Auberge “eaufeu”(オーベルジュ オーフ)より、食を中心に発信を行う台湾メディア向けプレスツアー開催レポート&1周年特別記念企画のご案内

株式会社スーパープロジェットのプレスリリース

スーパープロジェット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:斉藤 雅人)は、里山の可能性を新しい感性で切り拓く廃校オーベルジュ「Auberge “eaufeu”(オーベルジュ オーフ)」(所在:石川県小松市観音下町ロ48、客室数:12室)にて、食を中心に発信を行う台湾メディア向けプレスツアー(7月15日より1泊2日)を開催しました。また9月には、1周年を記念し、2つのコラボレーションイベントを実施いたします。

Auberge “eaufeu”(オーベルジュ オーフ)外観

美しい里山の風景に囲まれ、日本遺産にも指定された「石の文化」が根付く観音下 (かながそ)町。Auberge “eaufeu”は、少子化に伴って閉校した「旧西尾小学校」の建物をコンバージョンし、ガストロノミーレストランと12室の客室を備える宿泊施設として2022年7月14日に開業し、今年1周年を迎えました。

大自然に育まれた名水で潤うこの土地は、農産物、ジビエ、魚介類、山菜など、四季折々の食材の宝庫です。豊富な地域資源を活用してこの地域に新たな価値を見出し、活性化を図ることを目的としてAuberge “eaufeu”は建てられました。

シェフを務めるのは、この土地に移り住み料理を通じて小松市・観音下町の自然の恵みを体現する、糸井章太。日本、フランス、アメリカのレストランを経て、日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35」で史上最年少の26歳でグランプリを獲得したのち、30歳という若さでAuberge “eaufeu”のシェフに就任しました。チームメンバーと共に地元の産地に赴き、山に入り、毎日のように食材を探求しながら過ごした1年。チームで作り出す、2年目のAuberge “eaufeu”にご期待ください。

  • 7月15日(土)- 16日(日)

    食を中心に発信を行う台湾メディア向けのプレスツアーを開催 

Auberge “eaufeu”から車で約30分の距離に位置する小松空港は今年、台北便就航15年を迎え、小松市と台湾には太く長いつながりがあります。7月15日より1泊2日で、食を中心に発信を行う台湾メディアを招待し、小松市に広がる「美酒」「美食」「伝統工芸」をテーマとしたプレスツアーを実施しました。

実施日:2023年7月15日(土)- 16日(日)

行程:1日目:農口尚彦研究所、Auberge “eaufeu”にてディナー・宿泊

2日目:GATOMIKIO/1、HO GA(ホウガ)、那谷寺、錦山窯

招待メディア:新聞社、インフルエンサーなど計5名

7月15日(土)

「農口尚彦研究所」

プレスツアーは、Auberge “eaufeu”に隣接する酒蔵「農口尚彦研究所」の見学から始まりました。「酒造りの神様」の異名をもつ農口尚彦杜氏が、技術の継承を目的に、若手蔵人を集めて2017年に誕生した酒蔵「農口尚彦研究所」。観音下町に湧き出る白山の伏流水を仕込み水として使用し、日々酒造りに励んでいます。当日は、農口氏にお越しいただき、酒造りの極意を伺いました。

「農口尚彦研究所」杜氏 農口尚彦氏

「盈科 EIKA」稗田良平 × Auberge “eaufeu” 糸井章太  コラボレーションディナー

2014年より台湾「祥雲 龍吟」の料理長として活躍し、今年11月に台北にて「盈科 EIKA」を開業予定の日本料理人 稗田良平氏を迎え、Auberge “eaufeu”シェフ 糸井章太とのコラボレーションディナーを開催。

