宿泊・観光産業のDXを推進するTabist。シリーズCラウンドで合計10.5億円の資金調達を実施

Tabistのプレスリリース

宿泊・観光産業のDXを推進するTabist株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:田野崎亮太、以下:「Tabist」)は、この度、既存株主であるソフトバンク株式会社に加え、新たに株式会社エヌジェイホールディングス、三菱HCキャピタルリアルティ株式会社、A.P.リアルティ株式会社、およびコアグローバルマネジメント株式会社(※敬称略、順不同)を引受先とする第三者割当増資により、合計10.5億円の資金調達を実施しました。

・資金調達の背景と展望 

Tabistのミッション「宿泊施設の個性を活かす新たな仕組みをつくる」を更に促進するため、新たに計4社と資本業務提携を締結し、シリーズCラウンドで合計10.5億円の資金調達を実施しました。今回調達した資金は、主に以下の目的に活用する予定です。

1)宿泊施設のDXを促進する商品開発

2)既存パートナーへの集客促進に向けたマーケティング

3)新規パートナー獲得に向けた営業体制の強化

4)施設運営ノウハウの拡充

日本の観光産業は、人材不足と集客不足という2つの大きな課題に直面しており、Tabistは多くの手作業が費やされている宿泊管理と価格設定に対して、生産性の向上を支援する宿泊管理システムやAIなどを活用したダイナミック・プライシングの開発・刷新に投資することで、宿泊施設の生産性向上・コスト削減に寄与します。また施設運営オペレーションにおいても、更なる効率化を目指します。昨今、ユーザーがOTA(オンライン・トラベル・エージェント)だけではなく、様々なデジタル媒体を通じて旅行体験の意思決定をしている背景を踏まえ、デジタル媒体に精通したTabistのマーケターがパートナーに協力し、多様なメディアを活用した集客支援で、集客不足の課題にアプローチします。更には、Tabist独自のアプリ・ウェブを開発し、そのプラットフォーム上でご当地の魅力を訴求できるツールを提供し、パートナーの集客や、パートナーを取り巻くご当地の価値を創生していきます。

 ・これまでの事業実績 

パートナー数は230施設から270施設へ、部屋数は6,800部屋から約9,000部屋へと増加し、順調に成長を遂げています(2022年3月および2023年3月時点)。また、稼働率は2022年3月時点では43%であったところ、2023年3月には65%に上昇しています。その他にも、地域活性化へのビジョンを共にするプロジェクトパートナーとのコラボレーションや、ご当地の文化施設を生かしたコンセプトルームの創設など、地方創生および地域活性を推進しています。

 ・新規調達先各社からのコメント(※敬称略、順不同) 

株式会社エヌジェイホールディングスからのコメント

「日本には、中小規模で運営されている個性的な宿が多くあり、インターネットの普及により、多くの宿の存在を知れるようになった反面、機会を活かしきれず、魅力を伝えきれていない宿も多くあります。日本のオペレーションに最適化されたDXの推進によって、宿が個性の強化に集中できるようになるとともに、嗜好の合った人の目に触れる機会が増えてくことで、観光における宿泊体験はもっと魅力的になり、人は旅にもっと惹き付けられるようになっていきます。Tabistによる変革が、旅先における発見や出会いを広げ、また、宿の魅力を最適に届けることを実現し、観光・宿泊産業の発展に貢献されていくものと期待しております。

弊社は、ゲーム事業を通じて様々な体験を提供しており、ゲームAIによる自動化や最適化は体験の質に大きな役割を果たしております。本出資を契機に、弊社の培ってきた技術を提供し、Tabistが切り開いていく未来の実現に協力してまいります。」

