妖怪アートで島の安全な夏に貢献したい!妖怪美術館が水難事故防止の啓発キャンペーンを実施。

小豆島ヘルシーランド株式会社のプレスリリース

⾹川県・⼩⾖島の「迷路のまち」(⼟庄本町)の妖怪美術館(小豆島ヘルシーランド株式会社)は、事故のない夏のレジャーシーズンを願い、啓発ポスターを制作。この「水難事故防止キャンペーンポスター」を2023年7月2日(日)の海開きにあわせて土庄町・小豆島町をはじめ、警察や消防など関係各署に寄贈することになりました。安全を啓発するのは、小豆島に伝わる水辺の妖怪「カボソ」と小豆島の人気キャラクター「オリーブしまちゃん」。海開きの神事が行われるオリーブビーチに隣接するギャラリーでは、妖怪民話を紹介しながら水辺の安全を啓発するアートの特別展を開催します。

コロナ禍後はじめての本格的な夏の行楽シーズン到来。水難事故の増加が懸念されており、安心安全な島の観光が課題。小豆海上保安署、小豆警察署、小豆地区消防本部が管轄する小豆島では、コロナ禍が明けた初めての夏の行楽シーズン到来で、海水浴客などが増えることから、水難事故が増加することが懸念されています。また、事故増加は小豆島の観光のイメージダウンにもつながることから、観光産業全体においても、水難事故防止の警戒と啓発の強化が重要な課題となっています。

妖怪美術館ではこうした状況を踏まえて水難事故防止の啓発に寄与すべく今回の企画を立ち上げました。上記の関係当局や町役場、教育委員会をはじめ、海水浴場組合のご協力やご後援をいただき、島の安全を守るキャンペーンが実現しました。

【キャンペーン概要】

妖怪カボソとオリーブしまちゃんの「水難事故防止キャンペーン」

【啓発アートの特別展】

期間|2023年7月2日(日)~7月14日(金)
会場|オリーブナビ小豆島  オリーブギャラリー
料金|入場無料
主催|妖怪美術館
協力|株式会社パオ・フィール
後援|土庄町、小豆島町、土庄町教育委員会、小豆島町教育委員会、小豆海上保安署、小豆警察署、小豆地区消防本部、小豆島観光協会

【海開き】神事

日時|7月2日(日)10:00~
会場|オリーブビーチ
主催|小豆島町オリーブ海水浴場組合
参列|小豆島町町長、小豆海上保安署、小豆警察署、小豆地区消防本部、小豆島観光協会、妖怪美術館(予定)

【啓発ポスター寄贈式】

日時|7月2日(日)10:30~予定
会場|オリーブナビ小豆島 オリーブギャラリー
主催|妖怪美術館

※海開き神事会場と、ポスター寄贈式会場は隣接しています。

海開きの神事が行われるオリーブビーチ海開きの神事が行われるオリーブビーチ

  • 島特有の妖怪の“チカラを借りた”啓発キャンペーン

妖怪が警告する!ポスターを全島に配布・掲示
昔から「あの川には河童がいるから近づいてはいけないよ」などと、子どもに危険な場所を注意喚起するような民話が数多く残されています。小豆島にもカワウソが妖怪になったと言われている「カボソ」が人をだましたり悪戯したりするという民話が伝えられています。そこで今回のポスターには、水辺に棲息する妖怪カボソが注意を呼び掛けるという小豆島ならではの発想でカボソをデザインに採用。また、小さなお子さんにも注目してもらえるよう、愛らしい島の人気キャラクターである「オリーブしまちゃん」も登場させました。このポスターは土庄町・小豆島町を通じて島内の学校・保育園・公民館・運動施設などに配布・掲出。ホテル・旅館・道の駅・観光センターなどにも配布・掲出を予定しています。

【カボソとは】
カワウソが妖怪になったといわれる。小豆島ではカワウソのことを「カボソ」と呼んでました。人の声まねをしたり、人に化けるといわれています。神浦地区や柳地区などの海沿いや、棚田のある中山地区など、水辺に多くの民話が残っています。