田園風景の中、薪で炊いた小松生まれのこしひかり「蛍米(ほたるまい)」と「こんか鯖(鯖を米糖と塩で漬けこんだ、能登の伝統保存食)」からディナーがスタートしました。

観音下 (かながそ)町の田園風景

田園風景を望む屋外でディナーがスタート

薪で炊いた小松生まれのこしひかり「蛍米(ほたるまい)」と「こんか鯖(鯖を米糖と塩で漬けこんだ、能登の伝統保存食)」

その後厨房を通り、元校長室として使用されていたダイニングの個室へ。稗田氏は、台湾特有の山の幸「愛玉」を使用した現地の香りが広がるスープや、小松市の有機野菜農家「西田農園」の水茄子とオクラに、白麹と鶏出汁のソースや四川オイルでアクセントを加えた野菜料理などを用意。糸井シェフは、「農口尚彦研究所」の仕込み水と共に楽しむ、地元のドジョウや沢蟹を使用したアミューズや、小松のフルーツトマトを使用したトマトパイ、能登のイノシシを使用した料理を提供しました。

「盈科 EIKA」稗田良平 × Auberge “eaufeu” 糸井章太  コラボレーションディナー

糸井シェフによるアミューズ

稗田氏による、台湾特有の山の幸「愛玉」を使用した現地の香りが広がるスープ

糸井シェフによる、能登のイノシシを使用した一皿

7月16日(日)

GATOMIKIO/1

1908年創業の山中漆器の専門店「我戸幹男商店」。その直営店「GATOMIKIO/1」を訪問。

「GATOMIKIO/1」外観

「GATOMIKIO/1」による山中漆器

HO GA(ホウガ)

九谷焼を中心とした器を選んでランチを楽しめる古民家カフェレストラン「HO GA(ホウガ)」にて昼食。

「HO GA(ホウガ)」店内

「HO GA(ホウガ)」ランチメニュー

那谷寺

717年に白山を開いた泰澄大師により創建された、那谷寺。木崎副住職に境内を案内いただきました。

那谷寺

錦山窯

Auberge “eaufeu”のレストランでも使用している、伝統工芸「九谷焼」。石川県小松市高堂町にある、九谷焼上絵付を専業とする窯元「錦山窯」を訪問しました。「錦山窯」では、三代目の人間国宝 吉田美統氏を中心に、四代目現当主 吉田幸央氏、当主夫人るみこ氏、長男太郎氏、長女みふゆ氏の、親子3代で制作を行われています。当日は、幸央氏とるみこ氏に工房を案内いただいた後、「九谷焼のあるライフスタイルの愉しみ」を探求するギャラリースペース「嘸旦-MUTAN-」にてお話を伺いました。

錦山窯の作品

錦山窯 四代目現当主 吉田幸央氏(左)、当主夫人るみこ氏(右)

錦山窯のギャラリースペース「嘸旦-MUTAN-」

尚、Auberge “eaufeu”は、9月1日(金)〜3日(日)の間、同行程での台湾のお客様向けツアー「KOMATSU Gastronomy Tour Vol.1」を販売いたします。

  • 9月3日(日)・4日(月)、9月16日(土) 〜1泊2日

    1周年記念企画!2つのコラボレーションイベントを開催

第1弾:コラボレーションディナー

盈科 EIKA 料理長 稗田良平×Auberge “eaufeu”シェフ 糸井章太 

日本料理人 稗田良平氏を招き、糸井章太シェフとのコラボレーションディナーを開催。料理を通じて小松の自然の恵みを体現する糸井と、台湾の産地や市場に足を運び、現地の食材を知り尽くした稗田氏による特別なディナーをお楽しみください。

■日程:9月3日(日)・4日(月)

