公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団のプレスリリース
店舗外観
店内
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PORTER’S LODGE プレス・関係者向け公開 概要
日時:令和5年6月30日(金) 午後2時 ~ 4時30分
(7月1日(土)9時30分一般営業開始)
場所:横浜市中区日本大通3
(横浜開港資料館敷地内、開港広場側)
内容:上記の時間内において、PORTER’S LODGEの内部の見学および撮影が可能です。カフェカウンターでは一部ドリンクを試飲いただけます。
横浜開港資料館アクセスマップ
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PORTER’S LODGE 店舗概要
【建築について】
築年:昭和6(1931)年建造
設計:英国工務省 建築面積:34.14㎡
構造及び形式:鉄筋コンクリート造1階建、寄棟造、銅板瓦棒葺、外壁人造石洗出し目地仕上げ
昭和6(1931)年に竣工した英国総領事館の門番所として建てられた建物で、平成12(2000)年に「横浜開港資料館旧館(旧横浜英国総領事館)および旧門番所」として横浜市指定文化財となりました。
【名称について】 店舗の名称となっている「PORTER’S LODGE」は、昭和6年の竣工にあたって作成された「英国総領事館関係建築図面」に書き込まれた、建築当時の建物名称です。今回の店舗オープンにあたり、当時の手書きの図面からロゴを作成しました。
店舗ロゴマーク
【店舗のコンセプト・主な取扱商品】 「横浜開港・英国文化を伝えるセレクトショップ」 として、横浜中華街や元町商店街、山下公園通りで営業する店舗などから、横浜の歴史を伝える商品などを仕入れて販売するほか、旧英国総領事館や英国文化を伝える商品、横浜開港の歴史を伝える資料館所蔵資料を活かしたオリジナル商品を開発販売し、ペリーが上陸した開港の地横浜の原点から、ミュージアムショップ(買う)、カフェ(味わう)の機能を通じ、YMC地区(山下公園・横浜中華街・元町商店街)へのコンシェル(導く)を実現します。
【運営業務委託先】 株式会社AQUA〔横浜市西区みなとみらい 代表取締役 大塚和夫〕
【営業日時】 火曜日~日曜日 9:30~17:00(月祝は営業、翌日定休)
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横浜開港資料館 施設概要
近代建築としても人気の高い旧館(旧英国総領事館)と中庭に植わる横浜開港のシンボル玉楠の木
【名称】 横浜開港資料館
【所在】 横浜市中区日本大通3
【概要】 横浜開港資料館は、横浜開港百年を記念して実施された「横浜市史」編纂事業の資料を基礎に、昭和56(1981)年6月2日の開港記念日に開館しました。この地は安政元年(1854)の日米和親条約締結の地であり、また、旧館は旧イギリス総領事館(横浜市指定文化財)です。19世紀半ばの開港期から関東大震災に至る時期を中心とした資料を収集・保管、整理し、調査研究を行い、その成果を常設展や企画展で紹介するとともに、閲覧室で公開しています。横浜開港資料館は資料を通じて横浜の歩みを次の世代に伝える「近代横浜の記憶装置」としての役割を果たしている施設です。
【所蔵資料】 幕末から昭和初期までの、横浜に関する歴史資料約27万点を収蔵し、近代横浜の政治・経済・文化など幅広い分野の資料、古文書・海外資料・新聞・雑誌・図書・写真など様々取り揃えています。
【管理運営】 公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団
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文化庁認定「横浜開港資料館における文化観光拠点計画」について
横浜開港資料館では、「横浜開港資料館における文化観光拠点計画」に基づく事業を展開しています。この計画は、文化の振興を、観光の振興と地域の活性化につなげ、これによる経済効果が文化の振興に再投資される好循環を創出することを目的として、令和2年に施行されたいわゆる「文化観光推進法」※に基づき、文化観光拠点施設を中心に、文化についての理解を深める機会の拡大と国内外からの観光客の来訪を促進させ、文化・観光の振興、地域の活性化の好循環を全国各地で創出するため、文化庁が認定している計画です。
横浜開港資料館は「横浜開港」の歴史を中心に文化振興を観光と地域活性化に結び付ける拠点となることを、共同申請者である山下公園通り・元町・横浜中華街の各団体とともに目指しています。
※「文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律」
※文化観光推進法に基づき認定した拠点計画及び地域計画
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/bunkakanko/92441401.html