「チームラボ 金沢城 光の祭」8/30(水)チケット発売。金沢城のシンボル「五十間長屋」を花々で形作られた動物たちが歩く作品や、金沢ゆかりの武将たちが動き出す作品などを展示

チームラボのプレスリリース

アート集団チームラボは、石川県金沢市の金沢城公園で、夜の光のアート展「チームラボ 金沢城 光の祭」を、2023年9月30日(土)から開催します。チケットは8月30日(水)から、公式チケットサイト等で販売を開始します。本展は金沢城のシンボル「五十間長屋」の石垣や、東ノ丸北面石垣などを、人々の存在、そして自然のふるまいによって変化する光のアート空間に変える展覧会で、会期は、11月26日(日)まで。

公式チケットサイト:

https://exhibition.teamlabticket.com/kanazawa/#/

チームラボ《自立しつつも呼応する生命の森》© チームラボチームラボ《自立しつつも呼応する生命の森》© チームラボ

本展では、五十間長屋の石垣を花々で形作られた動物たちが歩く作品《金沢城の石垣に住まう花と共に生きる動物たち》の他、前田利家など、金沢にゆかりのある歴史上の武将らが登場する《お絵かき武将》や、金沢城の石垣を匿名で多様な肖像群が歩き続ける《Walk, Walk, Walk – 金沢城》などを展示します。

五十間長屋が、誕生と死滅を繰り返し続ける花々でできた動物たちが住まう作品空間に変わる。季節ごとの花々がゆっくり移ろいながら、咲いていく。チームラボ《金沢城の石垣に住まう花と共に生きる動物たち》© チームラボ五十間長屋が、誕生と死滅を繰り返し続ける花々でできた動物たちが住まう作品空間に変わる。季節ごとの花々がゆっくり移ろいながら、咲いていく。チームラボ《金沢城の石垣に住まう花と共に生きる動物たち》© チームラボ

紙に自由に、前田利家など金沢ゆかりの武将らを描くと、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の巨大な草原で歩き出す。武将に触ると、その人物の名言が吹き出しで現れる。チームラボ《お絵かき武将》© チームラボ紙に自由に、前田利家など金沢ゆかりの武将らを描くと、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の巨大な草原で歩き出す。武将に触ると、その人物の名言が吹き出しで現れる。チームラボ《お絵かき武将》© チームラボ

チームラボ《Walk, Walk, Walk - 金沢城》© チームラボチームラボ《Walk, Walk, Walk – 金沢城》© チームラボ

他にも、1590年代に創建された石垣に「円相」を書き続ける作品《古えの石垣の円相》や、来場者や風などにインタラクティブに反応して光るovoid(卵形体)と木々の作品《自立しつつも呼応する生命と呼応する木々》など、複数の作品を展示します。

光で描かれる書の黒は、光がないことを意味し、数百年の長い時間による風化が生んだ石垣がつくる影と区別がつかない。チームラボ《古えの石垣の円相》© チームラボ光で描かれる書の黒は、光がないことを意味し、数百年の長い時間による風化が生んだ石垣がつくる影と区別がつかない。チームラボ《古えの石垣の円相》© チームラボ

金沢城は、戦国時代(1467年 – 1590年)末から江戸時代(1603年 – 1868年)にかけて、前田家が14代に渡って居城した城です。元々は加賀一向一揆(一向宗の僧が中心となった一国規模の統治共同体)の拠点とした寺院「金沢御堂(尾山御坊)」として1546年に創建されましたが、1583年に織田信長の家臣前田利家が入城すると、キリシタン大名として知られる高山右近の指導の下、金沢城として本格的な城づくりが始まりました。1602年の落雷によって天守が焼失するなど度重なる火災を経て、明治維新以降は陸軍の司令部が置かれ、戦後は金沢大学のキャンパスとして活用されました。時代とともに宗教・政治・軍事・学術の場として変化していった金沢城が、本展では、現在と過去が交差し、今を生きる人々が参加し、人々の存在によって変化するアート空間に変わっていきます。

光のovoidは人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、立ち上がりながら光の色を変え、色特有の音色を響かせる。チームラボ《自立しつつも呼応する生命と呼応する木々》© チームラボ光のovoidは人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、立ち上がりながら光の色を変え、色特有の音色を響かせる。チームラボ《自立しつつも呼応する生命と呼応する木々》© チームラボ

チームラボは「Digitized City」というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって、建造物や場を物理的に変えることなく、場をそのままアート空間に変えるというプロジェクトです。

長い時間をもつ金沢城が作品空間となり、その作品空間は、自然の中で吹く風や雨、その場所にいる人々のふるまいの影響を受けながらインタラクティブに変容し、人々を自然とともに作品の一部、そして、長い時間の一部にしていきます。それにより、作品と人々と自然、自分と他者、現在と過去が境界なく連続していきます。

「チームラボ 金沢城 光の祭」は、第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭「いしかわ百万石文化祭2023」の県実行委員会主催事業として開催します。

第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭 -いしかわ百万石文化祭2023-
「チームラボ 金沢城 光の祭」

kanazawacastle.teamlab.art

#チームラボ金沢城光の祭 #百文祭

2023年9月30日(土) – 11月26日(日) 18:00 – 21:30 (最終入場20:45)

金沢城公園(石川県金沢市丸の内1−1)

チケット料金(日付指定券):

【月~木】一般1,600円、中高生800円、小学生500円、障がい者割引800円

【金土日祝】一般1,800円、中高生900円、小学生600円、障がい者割引900円

※未就学児童無料

※障がい者手帳をお持ちのご本人と介護者1名まで、障がい者割引でチケットを購入いただけます(また、第1種身体障がい者、第1種知的障がい者、第1級精神障がい者の介護者は1名まで無料で同伴入場いただけます)

チケット販売:8月30日(水)~

公式チケットサイト:https://exhibition.teamlabticket.com/kanazawa/#/

e+(イープラス):https://eplus.jp/teamlab_kanazawacastle/

北國新聞読者サービスセンター

石川県立音楽堂チケットボックス

※当日券のみ販売

会場チケット売場、金沢駅観光案内所、金沢中央観光案内所

主催:文化庁、厚生労働省、石川県、いしかわ百万石文化祭2023実行委員会

特別協力:北國新聞社

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