三菱HCキャピタルリアルティ株式会社からのコメント

「魅力ある観光資源を有する日本の観光宿泊産業は、有望な成長分野である一方、労働生産性の低さなどの構造的な課題も抱えています。これらの課題をテクノロジーの力で解決していこうというTabist様のビジネスモデルは、当社グループが持続的に成長するうえで優先的に取り組むべきテーマに掲げる6つのマテリアリティ(重要課題)における、『健康で豊かな生活の実現』『最新技術を駆使した事業の創出』に該当するものです。本資本業務提携は、当社グループが本年4月に創設した、『イノベーション投資ファンド』の第一号案件となります。このイノベーション投資ファンドは、オープンイノベーションを通じた新サービスの創出、新事業の開発の促進を目的としたものです。今回、同社のテクノロジーを当社の運営する物件に導入することで、宿泊施設の生産性向上・コスト削減、施設運営オペレーションの効率化などのシナジー効果を生み出し、日本の観光宿泊産業の発展に寄与できることを期待しております。」

A.P.リアルティ株式会社からのコメント

「新型コロナウイルス感染症の流行で大きく打撃を受けてきた旅館・ホテル業界ですが、水際対策の緩和や国内の行動制限解除に伴い、漸く業績回復の兆しが見えてきました。こうした中、弊社としてはホテルアセットへの新規投資を積極的に検討・拡大していく意向です。Tabist様は『宿泊施設の個性を活かす、新たな仕組みをつくる』というミッションの下、独自のテクノロジーを用いて観光・宿泊産業のDX化を推進されており、同社のテクノロジーを弊社の投資物件に導入することで宿泊施設の魅力をより一層高め、このシナジー効果の発揮により、ひいては観光・宿泊産業全般への発展に寄与できることを期待しています。」

コアグローバルマネジメント株式会社からのコメント

「ホテル業界、観光業界に於きましては、長期に渡る新型コロナウイルス感染症により大変厳しい環境でございましたが、ようやく国内需要が喚起され、更にインバウンド需要が戻ってくるなど、回復基調に入ってきております。弊社は、今後の事業発展のためにもDX化の推進は不可欠であり、Tabist様との提携はDX化の推進を効率的に行うことが出来るとともに、Tabist様と多くのシナジーを生み出すことが出来ると考えております。今回の提携のよりお客様に魅力ある宿泊施設を提供できることを期待しております。」

 ・Tabistについて 

宿泊施設のDX化を支援するTabist株式会社は、日本の宿泊施設の魅力をより一層引き出すため、日本の宿泊施設にあった宿泊管理システムや、ダイナミック・プライシングの仕組みを提供することで、宿泊・観光産業のDXを推進しています。また、Tabistブランドを通じてミレニアル世代を新たな顧客層として追加し、旅の需要喚起を目指しています。今後は、日本国内のローカライズなどに注力し、日本のニーズに沿ったブランドの構築とともに、パートナーである宿泊施設、旅するゲスト、周辺施設のコミュニティーが一体となる、新しい旅体験創りを推進していきます。

・Tabistでは、事業に参画してくださるホテル・旅館を募集しています 

集客の最大化、売上の最大化、生産性の向上、オペレーション代行など、Tabistのパートナーシップで新しいホテル・旅館経営を実現しませんか。

詳しくはこちら:https://partners.tabist.co.jp/

Tabistに加盟されたオーナー様の声も掲載しております。

・Tabistのサービスについて 

下記のページから、全国のTabist加盟宿泊施設やキャンペーン情報、旅体験などをまとめたTabist Magazineなど、ご覧いただけます。

公式サイトはこちら:https://tabist.co.jp/

アプリダウンロードはこちら:https://landings.tabist.co.jp/booking_app

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・Tabist 会社概要 

会社名:Tabist株式会社

代表者:⽥野崎 亮太

所在地:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ⽵芝 WeWork9F

事業内容:Tabistブランドの開発・管理・運営、宿泊施設のDX推進

URL:https://corp.tabist.co.jp

サービス:https://tabist.co.jp

社名変更のお知らせ:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000062759.html

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