる考え方の「近自然工法」を参加者が学び、登山道整備を実践することを目的としています。

 また、多くのステークホルダーである協力者が協力してできた企画であると同時に、単なる「ボランティア」活動にとどまらず、ツアープログラムとしてマネタイズを行い旅行会社としての「持続性」もしっかりと意識した取組みです。参加者の声としても、学びや気づきだけではなく、「ものづくり」に近い感覚で楽しんでいただけたことや、自身が修繕した山に愛着をもち、また繰り返し訪問を期待することが生み出せたことも大きな収穫です。

■経済・産業部門 奨励賞

受賞会社:株式会社近畿日本ツーリストブループラネット

テーマ:持続可能な社会や未来のために環境に配慮したエシカル・ツーリズム

「定量カーボン・オフセットプラン」

✔取組内容・評価ポイント

 一般的に1人が日常生活によって排出する二酸化炭素の排出量は5kgとされており、その5kgを定量化しておひとり様1泊あたり5kgのCO2をオフセットできるのは誰にでも分かり易く包摂性があり、また森林由来のオフセットも二酸化炭素を直接吸収できる点が評価されました。

■地球環境部門 奨励賞

受賞会社:クラブツーリズム株式会社

テーマ:わたりグリーンベルトプロジェクトツアーの実施

✔取組内容・評価ポイント

 東日本大震災の津波で失われた宮城県亘理町の海岸林(防潮林)を復活させるための取組みです。震災復興から連綿とつながる観光による支援が10年以上となる点が評価されました。

■社会・人権部門 奨励賞

受賞会社:KNT-CTホールディングス株式会社

テーマ:サッカークリニック

✔取組内容・評価ポイント

 身体における障がいだけでなく、発達における障がいを持つ子どもたちへの教育参画の機会に注目した取組みです。SDGsグローバル指標4.5と4.aに該当し、障害を持つ子どもたちにもサッカーを通じたチームワークを学ぶスポーツ教育の機会を公平に提供するという視点が評価されました。

KNT-CTグループは、今後もステークホルダーの皆さまとともに、経済・社会・環境に貢献できる企業活動を行ってまいります。

【クラブツーリズム株式会社、株式会社近畿日本ツーリストブループラネットはKNT-CTホールディングスのグループ会社です。】

今、あなたにオススメ