大正製薬のプレスリリース
【研究成果】運動後の筋肉の硬さ軽減効果
本研究では、クレアチンの摂取が運動後の「筋肉の硬さ※2」を軽減することを新たに発見しました(図1)※3。筋肉の硬さは、可動域の低下や肉離れにつながることが報告されている※4ことから、クレアチンの摂取は、パフォーマンス向上や怪我のリスク低減をもたらすことが期待されます。
当社は引き続き、運動パフォーマンスや身体のコンディショニングに関してさらなる研究を進め、アスリートのみならず、運動を行う全ての方々のパフォーマンス・コンディショニングの改善や向上に寄与してまいります。
※1 参照リリース:『クレアチンによる運動後に残る疲労感・筋肉の張り・筋力低下の軽減効果』をヒト試験で確認
(https://www.taisho.co.jp/company/news/2023/20230510001297.html)
※2 超音波エラストグラフィによって評価される筋肉の伸びにくさの指標。スポーツの現場では、ストレッチ効果や治療経過の観察のために用いられる。
※3 試験概要
対象者:健常な若年男性20人
試験デザイン:二重盲検並行群間比較試験
試験食:クレアチンモノハイドレート(クレアチン)又は結晶セルロース(プラセボ)を1日3g、28日間摂取
運動負荷条件:肘関節等尺性最大屈曲筋力の50%負荷のダンベルを使用した10回5セットの伸張性収縮運動
※4 Zhu Y, Feng Y, Huang F, Li Y, Wang W, Wang X, Cao X and Zhang Z (2022), Changes in stiffness of the specific regions of knee extensor mechanism after static stretching. Front. Bioeng. Biotechnol. 10:958242. doi: 10.3389/fbioe.2022.958242