ふるさとチョイス、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング®で、佐賀県の難病児とその家族を大阪旅行に招待するため資金調達を開始

株式会社トラストバンクのプレスリリース

国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、本日8月14日、トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下「GCF®」)で、佐賀県の難病児とその家族を大阪旅行に招待するための資金調達プロジェクトを開始しました。
佐賀県佐賀市の公益社団法人 ON THE ROAD(代表理事:古場英樹)が企画するプロジェクトで、募集期間は2023年8月14日~11月10日、目標寄付金額は300万円です。寄付金は、佐賀県へのふるさと納税を通じて募集します。

GCF®で寄付を募る背景

公益社団法人 ON THE ROADは、2020 年 7 月 17日に佐賀県で一般社団法人として設立され、子どもたちのいじめ相談や伴走支援、子どもたちとご家族向けの様々な体験事業や地域活性のチャリティイベントに取り組んでいます。2023年4月1日に公益社団法人となったことを契機に、新たに難病児・きょうだい児(※)支援部門を立ち上げました。背景には、きょうだい児がいじめの対象になっているケースも少なくない、という実情があり、きょうだい児に対する支援も必要と判断したためです。

(※ 病気や障がいのある人のきょうだいを、ON THE ROADでは「きょうだい児」と呼んでいます)

本プロジェクトは、日頃から病児の看病等で忙しい親御さんに甘えることを控え、自身も介護の手伝いなどで時間に追われがちなきょうだい児にも子どもらしい時間を謳歌してもらうことを願い、発足しました。佐賀県と大阪府の小児科医師たちの協力を得て、佐賀県在住の難病児とご家族を大阪旅行に招待する事業を2024年度より開始することが決まり、そのための資金調達を実施します。

医療的ケア児や重い病気のお子さんとご家族にとって、遠出の旅行には不安がつきまといます。医療器具の携行や旅先での酸素の準備、移動機関での複雑な手続きに加え、旅先での体調の急変も想定されるためです。本プロジェクトでは、佐賀県と大阪府の稀少難病やがん専門の小児科医師による手厚いサポートが得られる見通しが立ったため、旅先を大阪府としました。

テーマパークや遊び場のほか、にぎやかな街並みや人情味あふれる大阪での家族旅行を通じて、難病児・きょうだい児に一生の思い出を贈りたいと思っています。多数の方々のサポートを得ながら、ご家庭の経済状況によらず無償で楽しめる旅行を提供します。2024年の春と秋に、1家族ずつ旅行招待を予定しています。2025年度からは、毎年5組のゲストを迎えることを目指しています。

寄付金の使い道

テーマパークや遊び場のほか、にぎやかな街並みや人情味あふれる大阪に、最初のゲスト2組を招待します。長年の経験を有するスタッフが、佐賀県から大阪までの移動・医療的配慮に関する各種手続き、大阪での遊びや宿泊の手配を行い、病児の体調やご家族の希望に沿ったフルオーダーの旅をお手伝いします。費用は全て無料で、ご家族の経済的・心理的ご負担を軽減します。

使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング

GCF®は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。寄付者が地域課題を知るきっかけになるとともに、より具体的な寄付金の使い道を選択することができます。プロジェクトを応援する気持ちで寄付するため、地域に継続して関心を持つことにつながります。

地域のファンを創出し、地域の関係・交流人口を増やす効果も期待されます。

GCF®は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。プロジェクト数や活用自治体数も年々増加しており、2023年7月時点で寄付総額147 億円を突破し、約2,100プロジェクトが実施されました。

※ガバメントクラウドファンディング®およびGCF®は、株式会社トラストバンクの登録商標です。

  • □■ プロジェクトの概要 ■□

    ◆ プロジェクト名:佐賀県の難病児とご家族を、夢いっぱいの大阪旅行に招待します

    ◆ 寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」(運営:株式会社トラストバンク)

    ◆ 目標金額: 300万円

    ◆ 募集期間: 2023年8月14日~2022年11月10日(89日間)

    ◆ 寄付金の使い道:

    ・ ご家族2組の旅行にかかる経費:1,500,000円(5人家族2組の想定:移動、宿泊、福祉車両、テーマパーク等利用料、食事代等)

    ・ 出張交通費 200,000円(スタッフの事前打ち合わせ旅費、外部講師の出張旅費、ご家族の旅行に同行するスタッフの交通費)

    ・ 広報宣伝費:100,000円 (募集チラシの制作・印刷、旅行時のカメラマン同行謝金) 等

    ※目標金額に達しなかった場合もプロジェクトを実施しますが、実施時期が変わる可能性があります。

    ※目標以上のご寄付を頂いた場合、本事業にかかる人件費(職員給与、協力人材への謝金、委託費)の一部に充当し、対象児童の拡大及び次年度以降の活動資金として活用いたします。

    ◆ プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/2468

    ※ 募集期間は、延長の場合がございます。

ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)とは

2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。

※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®」サイト:  https://www.furusato-tax.jp/gcf/

株式会社トラストバンクhttps://www.trustbank.co.jp/

ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国9割を超す1600自治体超(22年6月)、お礼の品数は50万点超(23年2月)の国内最大のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジとグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、再生可能エネルギーの地産地消を進めるエネルギー事業も展開。※お申し込み可能自治体数No.1(2022年6月時点自社調べ)、お礼の品掲載数No.1(2022年9月 JMRO調べ)

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