■時間:18時スタート

■価格:ペアリング付きディナーコース 45,000円(税込サ別)/お一人さま

■ご予約:以下予約サイトより受け付けております。

・ご宿泊(1泊2食付き)のご予約:https://onl.la/x613aHp

・ディナーのみのご予約:https://onl.la/BeWNUyv

【盈科 EIKA / 料理長 稗田良平】

1981年、長崎県生まれ。19歳、京都でキャリアをスタート。2009年、ミシュラン3つ星レストラン「日本料理龍吟」に入社。2013年、サンフランシスコに渡り、3つ星フレンチレストラン「Benu」「Manresa」で修行を積み帰国。2014年には、台湾に開業した「祥雲 龍吟」の料理長に抜擢される。その後5年連続でミシュラン2つ星獲得。2019年から「アジアベストレストラン50」にランクイン。「La Liste 2019」では、台湾勢で最上位を獲得。2022年11月に退職し、今年11月に「盈科 EIKA」を開業予定。

第2弾:宿泊プラン

「INSPIRE〜食と音楽とアート〜」

 Auberge “eaufeu”の館内を彩る約120点のアート作品を手がけた現代芸術家、小川貴一郎氏を迎え、「食と音楽とアート」をテーマとした宿泊パッケージ(9月16日より1泊2日限定)を提供いたします。この日のために新たに制作される小川氏の作品からインスパイアを受け、シェフ糸井が1夜限りの特別メニューをご用意いたします。

■日程:チェックイン 9月16日(土) 、 チェックアウト 9月17日(日)

■スケジュール:

9月16日(土)

14:00 – 15:00:アート鑑賞

15:00:チェックイン

17:00:アペリティフ

18:00:小川貴一郎氏によるトークショー

19:00:ディナー開始

参加特典:特別限定記念品進呈、イベント当日に限り全作品表示価格より5%割引

(館内のアート作品は、イベント当日に限らず全作品ご購入いただけます。)

■ご予約:以下予約サイトより受け付けております。

宿泊プラン(1泊2食付き)のご予約:https://onl.la/8XDQwzq

【現代芸術家  小川貴一郎】

6歳の頃、ロンドンのパンクムーブメントに強烈な影響を受け、洋服に絵を描き始めたのが芸術との出会い。22年間建築の世界に従事し、2017年に芸術家として生きていく覚悟を決め独立。2018年イタリアの高級ブランド、FENDIより世界の5人のアーティストに選出され、マイアミで世界にたった一つのPEEKABOO BAGを発表したことが話題となる。2020年、フランスへ移住。対象物に触れずに一気呵成に描きあげる様子から、その姿は「Paint on the air(空気に描く)」と表現される。作品の多くに見られる、幾重にも重なり合う円相は “GURU-GURU” と呼ばれ、見るものを不思議な世界へと引き込む。

Auberge “eaufeu” (オーベルジュ オーフ)について

 美しい里山の風景の中、日本遺産に認定されるほどの“石の文化”が根付く観音下町。そこにひっそりと佇む「旧西尾小学校」。平成30年3月に廃校となるまでの46年間、小学校として利用された建物は、地域の子供たちが減少する中、惜しまれながら廃校した後も、昔懐かしい姿を地域にとどめてきました。観音下に広がる大自然や豊かな食の魅力など貴重な地域資源を活用し、地域の活性化を図ることを目的として、「旧西尾小学校」は「オーベルジュ オーフ」として生まれ変わりました。

公式サイト:https://eaufeu.jp

公式インスタグラム:https://www.instagram.com/eaufeu_official

【Auberge “eaufeu” / シェフ 糸井章太】

1992年、京都府生まれ。調理師専門学校を卒業後、渡仏。3つ星店「オーベルジュ・ド・リル」、「メゾン・ド・ジル 芦屋」、ブルゴーニュの1つ星「レストラン・グルーズ」を経て、2017年に帰国。2018年、日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35」にて、史上最年少の26歳でグランプリ(RED EGG)を受賞。2019年、フォーブス「30 UNDER 30」Asiaアーティスト部門に選出。 2022年、アメリカ・カリフォルニア州の3つ星レストラン「マンレサ」「フレンチ・ランドリー」で研修。2022年7月、「Auberge “eaufeu” 」のシェフに就任。2023年3月には、「ゴ・エ・ミヨ 2023」にて「期待の若手シェフ賞」を受賞。

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