▼小豆島の妖怪カボソ(妖怪美術館note)
https://yokai-museum.note.jp/n/n08d585f1c5b0

小豆島に伝わる妖怪の話を元に柳生忠平(館長・妖怪画家)が描いたカボソ小豆島に伝わる妖怪の話を元に柳生忠平(館長・妖怪画家)が描いたカボソ

 

  • 7月2日(日)「海開き」の神事に参列後、啓発ポスターの寄贈式を実施。

オリーブギャラリーでは特別展をスタート。
7月2日(日)は小豆島の「海開き」の神事がオリーブビーチで行われます。安全を祈願する神事には妖怪美術館のマネージャーも参列。その後、オリーブビーチに隣接する「オリーブナビ小豆島」2階のオリーブギャラリーにて、神事に同席する小豆海上保安署、小豆警察署などの関係者にポスターを寄贈します。会場では「妖怪カボソとオリーブしまちゃんの水難事故防止キャンペーン特別展」がスタート。展示では、啓発のために行った「水辺の妖怪を描こうワークショップ」(6月に実施)で子どもたちが描いた妖怪の絵の展示をメインに、最近増えている海難事故の種類や、海のレジャーを楽しむときの注意ポイント、小豆島の水辺に出現するというカボソ民話の話なども紹介します。
 

展示イメージ展示イメージ

水辺の妖怪を描こうワークショップの様子。子供たちがたくさん妖怪を描いてくれました。水辺の妖怪を描こうワークショップの様子。子供たちがたくさん妖怪を描いてくれました。

小豆島の人気キャラクター、オリーブしまちゃんも参加します。小豆島の人気キャラクター、オリーブしまちゃんも参加します。

 

  • 妖怪美術館へのアクセス

大阪→神戸→小豆島(坂手港)

高速バス利用でも約3時間
関西・近畿圏からもお客様が多数来島されています。

ぜひ取材にお越しください。

①JR神戸駅から バス5分~神戸港新港からジャンボフェリー【1日4便】で180分   →小豆島(坂手港)
②JR姫路駅から バス20分~姫路港からフェリー【1日7便】で100分       →小豆島(福田港)
③JR日生駅から 徒歩2分~日生港からフェリー【1日4便】で70分         →小豆島(大部港)
④JR岡山駅から バス40分~新岡山港からフェリー【1日8便】で110分                →小豆島(土庄港)
⑤JR高松駅から 徒歩7分~高松港からフェリー【1日15便】 で60分                    →小豆島(土庄港)
⑥JR高松駅から 徒歩7分~高松港からフェリー【1日11便】  で60分                   →小豆島(池田港)
 

  • 妖怪美術館について

【小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAMとは】

香川県小豆島の「迷路のまち」エリアで古民家を活用したアートプロジェクトを展開。「妖怪美術館」、「小野川直樹美術館」の企画・運営を中心に、観光・イベントなどの企画、フリーペーパーの制作などを手がける。MeiPAM(メイパム)は、Mei:迷路のまち、P:パフォーマンス、A:アート、M:マルシェの略称。
HP:https://meipam.net/

【妖怪美術館とは】

香川県・小豆島の迷路のまちで900体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館。まちの中に点在する4つの古民家をスマホガイドアプリを使いながらめぐる。妖怪の起源から現代の妖怪まで「妖怪造形大賞」に応募された800体を超える作品を展示・保管しています。「妖怪を世界へ」私たちは「妖怪(=Yokai)を「もったいない」と同じような世界語にしたいと考えています。館長は小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平が勤めています。

妖怪美術館
香川県小豆郡土庄町甲398
0879-62-0221
mail@meipam.net

【小豆島ヘルシーランド株式会社とは】

瀬戸内・小豆島で、オリーブの栽培や研究、化粧品や食品の開発・製造、通信販売などを行うMeiPAM 小豆島・迷路のまちアートプロジェクトの共同運営。地域活性化事業の企画・推進・運営。
社名:小豆島ヘルシーランド株式会社

所在地:香川県小豆郡土庄町甲2721-1
代表取締役社長:柳生敏宏
設立:1985年
https://shl-olive.co.jp/

 

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